三菱地所・LIXIL・mui Labの3社がスマートホーム事業領域での提携に向けた基本合意書を締結
「HOMETACT」が新たにLIXIL「Life Assist 2」ホームデバイスと連携、mui Labが提唱する「カーム・テクノロジー」のアプローチでより使いやすいサービスに
ECHONET Lite機器に対応し、エネルギーマネジメントによる脱炭素社会にも貢献
三菱地所株式会社(以下、三菱地所)、株式会社LIXIL(以下、LIXIL)、mui Lab株式会社(以下、mui Lab)の3社は、この度、スマートホーム事業領域での提携に向けた基本合意書を締結しました。
今後、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」にLIXILが提供するIoTホームリンク「Life Assist 2」のホームデバイス(ECHONET Lite規格認証取得)が新たな連携機器として加わり、ホームデバイスがサポートする製品やECHONET Lite機器の操作・制御にHOMETACTも順次対応していきます。また、スマート分電盤等と連携したエネルギーマネジメント機能(HEMS)も新たに実装予定です。連携するIoT機器・住設機器の幅が拡がることで、一層の利用体験の向上につなげるとともに、HOMETACTアプリでのエネルギー使用量の見える化はもちろん、サービスを通して省エネルギー化の推進による脱炭素社会への貢献や生活者の光熱費負担軽減等に寄与する仕組みの提供を目指していきます。
さらに、今後のHOMETACTの追加機能開発やアプリケーションのUI設計においては、mui Labが提唱する「カーム・テクノロジー」の理念を応用した「カームUI」の設計アプローチを取り入れ、家庭のエネルギー使用量を生活者が直感的に理解・判断できるインターフェースや、節電Tips(助言・ヒント)の発信などにより、生活者の省エネ行動の習慣化促進につながる仕掛けも実装していきます。
【本件取り組みによる期待効果】
三菱地所とLIXIL、mui Labの3社は上記に加え、脱炭素社会の実現ならびにスマートホームサービスを介した付加価値提供を加速させるべく、エネルギーマネジメント領域を主とした共同研究や協業を推進し、提供サービスのアップデートに取り組んでいく方針です。
なお、3社の本取り組みについては、今年の12月5日(月)~7日(水)に東京ビッグサイトで開催される「第5回スマートハウスEXPO東京展」の三菱地所ブースにて紹介予定です。
【HOMETACTとLIXILホームデバイスの連携について】
LIXILが提供するIoTホームリンク「Life Assist 2」のホームデバイスは、ECHONET Lite規格認証およびAIF認証の登録番号を取得しており、HAN(Home Area Network)に接続された様々な機器メーカーのECHONET Lite対応製品(エアコン、照明スイッチなど)の制御が可能になっています。
今回、HOMETACTとLIXILのクラウド間連携(API連携)によりHOMETACT側でもホームデバイスを介した同様の機器制御が可能となり、HOMETACTは従来の機器メーカーとのクラウド間連携(API連携)に加え、ECHONET Lite規格を活用した機器接続にも対応したハイブリッド型のIoTプラットフォームとなります。幅広い機器メーカーとの連携の柔軟性が高まるこのIoTプラットフォームの確立により、HOMETACT導入企業の商品企画や生活者利便の向上を実現させ、新たなライフスタイル提案をサポートしてまいります。HOMETACTに連携される機器は、今後順次拡大予定です。
脱炭素社会の実現に向けて家庭部門においてもCO2排出量の大幅な削減が求められていることや、昨今の電気料金の高騰などを背景として、住宅分野における省エネルギー化の推進は大きな注目を集めています。また、グローバルなスマートホームサービスの動向に目を向けても、省エネルギー化に寄与するサステナブルなサービス設計は欠かせない要素として位置付けられており、幅広いIoT機器との連携を活かしたスマートホームならではのソリューション提案が非常に活発になってきています。
HOMETACTは今後、計測・通信機能を有したスマート分電盤等との連携を進め、ホームオートメーションにとどまらないエネルギーマネジメント機能(HEMS)を実装(Life Assist 2では実装済)し、併せて家庭内のエネルギー使用量を直感的に判断できるユーザーインターフェースや、即時節電行動に移せる情報発信等の様々な仕掛けを盛り込むことで、グローバルな傾向にも合致し、社会的なニーズにも対応できるサービスへと進化していきます。
また、エネルギーマネジメント領域を主とした三菱地所、LIXIL、mui Labの3社提携によって、脱炭素社会の実現及びスマートホームサービスを介した付加価値提供を一層加速させるように取り組んでまいります。
HOMETACTは三菱地所が総合デベロッパーとしての知見を活かし自社開発した、日本の住環境に導入しやすい新しいスマートホームサービスです。一つのスマホアプリやスマートスピーカーを使い、エアコンやテレビ、照明、カーテンといった複数メーカーの幅広いIoT機器をコントロールできます。
