阪神・淡路大震災から30年となる1月17日(金)に「防災特別企画『明日のために、今できること。』」を放送
《ラジオ大阪》 防災特別企画 1月17日(金)放送
ラジオ大阪(OBC、株式会社ラジオ大阪)は、防災情報を発信する「防災ラジオステーション」の取り組みとして、防災特別企画「明日のために、今できること。」を1月17日(金)に放送します。
ラジオ大阪は防災特別企画「明日のために、今できること。」を、阪神淡路大震災から30年となる1月17日に、7時から16時55分の4つのワイド番組で放送します。
昨年8月には日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震発生に伴い、気象庁より南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。幸い約一週間後に呼びかけは終了しましたが、国として初めて「特別な注意の呼びかけ」が行われたことにより、あらためて大規模地震に対して一人ひとりがどのように備えるかについて、考えさせられました。
今回の防災特別企画では、阪神淡路大震災後の復興活動や昨年1月に発生した能登半島地震の被災地の状況や支援活動についてお伝えするとともに、様々な防災・減災の情報をお伝えしてまいります。
また10時05分からは、災害時に相互に放送を補完する“相互援助協定”を結んでいるAM4局(ラジオ大阪・ラジオ関西・和歌山放送・KBS京都ラジオ)のスタジオを繋ぎ、「あなたのそばにいつもラジオを」と題して各地の防災関連情報をお伝えします。
主な放送内容は以下のとおりです。
「藤川貴央のニュースでござる」(7:00~9:00)
出演:藤川貴央(ラジオ大阪アナウンサー)
< 8:30頃>
普段から防災に専門的に取り組まれている、創業62年の総合防災企業の取り組みについて
ゲスト:タイホ防災株式会社・代表取締役 山下泰助さん
「オトナ女子モーニングワイド ハッピー‧プラス」(9:00~11:00)
出演:若宮テイ子
< 9:40頃>
阪神淡路大震災後の復興活動、能登半島地震の被災地・支援活動について
ゲスト:阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 特別研究調査員 坂本誠人さん
<10:05頃>
「あなたのそばにいつもラジオを」
災害時に相互に放送を補完する“相互援助協定”を結んでいるAM4局、ラジオ大阪・ラジオ関西・和歌山放送・KBS京都ラジオのスタジオをつないで、各地の防災関連情報をお伝えします。
「OBCグッドアフタヌーン 金曜お昼は、めっちゃ方正!」(11:00~14:00)
出演:月亭方正、露の紫
<11:40頃>
災害時における外国人観光客の誘導方法や対応などの防災の取り組みについて
ゲスト:奈良大学 社会学部 総合社会学科 倉 光巖(みつよし)先生、学生3名
「原田年晴 かぶりつきフライデー!」(14:00~16:55)
出演:原田年晴(ラジオ大阪アナウンサー)、田中あいみ
<15:10頃>
神戸新開地・喜楽館「笑ってがんばろう!震災復興ウィーク」について
(原田アナウンサーによるレポート)
ラジオ大阪 防災の取り組み
ラジオ大阪は、2021年1月に「防災ラジオステーション」を宣言した。数々の災害の記憶を風化させることなく、明日来るかもしれない災害に備えるために、放送やSNS等を通して、これまで以上に防災‧減災のための情報発信や呼び掛けに力を注ぎ、リスナーの皆さんとともに、防災への意識を高める取り組みを行う。
【防災ラジオステーション HP】
また1月17日には、関西のAMラジオ局7局が連携し、防災・減災意識を高める特別番組も放送します。30年前の「阪神・淡路大震災」の災害教訓を振り返りながら、「防災の知恵」を次世代に繋げることを目指します。
【番組名】 関西AMラジオ7局共同番組 「いのちのラジオ2025」
【日 時】 2025年1月17日(金) 20時30分~22時(=ラジオ大阪の放送時間)
【放 送】 ラジオ大阪(AM1314kHz・FM91.9MHz/radiko)
※他の参加各局でも別日時で放送
【出 演】 妹尾和夫・山之内すず・佐藤翔輔(東北大学災害科学国際研究所 准教授)
番組内容
AMラジオ災害問題協議会に関わる7つの放送局が、災害教訓の伝承や避難の方法、インバウンドと防災など、それぞれの視点で取材した防災・減災の課題や取り組みを紹介します。取り組みや過去の災害教訓の活かし方には、地域ごとの特色もあり、7局が連携した特別番組らしく各局の個性が光ります。
また、阪神・淡路大震災を経験した当時の子どもたちの作文を、山之内すずさんが朗読。子どもたちが災害の体験を素直に表現した内容は現代の私たちに気づきを与えてくれます。こうした内容を踏まえ、リスナーの防災意識向上に貢献できるよう、出演者が、自らの経験や最新の知見をもとに議論を深めます。
AMラジオ災害問題協議会とは
災害時に威力を発揮するAMラジオ。その重要性を広く知ってもらうため、NHK大阪放送局と関西の民放AMラジオ局が1993年に結成した協議会です。毎年、共同で特別番組を制作したり、各局が制作した防災レポートを互いの局で放送したりする活動を継続しています。
(現在の参加局:ABCラジオ MBSラジオ ラジオ大阪 ラジオ関西 KBS京都 和歌山放送 NHK大阪放送局)
【出演者コメント】
妹尾和夫
「あの日から30年が経とうとしています。
私たちの心には今も鮮明にその記憶が刻まれています。
私自身、この震災を通じて命の大切さや日常のありがたさを痛感しました。
そして、人の優しさもたくさん感じました。
今、私たちにできることは、過去の教訓をしっかりと次の世代に伝え、同じ悲劇を繰り返さないことです。
皆さんと一緒に、震災の教訓を改めて心に刻み、未来に向けて何ができるかを考える時間にしたいと思います。どうぞお聞きください。」
山之内すず
「阪神淡路大震災から30年という節目に、この番組に出演できることをとても光栄に思います。
震災を経験した世代ではありませんが、当時の状況やその後の復興の歩みをしっかりと学び、伝える責任を感じています。
震災の記憶を風化させず、次の世代へ伝えていく為にどうすべきか。
今を生きる私たちがどんな思いを持つべきかを深く考えたいです。
視聴者の皆さんと共に、あの時の教訓を忘れずに未来へ繋げていけるよう、真摯に向き合いたいと思います。
皆さんと一緒に学び、考える時間を大切にしたいです。」
※ラジオ大阪(FM91.9、AM1314)のほか、radikoで全国から放送後1週間聴取できます
(エリア外聴取は有料会員のみ)
【ラジオ大阪公式HP】
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