TechSuite株式会社は、株式会社セレス様に対し、生成AIを活用した採用スカウト代行サービス「AIスカウトくん」を通じて新卒採用をご支援いたしました。

サービスサイト: https://techsuite.co.jp/ai-scout

TechSuite株式会社

セレス様の本社(渋谷サクラステージ)受付にて

TechSuite株式会社(以下、「TechSuite」)は、株式会社セレス様(以下、「セレス様」)に対し、運営する生成AIを活用した採用スカウト代行サービス「AIスカウトくん」を通じて、同社の26卒新卒採用をご支援いたしました。セレス様には、既に中途採用のご担当者に「AIスカウトくん」をご導入いただいておりましたが、新卒採用においても、学生の就職活動が活発な時期に、サービスをご活用いただきました。

株式会社セレスは、東京都渋谷区に本社を置く東証プライム上場企業です。国内最大級のポイントサイト「モッピー」の運営をされており、インターネットマーケティングを中心に事業を展開されております。 

今回、「AIスカウトくん」の導入の決め手や導入後の効果について、人事総務部 人事企画グループ 新卒採用担当の中沢様にインタビューをいたしましたので、下記に内容をお知らせいたします(インタビューはこちらでもご覧いただけます)。


本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、AIスカウトくんを導入される前の課題や、導入のきっかけについて教えていただけますか?

 

中沢さま:はい、よろしくお願いします。導入前は、まず採用担当者の工数がかなり圧迫されていました。当時は5人以下程度の少人数体制だったのですが、多い週には100通ものスカウトメールを送付する必要があり、かなりの負担になっていましたね。

また、ただ数をこなすだけでなく、「スカウトの送付数を減らしつつ、応募してくださる学生さんの質を高めたい」という思いはありました。しかし、もう一つの課題として、候補となる学生さんを選定する基準が、担当者によってバラバラだったんです。誰が選ぶのかによって会える学生さんのタイプが変わってしまう状況で、ここはチームとして統一したかった点です。きっかけは、やはりこれらの課題を解決するためです。工数削減と採用の質向上、この二つが主な目的でした。 

インタビューの様子

なるほど。工数の問題と、選考基準の属人化が課題だったのですね。それがAIスカウトくん導入のきっかけになったのでしょうか? 

中沢さま:そうですね。一番の目的は、やはり採用担当者の工数を削減して、より本質的な業務、例えば候補者の方とのコミュニケーションなどにもっと時間を割けるようにすることでした。そして同時に、AIの力を借りることでスカウトの精度を高め、私たちが本当に会いたいと思える学生さんとの出会いを増やしたい、という狙いもありました。 

 

実際に導入されて、まず工数面での変化はいかがでしたか?

中沢さま:効果は非常に大きかったです。これまでスカウト送付に費やしていた時間を、他の重要な業務にあてられるようになりました。具体的には、2025年度卒業の内定者フォローや入社式の準備に、より時間をかけられるようになったんです。例年ですと3月は入社式準備に追われるのですが、今年は余裕を持って進められました。その結果、さらに先の2027年度卒業採用に向けた準備も、昨年と比べて3ヶ月も早くスタートを切ることができています。これは大きな変化ですね。

 

3ヶ月も準備を前倒しできたというのは、大きな成果ですね。そのAI導入についてですが、やはり導入前には何か懸念点や不安などはありましたか? 

中沢さま:正直なところ、「AIが選ぶというと、どうしても画一的な候補者ばかりになったり、"AIっぽさ"が前面に出てしまったりするのでは?」という心配は少しありました。

ですがその印象は良い意味で裏切られました。実際に多様な個性を持った候補者の方とお会いできていますし、お会いする学生さんの質もある程度担保されていると感じています。AIに対する見方がポジティブなものに変わりましたね。 

 

ありがとうございます。工数削減以外に、導入して良かったと感じる点はありますか? 

中沢さま:思わぬ効果だったのですが、「自分たちが本当に会いたい学生はどんな人物なのか」という求める人物像を、より深く考え、具体的に言語化する良い機会になりました。AIスカウトくんを活用するプロセスで、自社の魅力と候補者の特性をどう結びつけるべきか、といった戦略的な部分まで考えるきっかけになったんです。 

 

なるほど、求める人物像の言語化が進み、採用戦略についても深く考えるきっかけになったと。まさに、効率化だけではない質的な向上にも繋がっているのですね。 

そう言えるかもしれません。結果として、説明会に参加してくださる学生さんの数が増えたのも、嬉しい変化でした。個人的な話ではありますが、現在、主に営業職の採用を担当しているのですが、このサービスで求める人物像を言語化できるようになった経験は、他の職種の採用にも応用できると確信しています。

 

素晴らしいですね。次に運用面についてお聞きします。全て弊社TechSuiteにお任せいただく企業様もいらっしゃる中で、貴社ではご自身でもスカウトを送付されていますが、運用面で工夫されている点はありますか? 

中沢さま:そうですね、運用面で重要視しているのは、チーム内での密な情報連携です。毎日、前日に面談した学生さんの情報をチーム全員で共有し、良かった点や改善点などをフィードバックし合う時間を設けています。これで常にAIの動きと我々の感覚のズレがないかなどを確認し、認識を合わせるようにしています。

 

チーム内での連携が鍵なのですね。生成AIの更なる活用について、今後の展望を教えてください。

中沢さま: 生成AIの活用はさらに広がっていくと考えております。スカウト業務だけでなく、他の採用プロセスへのAI活用もチーム内で議論しています。アイデアとしてはAIによる面接の振り返り等がありますが、新卒採用のプロセスにおいても、もっとAIを活用できないか模索している段階です。

 

最後に、AIスカウトくんを利用されての満足度や、導入を検討されている他の企業様へのアドバイスがあればお願いします。 

中沢さま: 全体的な満足度としては、非常に満足しており、期待は満たされました。特に課題だった選考基準の統一にも繋がっており、助かっています。 これから導入を検討される企業様へのアドバイスとしては、まず自社の採用課題を明確にすること。そして導入後は、効果的な連携の仕組みを社内外に構築することが成功の鍵だと感じています。具体的には、TechSuiteの担当者の方とも、そして社内の採用チームや関係者とも、チャットツールなどを活用してデイリーやウィークリーでこまめに進捗状況や結果を報告しあい、フィードバックを交換する体制を作ることです。これにより、常に状況を正確に把握し、認識のズレを防ぎながら、迅速な改善を進めていくことができると思います。


TechSuite株式会社とは?

TechSuite株式会社は「生成AIとヒトの力を融合し、ビジネスの未来を創造する」をミッションに掲げるスタートアップ企業です。生成AI×人をテーマとして、人事・マーケティング分野を始めとした様々なソリューションを提供しております。

「AIスカウトくん」紹介ページ: https://techsuite.co.jp/ai-scout

「バクヤスAI 記事代行」紹介ページ: https://bakuyasu.techsuite.co.jp/

会社ウェブサイト: https://techsuite.co.jp/

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

TechSuite株式会社

9フォロワー

RSS
URL
https://techsuite.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町 2丁目5-1 神田坂田ビル6F
電話番号
-
代表者名
畠山夏輝
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2021年09月