市場調査会社の料金の公表を調査、業界団体の正会員でネット調査を請ける47社のうち、公式サイトに料金を載せていたのは12社、そのうち料金表まで載せていたのは7社
料金表から10問・100人の料金が読めた5社では5万〜11万円。料金表の無い5社は、事例の総額か「〜から」の下限だけを示していた
ゴムマリ株式会社(本社:東京都、代表取締役:村山悠太)は、市場調査会社が、ネット調査(インターネットで回答を集めるアンケート調査)の料金を公式サイトでどれだけ公表しているかを調べました。業界団体の一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の正会員のうち、公式サイトを読めて、ネット調査を自社のサービスとして請けていた47社で、トップを含む1社3ページまでにネット調査の料金を載せていたのは12社(25.5%)でした。12社のうち7社は設問数や回収数の条件をつけた料金表を載せ、そこから10問・100人の料金が読めた5社では5万円から11万円でした。いずれも各社が示す料金の下限や目安で、相場や実際の取引の金額ではありません。
1. 業界団体の正会員でネット調査を請ける47社のうち、公式サイトに料金を載せていたのは12社
一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の正会員名簿に載る99会員から、一般社団法人の3会員を除いた96社の公式サイトを、2026年10月19日に、トップを含む1社3ページまで読みました。読めた89社のうち、サービスの一覧や調査の手法の一覧、実施の実績にネット調査を挙げていた会社を、ネット調査を請ける会社としました。この47社のうち、ネット調査の料金を載せていた会社は12社(25.5%)でした。ほかに1社は、依頼主が自分で調査票を作るセルフ型の道具の料金だけを載せていました。料金の記載が無かった会社は34社です。
当社が同じ月に、AI開発会社の比較・紹介サイトに載る63社を1社3ページまで読んだときは、公式サイトにPoC・開発・月額の価格を載せていたのは2社(3.2%)でした。

2. 料金の出し方は、料金表が7社、事例の総額だけが3社、「〜から」の下限だけが2社
料金を載せていた12社を、載せ方で分けました。設問数や回収数(サンプル数)の条件をつけた標準の料金表を載せていたのは7社です。ほかの5社のうち3社は、ある調査の実施例や見積もりの例の総額だけを、2社は「基本料金〇万円から」のような条件の無い下限だけを示していました。

3. 料金表から10問・100人の料金が読めた5社では、5万円から11万円
料金表を載せていた7社のうち、10問・100人(回収数100)の条件の料金が読めたのは5社で、5万円から11万円でした。このほかの2社は、回収数を50人からにした表や、設問数の条件の無い表でした。いずれも各社の表記のまま(税別・税込をそろえていない)で、「〜から」の書き方も含みます。
4. 報告書まで料金に含むと書いていたのは、12社のうち2社
料金を載せていた12社の料金のページを読み、示した料金に何が含まれると書かれているかを分けました。回答の回収は12社すべてが、調査画面の作成は11社が、料金に含むと書いていました。設問を属性ごとに掛け合わせるクロス集計は、5社が料金に含み、4社は別の料金かオプションでした。報告書まで料金に含むと書いていたのは2社です。7社は、報告書を別の料金やオプションにするか、そのメニューでは作らないと書いていました(3社は記載がありませんでした)。料金表を載せる7社に限ると、報告書まで含むと書いていたのは1社です。料金表と並べて、報告書まで含む一式の料金を別に示す会社もありました。
5. 当社の見解:ネット調査の料金は、回収の後に何を受け取るかをそろえてから比べる
料金表から読めた10問・100人の5万円から11万円は、主に調査画面の作成から回答の回収とデータの納品までの料金です。料金を載せていた12社のうち7社は、報告書を別に数えるか、そのメニューでは作らないと書いていました。料金表の金額を並べると、回収の料金どうしは比べられますが、調査を頼んで最後に受け取るものの値段は比べられません。
当社は、集まったアンケートや記録の自由記述を全件読み、分類して報告にまとめる仕事を請けてきました。約1万件の顧客満足度調査を全件分析した案件も、製造現場の約1万件の記録を全件判定し直した案件も、回収は済んでいて、作業の中心は、回収の後に何で分け、何と比べるかを決めることでした。当社が公開データで行った調査(有価証券報告書の分析)でも、データを集める費用は0円でしたが、判定の基準を決めて全件を2回判定する作業が残りました。
このため、見積もりを比べるときは、少なくとも次の5つをそろえる必要があると当社は考えています。後の3つは料金表の金額に含まれていないことがある部分で、上の2つの案件で進め方を決め直したのもここでした。
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設問数と回収数、対象者を絞るスクリーニングの有無
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調査画面の作成が料金に入っているか
