フリアーシステムズが、法執行機関や公共安全の専門家向けサーマル暗視スコープ「Scout Pro」を発表

法執行機関や公共安全チームとの協力により設計された次世代のサーマル暗視スコープは、最前線、そして過酷な環境下で活動する専門家をサポートします。

フリアーシステムズは、法執行機関や公共安全の専門家の厳しい要求に応えるために設計された次世代のサーマル暗視スコープ、FLIR Scout Proを発表しました。信頼性の高いフリアーシステムズのサーマル暗視スコープの伝統を受け継いだScout Proは、32°の視野角で優れた状況認識能力を持ち、最大500m先の人間を検出することができます。広い適用範囲と実用的な検出範囲のバランスにより、地域を安全にパトロールしたり、行方不明者や負傷者を迅速に発見したりするために必要な重要情報を提供します。

FLIR Scout Proは、法執行機関や公共安全の専門家と協力して開発された製品で、広い視野と640×480ピクセルの熱解像度を兼ね備え、鮮明で高画質な画像を提供します。携帯型赤外線暗視スコープは、2倍、4倍、6倍、8倍ズームが可能で、拡大してより接近した画像を撮影することができます。移動するターゲットを追跡するためのオープンスペースなど、都市部と農村部の両方の環境に最適な新型暗視スコープScout Proを使えば、観察対象物や人物に対する時間や集中力を失うことなく、広大なエリアを効率的に調査することができます。

フリアーシステムズのソリューション事業開発担当ディレクターであるPeter Dekkers氏は次のように述べています。

「熱・サーマル情報は、警察官の安全確保や人命救助活動において、より大きな役割を果たしています。そのため、法執行機関や公共安全の専門家は、一刻を争うような場面で、高品質で信頼性が高く、使いやすいサーモグラフィツールを求めています。この次世代Scout Proを使えば、暗闇や視界の悪い状況でも鮮明な視界を確保できます。Scout Proは、消防関係、法執行機関、捜索救助の専門家が、目の前の作業に集中することを可能にすると同時に、総合的な意思決定への支援を向上させます」

Scout Proは、前世代のサーマル視スコープを改良し、ユーザーインターフェースを一新しました。メニューや設定が表示されないため、視界を遮らずにターゲットを捉え続けることができます。Scout Proモバイルアプリと組み合わせることで、ワイヤレスでの遠隔監視・観測が可能になり、ライブ映像のストリーミング、インスタントメディアの共有、シームレスなコンテンツ転送など、すべて1つのアプリから行うことで、チームのリアルタイムな共同作業を可能にします。

最も過酷な条件下でも動作するよう設計された、コンパクトで堅牢、防水性IP67規格のScout Proは、2メートルの高さからの落下や厳しい気象条件下での使用に耐える耐久性を備えています。6時間以上の連続使用が可能な内蔵バッテリーを搭載したScout Proは、オプションの充電ドックも利用可能です。暗視スコープは、長時間の使用時は、三脚に取り付けたり平らな場所に置いたりすることもできます。

Scout Proは通常2年間保証に加え、使用者と製品情報を登録すると合計3年間の保証が無料で提供されます。

• フリアーシステムズについて

テレダイン・テクノロジーズ傘下のフリアーシステムズは、産業用途のインテリジェント・センシング・ソリューションの世界的リーダーであり、全世界に数千人の従業員を擁しています。1978年に設立された同社は、命や暮らしを守る意思決定を専門家がより迅速かつ的確に行えるように支援する先進的なテクノロジーを創造しています。詳細についてはウェブサイト( https://www.teledyneflir.jp )をご覧いただくか、Facebook( https://www.facebook.com/FLIR )・Instagram( https://www.instagram.com/ ) をフォローしてください。