【賃貸物件のペットトラブル調査】約4人に1人が退去時の原状回復・清掃トラブルを経験 経験者の80.1%は「ペット不可物件」でのトラブルも経験
賃貸物件の所有・管理経験者849人、ペットによる退去トラブル経験者100人を対象に実態を調査
建築物の原状回復および衛生対処に関する「バイオリカバリーサービス」を提供するブルークリーン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:藤田 隆次、以下「当社」)は、直近5年以内に賃貸物件を所有・管理している、またはしていた849人を対象に、ペット飼育を原因とする退去時の原状回復・清掃トラブルについて独自調査を実施しました。
さらに、ペットによる退去トラブルを経験した100人を対象に、具体的な被害内容や原状回復費用、入居者からの費用回収状況、今後必要だと考える対策などについて調査しています。
アンケート詳細はこちら:https://b-clean.jp/owned/pet-rental-trouble/
ペット飼育が可能な賃貸物件では、退去時に床や壁の傷、臭い、糞尿汚れなどが問題となる場合があります。また、契約上はペット飼育を禁止している物件であっても、入居者による無断飼育などによってトラブルが発生する可能性があります。
とくに、ペットによる傷や汚れが床材・壁紙・建具など広い範囲に及んだ場合や、強い臭い・糞尿汚れが残った場合には、通常のハウスクリーニングだけでは対応できず、消臭や特殊清掃、内装材の張り替えなどが必要になるケースもあります。
そこで今回、ブルークリーン株式会社では、賃貸物件におけるペット飼育トラブルの実態を明らかにするため、物件の所有・管理経験者および実際のトラブル経験者を対象にアンケート調査を実施しました。
ブルークリーン株式会社では、今後もこうした調査を通じて、賃貸物件における衛生・原状回復上の課題を可視化し、トラブルの予防や適切な対応につながる情報を発信してまいります。
【当調査の利用に関して】
1.当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:ブルークリーン株式会社」の表記をお願いいたします。
2.出典元として、下記ページへのリンクをお願いいたします。
https://b-clean.jp/owned/pet-rental-trouble/
【調査の実施概要】
調査名:賃貸物件のペット飼育実態に関するアンケート
調査期間:2026年8月17日〜2026年8月18日
調査方法:Freeasyを用いたWeb調査
調査対象:直近5年以内に賃貸物件を所有・管理している、またはしていた人
有効回答数:849人
※一部の設問では、ペット飼育を原因とする退去トラブルを経験した100人を対象に追加調査を実施しています。
調査サマリー
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賃貸物件の所有・管理経験者の23.67%が、ペットによる退去時の原状回復・清掃トラブルを経験
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トラブル経験者の80.1%が、「ペット飼育不可物件」で発生したトラブルも経験
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トラブル内容は「フローリング・床材の傷や腐食」が42%で最多
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退去後の対応は「壁紙・クロスの張り替え」が52%で最多、26%は特殊清掃を実施
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ペットによる原状回復費用が「30万円以上」だった人は52%
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原状回復費用を100%回収できた人は31%にとどまり、69%は全額回収できず
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今後強化したい対策は「ペット飼育に関する契約内容の見直し」が49%で最多
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84%がペット退去トラブルへの対応に専門業者の必要性を感じている
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専門業者選びでは51%が「原状回復まで一括対応できること」を重視
賃貸物件の所有・管理経験者の約4人に1人がペットによる退去トラブルを経験

直近5年以内に賃貸物件を所有・管理している、またはしていた849人に、ペット飼育が原因となる退去時の原状回復・清掃トラブルを経験したことがあるか尋ねたところ、23.67%が「ある」と回答しました。
約4人に1人が、ペットに関連する退去トラブルを経験していることになります。
「ない」は76.33%と多数を占めたものの、一定数の物件所有者・管理者が実際にトラブルを経験しており、ペットによる原状回復や清掃上の問題は、賃貸物件を管理するうえで無視できない課題の一つといえます。
トラブル経験者の80.1%が「ペット飼育不可物件で発生したケースもある」と回答