さらに今年10月には、IoTホームリンク「Life Assist 2」を中心に、家中のさまざまな建材や設備機器、家電との連携による、便利で快適な暮らしをご体感いただけるIoT実験住宅「みらいえらぼ」を開設し、スマートホームのさらなる普及と、社外機器の連携開発を目的に各機器メーカーと連携強化を図るなど、オープンイノベーション活動を推進する場として展開しました。
【mui Labについて】
mui Labは、デジタル情報と人との接点を穏やかにするインターフェース「カーム UI」を、ハードウェアとソフトウェアの両面から訴求し、協業企業の製品やサービスに実装することで世界に穏やかなスマートホームの体験を普及させています。
自社製品であるスマートホーム・コントローラーの「muiボード」、子供の成長に寄り添い、家族の絆を深めるスマート機能が搭載されたデジタル版の柱「柱の記憶」、それらが与える穏やかな体験を成立させる「カームUI」の技術スタックを集積した「muiスマートホーム・プラットフォーム」を通じて、世界に人とデジタルテクノロジーが調和した、穏やかな暮らしを拡げています。2022年9月には、人々の節電行動を促すDR(デマンドレスポンス)機能を備えた「mui Kurashiアプリ」を開発。節電をするとポイントが発行されるシステムを、ガス会社の住宅事業である賃貸住宅の入居者へ提供しています。これまで世界最大のテクノロジー見本市「CES イノベーションアワード」を2度受賞(2019年に「muiボード」で、2022年「muiスマートホーム・プラットフォーム」で受賞)。
今後、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」にLIXILが提供するIoTホームリンク「Life Assist 2」のホームデバイス(ECHONET Lite規格認証取得)が新たな連携機器として加わり、ホームデバイスがサポートする製品やECHONET Lite機器の操作・制御にHOMETACTも順次対応していきます。また、スマート分電盤等と連携したエネルギーマネジメント機能(HEMS)も新たに実装予定です。連携するIoT機器・住設機器の幅が拡がることで、一層の利用体験の向上につなげるとともに、HOMETACTアプリでのエネルギー使用量の見える化はもちろん、サービスを通して省エネルギー化の推進による脱炭素社会への貢献や生活者の光熱費負担軽減等に寄与する仕組みの提供を目指していきます。
さらに、今後のHOMETACTの追加機能開発やアプリケーションのUI設計においては、mui Labが提唱する「カーム・テクノロジー」の理念を応用した「カームUI」の設計アプローチを取り入れ、家庭のエネルギー使用量を生活者が直感的に理解・判断できるインターフェースや、節電Tips(助言・ヒント)の発信などにより、生活者の省エネ行動の習慣化促進につながる仕掛けも実装していきます。
【本件取り組みによる期待効果】
- HOMETACTへの機器接続方式として、従来の機器メーカーとのクラウド間連携(API連携)に加え、LIXILホームデバイス(コントローラー)を経由したECHONET Lite通信での連携にも対応。連携スピードや柔軟性を高めたハイブリッドなIoTプラットフォームを構築し、機器連携の拡大による利便性の向上や新たなライフスタイルの提案を加速。
- 計測・通信機能を有したスマート分電盤等との連携で、HOMETACTにエネルギーマネジメント(HEMS)機能を新たに実装予定。エネルギー使用量の見える化にとどまらず、スマートホームソリューションの強みを活かした省エネルギー化を推進し、脱炭素社会の実現に貢献。
- 機能開発のみならず、HOMETACTのUI設計にmui Labが提唱する「カーム・テクノロジー」の理念を応用した「カームUI」の設計アプローチを取り入れ、アプリケーションとしての直感性や使いやすさを高めること等のアプローチで、生活者の日常的なサービス利用を促進。
三菱地所とLIXIL、mui Labの3社は上記に加え、脱炭素社会の実現ならびにスマートホームサービスを介した付加価値提供を加速させるべく、エネルギーマネジメント領域を主とした共同研究や協業を推進し、提供サービスのアップデートに取り組んでいく方針です。
なお、3社の本取り組みについては、今年の12月5日(月)~7日(水)に東京ビッグサイトで開催される「第5回スマートハウスEXPO東京展」の三菱地所ブースにて紹介予定です。
【HOMETACTとLIXILホームデバイスの連携について】
LIXILが提供するIoTホームリンク「Life Assist 2」のホームデバイスは、ECHONET Lite規格認証およびAIF認証の登録番号を取得しており、HAN(Home Area Network)に接続された様々な機器メーカーのECHONET Lite対応製品(エアコン、照明スイッチなど)の制御が可能になっています。
今回、HOMETACTとLIXILのクラウド間連携(API連携)によりHOMETACT側でもホームデバイスを介した同様の機器制御が可能となり、HOMETACTは従来の機器メーカーとのクラウド間連携(API連携)に加え、ECHONET Lite規格を活用した機器接続にも対応したハイブリッド型のIoTプラットフォームとなります。幅広い機器メーカーとの連携の柔軟性が高まるこのIoTプラットフォームの確立により、HOMETACT導入企業の商品企画や生活者利便の向上を実現させ、新たなライフスタイル提案をサポートしてまいります。HOMETACTに連携される機器は、今後順次拡大予定です。
