OpenStreetと三福快適生活が「トライアングルエヒメ」の採択事業として愛媛県松山市でシェアサイクルを活用したデータ分析事業を開始

OpenStreet株式会社

2023年11月7日 14時00分

OpenStreet株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長CEO 工藤智彰、以下「OpenStreet」）と株式会社三福快適生活（本社：愛媛県松山市、代表取締役社長岡本佳之、以下「三福快適生活」）は、「観光客行動データ水平展開コンソーシアム」を形成し、2023年度愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」の採択事業として、2023年11月1日より松山市内においてシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を活用した行動範囲の拡大変容データ分析事業を開始しました。

OpenStreetは全国の自治体や民間企業と提携してシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を展開し、エリア内における移動の利便性や回遊性向上に寄与する新たな移動手段を提供してきました。

三福快適生活は愛媛県松山市を中心とした地域に根ざし、「家具・家電レンタルサービス」「トランク収納サービス」「エアコン事業」などを手掛ける生活密着型企業です。

この度、OpenStreetと三福快適生活、道後商店街振興組合、道後温泉旅館協同組合は「観光客行動データ水平展開コンソーシアム」を形成し、2023年度愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」の事業として採択されました。OpenStreetと三福快適生活は2023年11月1日よりJR松山駅、松山市駅、道後温泉周辺の3エリアにシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」のステーションを順次設置し、電動アシスト自転車を導入します。シェアサイクルの導入により、観光客の地域回遊性の向上だけではなく、自転車が利用されたルートや一時駐輪場所、走行時間等の人流データを分析し、道後商店街振興組合、道後温泉旅館協同組合と連携して観光資源の発掘、観光ルートマップの作成などを行うことで、地域への観光誘致、リピート訪問、滞在期間の増加を目指します。

■「トライアングルエヒメ」の概要

愛媛県内を実装フィールドとして、多様な産業領域における地域の課題に対して、愛媛県が民間事業者（コンソーシアム含む）から企画提案を募集し、デジタル技術の実装や県内への横展開の実現性等の高い提案を採択する事業です。採択プロジェクトには、現地の事業者とコンソーシアムを組成、課題解決につながるデジタル・ソリューションの実装検証を行います。

WEBサイト：https://dx-ehime.jp/

■データ活用のイメージ

■電動アシスト自転車について

左）シティサイクルタイプの電動アシスト自転車：ViVi SX（特注車）　20台

右）スポーツタイプの電動アシスト自転車：KUROAD Lite　10台

■ステーションについて

ステーション名	住所	駐輪可能台数
JR松山駅前	愛媛県松山市宮田町391	10台
P・SPO Cafe & Event	愛媛県松山市湊町４-３-10	4台
スカール道後	愛媛県松山市道後町1-6-10	7台
NKY花園町ビルディング	愛媛県松山市花園町4-7	10台
エスポワール愛媛文教会館	愛媛県松山市祝谷町1-5-33	7台