ペットによる退去トラブルを経験した201人に、そのなかにペット飼育不可の物件で発生したケースも含まれているか尋ねたところ、80.1%が「はい」と回答しました。
つまり、トラブル経験者の約8割が、「ペット不可」としている物件でのトラブルも経験していることになります。
この結果から、ペット飼育を契約上禁止していても、無断飼育などによってペットに関連した退去トラブルが発生するケースが一定数存在することがうかがえます。
ペットトラブルは、ペット可物件だけに限定された問題ではないことが今回の調査から明らかになりました。
ペットによる退去トラブルは「フローリング・床材の傷や腐食」が42%で最多

ペットによる退去トラブルを経験した100人に具体的なトラブル内容を尋ねたところ、最も多かったのは「フローリング・床材の傷や腐食」で42%でした。
次いで、
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壁紙・クロスの傷や汚れ:40%
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ドア・柱など建具の傷:38%
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強い臭い:34%
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糞尿による汚れ:33%
と続きました。
また、「無断でペットを飼育していた」と回答した人も20%いました。
ペットによる退去トラブルというと、臭いや抜け毛など清掃上の問題が想起されやすいものの、今回の調査では、床・壁・ドア・柱など、建物自体の補修につながる被害も多く発生していることがわかります。
退去後の対応は「壁紙・クロスの張り替え」が52%|26%は特殊清掃を実施

ペットによる退去トラブル発生後に行った対応では、「壁紙・クロスの張り替え」が52%で最多となりました。
次いで、
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通常のハウスクリーニング:47%
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消臭作業:41%
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床材の張り替え:33%
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特殊清掃:26%
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害虫・害獣駆除:11%
となっています。
半数以上が壁紙・クロスの張り替えを行い、3人に1人が床材の張り替えを行っていました。
また、41%が消臭作業、26%が特殊清掃を実施していることからも、通常のハウスクリーニングだけでは対応が難しい臭いや汚れが発生しているケースが一定数存在することがうかがえます。
ペットによる原状回復費用は52%が「30万円以上」

ペットによる退去トラブルの原状回復にかかった費用について尋ねたところ、「30万円~50万円未満」が34%で最も多い結果となりました。
さらに、「50万円~100万円未満」が11%、「100万円以上」が7%となっており、これらを合わせると52%が「30万円以上」と回答しています。
一方、「10万円未満」は11%でした。
床材や壁紙、建具など複数箇所に被害が及んだ場合や、通常の清掃に加えて消臭・特殊清掃などが必要になった場合には、原状回復費用が数十万円規模になるケースもあることが今回の調査からわかります。
原状回復費を100%回収できたのは31%|69%は全額回収できず

ペットによる原状回復費用について、入居者からどの程度回収できたか尋ねたところ、「入居者へ請求し、100%回収できた」と回答した人は31%でした。
一方、
一部のみ回収できた:43%
請求したものの全く回収できなかった:14%
請求できなかった:12%
となっています。
これらを合わせると、69%は原状回復費用を全額回収できていません。
ペットによる退去トラブルでは、原状回復そのものに費用がかかるだけでなく、その費用をどこまで入居者から回収できるかという点も、物件オーナーや管理会社にとって課題となっていることがわかります。
今後強化したい対策は「ペット飼育に関する契約内容の見直し」が49%で最多

ペットによる退去トラブルを経験した人に、今後強化したい対策を尋ねたところ、「ペット飼育に関する契約内容を見直す」が49%で最多となりました。
次いで、
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定期的に室内の状況を確認する:34%
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ペット飼育頭数などのルールを厳格化する:31%
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入居審査を厳しくする:25%
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原状回復費用に関する説明を徹底する:25%
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専門業者と連携する:25%
となっています。
「特に対策は考えていない」は9%にとどまり、トラブル経験者の多くが何らかの再発防止策を必要だと考えていることがわかります。
なかでも、契約内容の見直しや飼育ルールの厳格化など、「トラブルが起きた後の対処」だけではなく、「入居前・入居中の予防」を重視する回答が目立ちました。
84%がペット退去トラブルへの対応に「専門業者が必要」と回答