【エネルギーマネジメント機能について】
脱炭素社会の実現に向けて家庭部門においてもCO2排出量の大幅な削減が求められていることや、昨今の電気料金の高騰などを背景として、住宅分野における省エネルギー化の推進は大きな注目を集めています。また、グローバルなスマートホームサービスの動向に目を向けても、省エネルギー化に寄与するサステナブルなサービス設計は欠かせない要素として位置付けられており、幅広いIoT機器との連携を活かしたスマートホームならではのソリューション提案が非常に活発になってきています。
HOMETACTは今後、計測・通信機能を有したスマート分電盤等との連携を進め、ホームオートメーションにとどまらないエネルギーマネジメント機能(HEMS)を実装(Life Assist 2では実装済)し、併せて家庭内のエネルギー使用量を直感的に判断できるユーザーインターフェースや、即時節電行動に移せる情報発信等の様々な仕掛けを盛り込むことで、グローバルな傾向にも合致し、社会的なニーズにも対応できるサービスへと進化していきます。
また、エネルギーマネジメント領域を主とした三菱地所、LIXIL、mui Labの3社提携によって、脱炭素社会の実現及びスマートホームサービスを介した付加価値提供を一層加速させるように取り組んでまいります。
【HOMETACTについて】
HOMETACTは三菱地所が総合デベロッパーとしての知見を活かし自社開発した、日本の住環境に導入しやすい新しいスマートホームサービスです。一つのスマホアプリやスマートスピーカーを使い、エアコンやテレビ、照明、カーテンといった複数メーカーの幅広いIoT機器をコントロールできます。
主なサービスの特徴
・アプリケーション一つでホームオートメーションをコントロール
・オープンなプラットフォームで、対応機器は今後さらに拡大予定
・直感的でユーザーフレンドリーなアプリケーションインターフェース
・「おはよう」「行ってきます」といった「シーン」の設定や、時間や位置情報などをトリガーとする「マイルール」の設定で、複数のIoT機器をまとめて動かし、設定どおりの住空間の制御が可能
・管理ポータル機能「TACTBASE」による管理
・導入からアフターケアまで一貫したサポートサービス
HOMETACTは現在、三菱地所レジデンス株式会社が開発する高品質賃貸マンション「ザ・パークハビオ」シリーズの4物件に導入済で、三菱地所グループ内物件への実装をさらに進めるだけでなく、三菱地所グループ以外の物件への提供も積極的に行っています。
【LIXILについて】
LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、お風呂、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供しています。また、“住まいの未来”をコンセプトとしたIoT実験住宅「U2-Home(ユースクエアホーム)」「U2-HomeⅡ(ユースクエアホーム・ツー)」での研究を通じて、スマートホームの知見やノウハウを蓄積し、2017年にIoTホームリンク「Life Assist」を発売。その後、お客様のご要望をもとに、“スマートホームをもっと身近に”をコンセプトに新しく生まれ変わった「Life Assist 2」を2021年7月に発売。さらに今年10月には、IoTホームリンク「Life Assist 2」を中心に、家中のさまざまな建材や設備機器、家電との連携による、便利で快適な暮らしをご体感いただけるIoT実験住宅「みらいえらぼ」を開設し、スマートホームのさらなる普及と、社外機器の連携開発を目的に各機器メーカーと連携強化を図るなど、オープンイノベーション活動を推進する場として展開しました。
【mui Labについて】
mui Labは、デジタル情報と人との接点を穏やかにするインターフェース「カーム UI」を、ハードウェアとソフトウェアの両面から訴求し、協業企業の製品やサービスに実装することで世界に穏やかなスマートホームの体験を普及させています。
自社製品であるスマートホーム・コントローラーの「muiボード」、子供の成長に寄り添い、家族の絆を深めるスマート機能が搭載されたデジタル版の柱「柱の記憶」、それらが与える穏やかな体験を成立させる「カームUI」の技術スタックを集積した「muiスマートホーム・プラットフォーム」を通じて、世界に人とデジタルテクノロジーが調和した、穏やかな暮らしを拡げています。2022年9月には、人々の節電行動を促すDR(デマンドレスポンス)機能を備えた「mui Kurashiアプリ」を開発。節電をするとポイントが発行されるシステムを、ガス会社の住宅事業である賃貸住宅の入居者へ提供しています。これまで世界最大のテクノロジー見本市「CES イノベーションアワード」を2度受賞(2019年に「muiボード」で、2022年「muiスマートホーム・プラットフォーム」で受賞)。
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