8月10日全国でPUSH！運動を開催します

毎年約8万人。これは病院の外で突然心臓が止まってしまう人数で、そのいのちを救うためには、傍にいる人が一刻も早くＡＥＤを使った救命処置を行う必要があります。

公益財団法人日本AED財団

2024年7月5日 13時09分

NPO大阪ライフサポート協会（大阪）、公益財団法人日本AED財団（東京）、公益財団法人日本心臓財団（東京）は、誰でもできる救命処置として、胸骨圧迫とAEDの使用法を普及啓発する“PUSHプロジェクト”を推進しています。PUSHには、心停止となった“いのち”を助けるために重要な3つの意味が込められており、それは、胸骨圧迫を指す「胸をPUSH」、AEDの利用を促す「AEDをPUSH」、最後の3つ目はいざという時に一歩を踏み出す、「あなた自身をPUSH」です。
「全国でPUSH！運動」は、PUSHプロジェクトと同じく心停止からの救命を目指す大小さまざまな団体が、健康ハートの日（8月10日）前後に連動して救命講習会を開催し、情報発信を行う取り組みです。7月24日時点で、46の講習会が登録され、公式ＨＰで公開されています。
登録された講習会は多種多様であり、健康ハートウィーク2024の一環として上記3団体に日本循環器学会、日本循環器協会との共催イベントとして、うんこ先生とAEDを学ぶあべのハルカス開催＆オンライン講習など、各地で特色のあるコースが展開されます。

第16回「全国でPUSH！」＠あべのハルカス会場＆オンライン
《日時》8月10日（土）14：00～15：00

《場所》あべのハルカス　23F 大阪大谷大学ハルカスキャンパス
または、Zoomによるオンライン参加

《対象》子供からお年寄りまで、心肺蘇生やAEDに興味のあるすべての方

《内容》だれでも楽しく救命講習が学べるPUSHコースを体験しよう！「うんこドリル」でおなじみのうんこ先生とAEDについて学ぼう！
ぜひ、夏休みの子ども達と会場あるいはオンラインでの会場にお越しください。

《申し込み》以下URLよりお申し込みください。
現地参加：https://ws.formzu.net/fgen/S18958287/

※８月１日締め切り
オンライン参加：https://x.gd/XUCkU

※８月９日締め切り

　今年はAEDが誰でも使えるようになって20年という節目の年です。

AED、救命処置を広げ、救いうる命を救うことのできる社会を実現するために、取り組みの紹介、参加の勧めなど、取材のご検討もよろしくお願い致します。

PUSHプロジェクトとは

2008年より、大阪ライフサポート協会が推進し、日本心臓財団が支援してきた“PUSHプロジェクト”は、心肺蘇生の中でもっとも重要な「胸骨圧迫」と「AEDの使用法」を多くの方に学んでもらうことにより、倒れた人を前にしたとき、胸骨圧迫とAEDの使用ができる勇気と知識を持ち、心臓突然死からひとりでも多くいのちを救うことを目的とした運動です。AED財団設立後は、AED財団も協力して普及が行われています。大阪から始まった活動は全国に広がり、現在では14の地域コア団体（各地域でPUSHプロジェクトに賛同し、活動の輪を広めている団体）が積極的にその思いを広げています。