特殊清掃・消臭・原状回復などに対応する専門業者の必要性について尋ねたところ、「強く感じる」が34%、「やや感じる」が50%でした。
合わせると84%が、ペットによる退去トラブルへの対応に専門業者の必要性を感じています。
一方、「あまり感じない」は15%、「まったく感じない」は1%でした。
ペットによるトラブルでは、通常清掃だけでなく、強い臭いの除去や糞尿汚れへの対応、壁・床などの原状回復が必要になる場合があります。
今回の結果からは、こうした複数の問題に対応するため、専門業者との連携を必要だと考えている人が多いことがうかがえます。
専門業者選びでは51%が「原状回復まで一括対応できること」を重視

専門業者へ依頼する場合に重視したいポイントを尋ねたところ、「原状回復まで一括対応できること」が51%で最多となりました。
次いで、
特殊清掃の実績が豊富:44%
料金が明確:43%
糞尿汚れまで対応できる:39%
臭いをしっかり除去できる:37%
と続きました。
料金のわかりやすさだけでなく、特殊清掃・消臭から内装の原状回復まで一貫して対応できる体制や、ペット特有の汚れ・臭いへの対応力が重視されている点が特徴的です。
ペットによる退去トラブルでは、汚れや臭い、建物の損傷などが同時に発生することもあるため、複数の作業を一括して相談できる業者へのニーズが高いことがうかがえます。
調査結果のまとめ

今回の調査では、直近5年以内に賃貸物件を所有・管理している、またはしていた849人のうち、23.67%がペット飼育を原因とする退去時の原状回復・清掃トラブルを経験していることがわかりました。
さらに、トラブル経験者の80.1%が「ペット飼育不可物件で発生したケースも含まれている」と回答しており、ペットによる退去トラブルはペット可物件だけの問題ではないことも明らかになっています。
具体的な被害内容では、「フローリング・床材の傷や腐食」が42%で最多となり、「壁紙・クロスの傷や汚れ」40%、「ドア・柱など建具の傷」38%、「強い臭い」34%、「糞尿による汚れ」33%と続きました。
トラブル発生後には、52%が壁紙・クロスの張り替え、41%が消臭作業、33%が床材の張り替え、26%が特殊清掃を実施しています。また、原状回復費用が30万円以上だった人は52%にのぼりました。
その一方で、原状回復費用を入居者から100%回収できた人は31%にとどまり、69%は全額を回収できていません。
こうした結果から、賃貸物件におけるペットトラブルでは、発生後の清掃・原状回復だけでなく、契約内容や飼育ルールをあらかじめ明確にし、トラブルの予防につなげることも重要だと考えられます。
また、強い臭いや糞尿汚れ、床・壁への広範囲な被害など、通常のハウスクリーニングのみでは対応が難しい場合には、被害状況を確認したうえで特殊清掃や消臭、原状回復に対応する専門業者への相談も選択肢となります。
当調査の掲載記事
賃貸物件のペットトラブル調査】約4人に1人がペットによる退去トラブルを経験|トラブル経験者の80.1%は「ペット不可物件」も含む
アンケート詳細はこちら:https://b-clean.jp/owned/pet-rental-trouble/
ブルークリーン株式会社について
ブルークリーン株式会社は、建築物の衛生・安全を回復する「バイオリカバリー事業」を全国で展開する環境復旧企業です。
特殊清掃、災害復旧、感染症対策、臭気・カビ対策など、高度な専門性が求められる環境復旧領域において、原因分析から除去、原状回復、再発防止まで一貫したソリューションを提供しています。
社名 :ブルークリーン株式会社
代表者:代表取締役 藤田 隆次
URL :https://b-clean.jp/
本社 :東京都大田区萩中1-6-10 フェニックス糀谷1F
設立 :2018年7月19日
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