【日本初※】日本に「沢が何本あるか」を示す統計はない。地形データで沢付き土地を判定する専門ポータル「沢バンク」開設、山梨・長野・静岡の358件を掲載。
一級・二級・準用河川は合計35,526本。しかし「沢」の多くは統計に現れない普通河川です。掲載料・撮影費は0円、お問い合わせは掲載元へ直接おつなぎします。

沢バンク株式会社(本社:東京都渋谷区 / 2026/08設立予定)は、沢・川に接する土地だけを集めた専門ポータルサイト「沢バンク」( https://sawabank.jp )を開設しました。開設時点で、山梨県・長野県・静岡県の358件を掲載しています。
沢付きの物件のみを扱ったポータルサイトとしては、2026/07/30時点で日本初となります。
(2026/07/30、自社調べ)
国土交通省『河川データブック2025』によると、日本の一級・二級・準用河川は合計35,526本、総延長は144,068.7km(令和6年4月30日現在)。地球赤道のおよそ3.6周分にあたります。
しかしこれは河川法上の「法定河川」の数字であり、山あいの「沢」は、本数すら公的に集計されていません。
沢の有無は、登記にも公的な物件情報にも記録がありません。そのため、これまでは物件の説明文に「沢」と書かれているかどうかを手がかりにするしかありませんでした。書くかどうかは各社の任意です。
沢バンクは、説明文を読むのではなく、土地の側から地形データを解析して沢との関係を判定するという方法をとりました。
不動産会社様の物件掲載は無料です。
沢の写真・動画の現地撮影も当社が費用を負担し、撮影データは掲載元にも無償でお渡しします。お問い合わせは100%掲載元へ直接おつなぎし、当社は取引に一切関与しません。
■ 日本には14万kmの川がある。それでも沢は数えられていない

国土交通省『河川データブック2025』(令和6年4月30日現在)によると、河川法の適用または準用を受ける河川は次のとおりです。

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区分 |
本数 |
総延長 |
水系数 |
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一級河川 |
14,083本 |
88,099.2km |
109水系 |
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二級河川 |
7,088本 |
35,872.2km |
2,710水系 |
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準用河川 |
14,355本 |
20,097.3km |
- |
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合計 |
35,526本 |
144,068.7km |
- |
準用河川は47都道府県・1,096市町村が指定・管理しています。
都道府県別の河川総延長では北海道が最長、長野県が全国2位(約7,041km)です。
ただし、ここに「沢」は含まれていません。
「沢」は流量が小さいため、一級・二級河川の指定を受けているものは基本的にありません。
河川法の適用も準用も受けない河川は「普通河川」と呼ばれ、市町村が財産管理する法定外公共物として扱われます。地図上で無名のもの、「一の沢」「中の沢」といった通称で呼ばれるものが大半です。
つまり、「日本に沢が何本あるか」を示す公的統計は存在しません。 総務省統計局も、河川数の統計は河川法上の河川を対象としていると説明しています。
■ 沢が生まれる地形は、国土の7割を占める
沢が集計されていないことと、沢が少ないことは、まったく別の話です。
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日本の国土は山地と丘陵地で約7割を占めます(国土技術研究センター)
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森林率は67%(林野庁、令和4年3月31日現在)
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環境省の環境白書は「山地の斜面は一般に急傾斜で谷によって細かく刻まれている」と記述しています
地名にも表れています。横浜国立大学の谷治正孝氏による地形図調査では、地形図上の「沢」地名は21,746件、「谷」地名は13,484件確認されました(日本地図学会『地図』)。「沢」は東日本に、「谷」は西日本に偏在し、飛騨山脈の分水嶺を境に東西に分かれます。掲載3県は、この「沢」文化圏の南縁にあたります。
環境省の「名水百選」(1985年選定)と「平成の名水百選」(2008年選定)では、全国200か所の名水が選ばれています。
■ これまでは、書いてあるかどうかで探すしかなかった

