【開催レポート】子どもたちの好奇心を育む教育プログラム「CurioStep with Sony（キュリオステップ）」「恐竜のふしぎ　オンラインイベント」を開催

サイエンス・コミュニケーター恐竜くんが最新の科学に基づいた恐竜の生態について、クイズを交えながら解説

ソニーグループ株式会社（以下、ソニー）が2020年7月に開始した教育プログラム「CurioStep with Sony」は、クリエイティビティとテクノロジーを体験する機会の提供を通して子どもたちの好奇心を拡げ、創造性や問題解決力、多様性を受け入れる力の向上をサポートする教育プログラムです。3月28日(日)には、サイエンス・コミュニケーター恐竜くんが恐竜の生態について解説する「恐竜のふしぎ　オンラインイベント」を開催し、国内外から約1500組のご家族にご参加いただきました。

　CurioStep with Sonyでは、新型コロナウイルス感染症の影響で実際に集まって体験する機会を持つことが難しい今、オンラインで日本全国の子どもたちに向けて、体験や学びの機会を届けています。

■3月28日（日） 「恐竜のふしぎ オンラインイベント」 開催レポート
恐竜くんによるトークショーは、「このなかで恐竜はどれでしょう？」という子どもたちへの問いかけから始まりました。恐竜というと大昔の巨大な生き物をイメージしますが、「鳥」も恐竜なのです。
続いて、恐竜の大きさについての解説です。恐竜とアフリカゾウと比較した画像や、渋谷のスクランブル交差点と恐竜を重ねた画像を見ながら、恐竜がどれほど巨大だったのか子どもたちとともにイメージを膨らませました。
そのほか、水の中で生きていたと考えられているスピノサウルスの最新研究について、クイズを交えながら解説がありました。

恐竜くんは、視覚など、恐竜の感覚についても説明。私たちの目には真っ黒に見えるカラスも、鳥の目で見るとオスとメスで色が違うという驚きの事実や、人間には見えないものまで捉えることが出来る恐竜とソニーのイメージセンサーの意外な共通点について解説しました。また、実際の化石のクリーニングの現場でも人間の目だけではなく、カメラの目（センサー）を使用しているなど、恐竜の研究にテクノロジーが生かされることへの期待について語りました。

そのあと、子どもたちに大人気の恐竜、トリケラトプス、ティラノサウルスついて、それぞれの特徴、大きさや寿命、かむ力の違いについて、詳しい解説がありました。恐竜くんによると、ティラノサウルスが現代に生きていたら、自動車を簡単にかみ砕けるほどの顎の力だったとのこと。もし、体重が９トンもあり、凄まじいかむ力を持つティラノサウルスが私たちの目の前に現れたら、映画の世界で描かれるよりはるかに迫力があったのではないかと話しました。

最後に恐竜くんから、「恐竜をきっかけにたくさんのことに興味をもって、一生追いかけ続けられる自分の大好きなことを見つけてほしい。そして、そこから世界がどんどん広がるという素晴らしい経験を皆さんにもしてもらえたら嬉しい」と子どもたちにメッセージがおくられました。

CurioStepでは、これからも子どもたちの「ふしぎ」に思う気持ちにこたえ、「もっと知りたい！」のきっかけをお届けしてまいります。ぜひ今後のイベントやワークショップにもご注目ください。

[参加者の感想]
・知らなかったことも新たに学ぶことができ、途中からは図鑑を引っ張りだしてきて、確認しながらお話を聞いていました。
・恐竜くんの絵がすごく美しく、躍動感にあふれていた。それを綺麗な画面で見ることができてびっくりした。事前に出していた質問に実際に答えてもらえて、子供は感激していました。
・恐竜大好きな3歳娘が最後まで飽きることなく見ていました。最新の研究成果に基づくクイズなど、大人にも見応えがありました。
・クイズ形式で家族でわいわい考えながら楽しめました。

◆「CurioStep with Sony」に関しては、こちらをご覧ください。
CurioStep with Sony
ホームページ：https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/curiostep/ 
Facebook: https://m.facebook.com/curiostepwithsony 

◆ソニーグループ9社からなるDinoScience 恐竜科学博製作委員会は、2021年7月17日（土）から9月12日（日）まで、「Sony presents DinoScience 恐竜科学博 ～ララミディア大陸の恐竜物語～」を、パシフィコ横浜にて開催します。
詳細は公式サイト（https://dino-science.com/）をご覧ください。