TRC東京流通センター拠点「平和島自動運転協議会」第四次参画企業決定
~平和島から自動運転車両の社会実装へ、産業発展・社会課題解決に寄与~
株式会社東京流通センター(以下、TRC)を拠点とする「平和島自動運転協議会(以下、本協議会)」について、新たにグリーンライン中京株式会社(本社:愛知県江南市 代表取締役社長:牧 孝光)、姫路合同貨物自動車株式会社(本社:兵庫県姫路市 代表取締役社長:藤田 弘一)、株式会社 フレッシュロジスティクス(本社:東京都大田区 代表取締役:奥村 藤雄)、Nuro,Inc(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州 Co-CEO:Dave Ferguson)の計4社が参画することをお知らせいたします。
今回参画した第四次会員企業は、すべてTRCの入居テナント(一部関係会社を含む)であり、物流業界が直面する社会課題の解決に向けて、共に取り組む姿勢を共有しています。今回の参画により、TRCに入居するテナント企業と既存会員企業との間で、知見やノウハウを共有しながら新たなイノベーションの可能性が広がることを期待しています。このようなコラボレーションを通じて、物流業界全体の課題解決に向けた取り組みをさらに加速させ、自動運転車両の社会実装、ならびに「真の物流効率化」の為のエコシステム構築に向け、引き続き会員企業の皆様と連携して挑戦して参ります。
本協議会は「TRC建物内の自動運転走行WG」と「循環型ラストマイル配送WG」の2つのワーキンググループを発足していますが、多岐にわたる自動運転関連の会員企業と物流関連の会員企業が、それぞれの知見を活かしながら協議会の発展に寄与していきます。TRC構内での実証実験やオープン・イノベーションを通じて、ここ平和島から、自動運転車両の社会実装におけるスタンダードを形作るべく、今後も多様な企業・団体との連携を深め、持続可能な物流の未来を創出して参ります。
■参画・運営企業一覧

■新規参画企業・各社コメント
グリーンライン中京株式会社
当社は、30年以上にわたり、医療機器・医療材料の配送を中心とした医療物流に特化した物流会社として活動を続けて参りました。
加えて、誰もが前を向いて、社会貢献を実現できる会社を経営理念の一つとしており、その理念実現の為にも、本協議会の活動を通じて、物流会社におけるドライバー不足と労働環境改善という課題解決に向け、自動運転トラックの実装に積極的に貢献して参りたいと考えています。
姫路合同貨物自動車株式会社
この度、平和島自動運転運転協議会に参加させていただきます姫路合同貨物自動車株式会社と申します。当社は姫路城で有名な兵庫県姫路市に本社を構え、保有車両は約370両、兵庫県を中心に約40拠点において、輸送、保管など多様な物流サービスを展開しております。平和島内のTRCとJMTの2拠点間の超近距離実証、グループ会社の整備工場など協議会のお役に立てることがあればと考えております。
株式会社フレッシュロジスティクス
当社は、関東圏を中心に約300店舗の施設(百貨店、駅、商業施設)への食品輸送に特化する物流会社です。全国各地より入荷した商品を翌日にお届けできるシステムを構築しております。特に百貨店食品納品代行の指定会社として、平和島センターに商品を集約し一括で輸送を行い、施設周辺の渋滞緩和やCO2軽減にも努めております。本協議会の皆様とともに、自動運転技術の向上を加速させ、安心、安全、効率化を目指して貢献したいと考えております。
Nuro,Inc
Nuro's mission is to improve everyday life through autonomous driving technology. In alignment with the HeAD Light Field Conference vision, we are honored to contribute to advancing open innovation with partners across the Japanese autonomous driving ecosystem. We look forward to leveraging our nine years of experience in autonomous vehicle development and operations to help build social acceptance and advance a safer, more sustainable mobility environment in Japan.
(Nuroのミッションは、自動運転技術を通じて日常生活を改善することです。平和島自動運転協議会のビジョンと連携し、日本の自動運転エコシステムに携わるパートナーとのオープン・イノベーションを推進することに貢献できることを光栄に思います。私たちは、9年間にわたる自動運転車両の開発と運用経験を活用し、日本における社会受容性を高め、より安全で持続可能なモビリティ環境の発展に貢献してまいります。)

■株式会社日本経済研究所:JERIについて(事務局)
JERIは日本政策投資銀行グループの一員として、地域創生に向けて地方公共団体・企業に対するプロジェクト支援・経営コンサルティングやナレッジ提供等に力を注いでいる会社です。本事務局を担当する産業調査企画部は、物流関連を含む国内外の産業調査等を行っています。
■株式会社東京流通センターについて(施設運営)
大田区平和島の15万㎡の敷地に4棟の物流施設(総延床約12万坪)、2棟のオフィスビル、イベントホールの運営・管理を行っている不動産賃貸業の会社です。首都高速羽田線・湾岸線、環状七号線に囲まれ首都圏をターゲットにした物流のハブとして理想的な立地にあり、高度経済成長期における都心部の渋滞解消・社会課題解決を使命として1967年の設立以来、50年以上に亘り首都圏の物流を支えて参りました。
都心立地でありながら物流適地に在るため、地方都市との幹線物流拠点として、また首都圏へのラストマイル配送拠点として、およそ100社に及ぶテナント様にご入居いただいております。
2024年問題に代表される物流課題へのアプローチとして、2020年10月より物流TECHを集積し、共同で物流課題を解決する「TRC LODGE」を運営しており、物流テックの展示を行う出展企業と、ご来場者間のビジネスマッチングによる物流業界の課題解決の場を提供しており、本協議会はこの枠組みの中での組織となります。 TRC LODGE公式サイト: https://www.trc-inc.co.jp/lodge/
※本協議会会員を募集しておりますので、ご興味ある企業様は下記問い合わせ先までご連絡ください。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社日本経済研究所 平和島自動運転協議会 事務局
メールアドレス:head_light_field@jeri.co.jp
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