沢の有無は、登記事項にも、公的な物件情報の項目にもありません。
大手不動産ポータルの検索条件を見ると、沿線、駅徒歩、面積、地目、建ぺい率といった項目が並びますが、標準の検索条件に河川や沢に関する項目はほとんどありません。
水辺の物件を集めた特集ページや、キーワード検索でたどり着ける場合はありますが、いずれも物件の説明文に「沢」「小川」「渓流」と書かれていることが前提になります。
そして、書くかどうかは各社の任意です。担当者が価値だと考えれば書かれ、そう考えなければ書かれません。同じ条件の土地でも、掲載のされ方が変わります。
結果として、沢のある土地を探す人は、物件を一件ずつ開いて説明文を読むことになります。売る側にも、探している人が確実にいるのに届かないという損失が生まれます。
■ 沢バンクがとった方法

沢バンクは、説明文を読むのをやめて、土地の側から判定することにしました。
国土地理院の地形データ(DEM)から水が集まって流れる筋を計算し、法務省の登記所備付地図データと重ねることで、どの地番に沢が接するか、通過するかを地番単位で判定します。この解析システムを「SAWA」と呼んでいます。山梨県北杜市・韮崎市の約87,000筆について判定済みです。
さらに、沢との関係、沢の通過長、集水域の広さ、傾斜のゆるさ、平坦地の面積、冬至の日照時間、災害区域の該当有無という7つの指標で条件を数値化します。
掲載物件は、沢との関係を3つに区分して表示しています。
敷地内を沢が流れる土地は、14.4%にすぎません。
水音が聞こえる土地と、水に触れられる土地では、市場での希少性がまったく違います。この違いを分けて表示することが、沢バンクの中心的な機能です。
なお、SAWAの解析範囲は現在山梨県北杜市・韮崎市に限られます。長野県・静岡県の掲載物件については、掲載元の情報をもとに沢との関係を整理しており、解析による数値は表示していません。根拠のない数値を掲げないための措置です。解析範囲は順次拡大します。
■ 一方で、山林は買いやすくなっている

日本不動産研究所「山林素地及び山元立木価格調」(2024年3月末現在)によると、山林素地価格(普通品等・用材林地)の全国平均は10アール当たり4万759円、薪炭林地は2万8,619円。前年比で用材林地は0.5%低下し、長期的な低水準が続いています。
同時に、所有者不明土地問題研究会(増田寛也座長)の2017年推計では、2016年時点の所有者不明土地は約410万haにのぼり、九州本島(約367万ha)を上回ります。相続登記の未了が主因で、2024年4月から相続登記が義務化されています。
山林・原野は、とくに所有者不明化と管理放棄が進みやすい類型です。水はあるのに売買の経路がない土地が、市場に埋もれ続けています。
■ 水辺を求める需要

認定NPO法人ふるさと回帰支援センターの移住希望地ランキングでは、静岡県が2020年から2023年まで4年連続1位、2024年も2位。長野県も上位常連で、2025年は3位でした。
2024年の移住相談件数は過去最多の61,720件で、4年連続の増加です。
日本オートキャンプ協会『オートキャンプ白書』によると、オートキャンプ参加人口は1996年の1,580万人をピークに縮小し、2010年代は720万人前後で推移。
2019年に860万人まで回復した後、コロナ禍の2020年に610万人へ落ち込み、2021年は750万人へ戻しました。
■ 不動産会社様の掲載は無料です
沢バンクは、掲載元の不動産会社様・売主様に費用をご負担いただきません。
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掲載料 0円
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現地撮影費 0円
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ページ制作費・更新費 0円
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掲載期間 定めなし
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掲載停止 いつでも可能・違約金なし
さらに、当社が撮影した沢の写真・動画は、掲載元様にも無償でお渡しします。
掲載元様のサイトや広告物で自由にご利用いただけます。
お問い合わせは100%掲載元様へ直接おつなぎし、当社で受付・お取次ぎは一切いたしません。
当社は宅地建物取引業の媒介・代理を行わない広告媒体です。
掲載のご相談:https://sawabank.jp/for-agents.php
土地をお持ちのご本人からのお申し込みも受け付けています:https://sawabank.jp/submit.php
■ 開設の背景

このサービスは、当社代表自身が沢付きの土地を探した経験から生まれました。
山梨県北杜市で土地を取得した際、「沢が付いている」という条件で探せる場所が見つかりませんでした。
物件サイトを一件ずつ開いて説明文に「沢」「湧水」の記載がないかを目で追い、見つけては国土地理院の地図と航空写真を突き合わせ、それでも実際に水が流れているかは現地へ行くまで分からない。この作業に数か月を費やしました。
水のある土地を求める人は、キャンプ場やグランピング施設の開発者、移住を考える方、水源を確保したい方など、確実に存在します。にもかかわらず、その人たちが物件にたどり着けていない。この非効率は、探す側にとっても、扱う側にとっても損失だと考えました。
■ 開拓用品レンタルも同時開始

土地を取得した方が最初に直面するのは、「草が高すぎて奥まで入れない」という問題です。草刈機やチェーンソーを揃えると10万円を超え、年に数回しか使わないのに保管場所も必要になります。
そこで、開拓に必要な用品のレンタルを同時に開始します(山梨県北杜市・韮崎市エリア/現地までお届け・お引き取り)。
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エンジン式草刈機(刈払機)26cc
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電動ミニチェーンソー
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電動耕運機+バッテリー
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マキタ 36V電動チェーンソー+バッテリー
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マキタ 電動インパクトドライバ+バッテリー
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マキタ 電動丸鋸+バッテリー
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手工具セット(クワ・スコップ・鎌・剪定鋸・つるはし)
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マキタ バッテリー充電セット(2個)
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夜間作業ライトなど
刃を研ぎ、バッテリーを満充電にし、燃料を入れた状態でお渡しします。返却時の清掃・給油は不要です。保護具(ヘルメット・フェイスガード・耳栓・手袋)は無料でお貸しします。
詳細:https://sawabank.jp/rental.php
■ 沢のある土地を検討される方へ

沢のある土地には、確認しておくべきことがあります。当サイトでは各物件ページと解説記事で、次の点を明記しています。
水は、自由に使えるとは限りません。
旧河川法(明治29年)施行以前からの取水実態にもとづく「慣行水利権」は、全国の一級・二級河川で約12万件あるとされます(総務省2001年勧告が引用する数値。2001年時点)。許可水利権は約2万4,000件。慣行水利権に基づく施設数は全体の8割近くを占める一方、取水量の報告義務や定期的な見直しがなく、実態把握が不十分であることが課題として指摘されています。沢の水を使う場合は、河川の区分、下流の権利関係、市町村の条例を事前に確認する必要があります。
沢水・湧水の飲用には水質確認が必要です。
環境省も、名水百選は飲用に適することを条件として選定したものではないと注意喚起しています。
渓流沿いは土石流のリスクを伴いえます。
土砂災害警戒区域より上流の渓流は「土石流危険渓流」と呼ばれ、区域指定の有無にかかわらず、ハザードマップと現地の確認が欠かせません。
当サイトは、これらを踏まえたうえで候補地を探すための一次資料です。
資産価値の上昇や、開発・利用の可否を保証するものではありません。
■ 掲載情報の鮮度について
掲載元のページを自動で毎日確認し、物件が売れたり取り下げられたりした場合は掲載を終了します。各物件ページには掲載元ページの最終確認日を表示しています。
開設時点でも、この仕組みによって2件(成約済1件・商談中1件)を検出し、表示を切り替えました。
■ 今後の展開
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掲載エリアの拡大——山梨・長野・静岡を起点に、順次拡大します
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SAWA解析範囲の拡大——現在の約87,000筆から、掲載エリア全域へ広げます
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現地撮影の実施——掲載元様・所有者様のご許可をいただいた物件から、沢の写真・動画を撮影します
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希望条件登録者へのご案内——ご登録いただいた条件に合う土地が掲載された際にお知らせします(無料)
出典一覧
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国土交通省『河川データブック2025』(令和6年4月30日現在)
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総務省統計局「統計FAQ 日本の河川の数」 林野庁「都道府県別森林率・人工林率」(令和4年3月31日現在)
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一般財団法人国土技術研究センター「山が多く森林にめぐまれた国土」
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環境省「名水百選」「平成の名水百選」/『環境白書』 谷治正孝「地形図にみる『谷』地名と『沢』地名」(日本地図学会『地図』)
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一般財団法人日本不動産研究所「山林素地及び山元立木価格調」(2024年3月末現在) 所有者不明
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土地問題研究会「最終報告」(2017年)
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認定NPO法人ふるさと回帰支援センター「移住希望地ランキング」(2025年2月発表)
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一般社団法人日本オートキャンプ協会『オートキャンプ白書』 総務省「水資源行政に関する行政監察結果に基づく勧告」(2001年)
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