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集計の範囲(単純集計だけか、どの属性で掛け合わせるか)
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自由記述をどう扱うか(回答の一覧で受け取るか、分類して数えるか)。製造現場の記録の案件では、キーワードで分けると、どれにも当てはまらない記録が一つの分類に流れ込み、そこが損失の大きな要因に見えてしまうため、元の人手の分類を基準に置き直しました。
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報告書の有無と、報告書で答える問い。顧客満足度調査の案件では、集まっていたのが満足度の点数ではなく不満と要望の記録だったため、そのデータで何が言えて何が言えないかを先に決め、報告書の冒頭に置きました。
何を比べたいか、自由記述から何を知りたいかを先に決めておくと、見積もりの差がどこから来ているかを読み分けられます。
6. 代表者コメント
「ゴムマリは、業務を一つずつ読み解き、AIエージェントとして実装する仕事を続けてきました。アンケートで顧客の声を集めようとするとき、いくらかかるのかは、発注を検討する最初に知りたいことの一つです。今回、業界団体の正会員でネット調査を請ける47社のうち、公式サイトに料金を載せていたのは12社で、載せている会社でも料金表・事例の総額・下限と出し方が分かれていることを確かめました。私たちは、集まった自由記述を全件読み、分類の基準を決めて集計し、報告にまとめる仕事を重ねてきました。回答を集めた後に何を受け取るのかを先に決めて比べられるよう、調べ方と結果をお示ししてまいります。」(ゴムマリ株式会社 代表取締役 村山悠太)
調査概要
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項目 |
内容 |
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調査期間 |
2026年10月19日(正会員名簿と公式サイトを読み、分析を行った日) |
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調査機関 |
自社調査(ゴムマリ株式会社) |
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調査対象 |
一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の正会員名簿(2026年10月19日に取得)に載る99会員のうち、一般社団法人の3会員を除いた96社。このうち公式サイトを読めた89社で、ネット調査を自社のサービスとして請けていた47社を、料金を載せている割合の分母とした |
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有効回答数 |
調査対象が人ではないため該当なし(公式サイトを読めた会社: 89社、判定した金額を含む文: 205文) |
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調査方法 |
各社の公式サイトのトップと、トップのリンクの語から選んだ料金・サービスのページ(トップを含め1社3ページまで。サービスや料金のページがその1段下にあるときは、そのページを選んだ)を読んだ。ネット調査を請けているかは、ネット調査の語を含む文と名簿の会員紹介の欄を、AI(大規模言語モデル)で別々に2回判定し(46社・2回の判定の一致率100%)、どちらも「分からない」とした5社と、道具で読めずブラウザで読んだ2社、道具がトップの1ページしか読めなかった11社(ブラウザで読み直した)は、当社が文を読んで決めた。料金は、金額を含む205文を抜き出し、それぞれが自社のネット調査の料金表・下限・事例の総額・セルフ型の料金・その他の価格のどれかをAIで別々に2回判定し(一致率99.0%)、食い違った2文は当社が文と前後を読んで決めた。料金を載せていた12社の出し方と10問・100人の料金は、当社が各社の金額の文を読んで決めた(円の記号の無い料金表の1社は、ページを開いて読んだ)。料金を載せていないとした会社から6社を選んでブラウザでページを開き直し、2社でサービスの一覧より奥のページに料金を見つけた。1社は選び方を直して数え直し、もう1社はトップを含む3ページの外のため数えていない |
※料金は各社の表記のまま(税別・税込をそろえていない)で、「〜から」の下限や目安を含みます。相場や実際の取引の金額、見積もりの平均ではありません。10問・100人の料金を読めた会社は5社と少なく、幅は会社の選び方で動きます。
※公式サイトはトップを含め1社3ページまでを読みました。それより奥のページ、画像やPDFの中、ページを開いた後に読み込まれる料金表にだけ料金がある会社は、料金なしとして数えています。料金を載せていないとした6社をブラウザで開き直したところ1社はより奥のページに料金があったため、料金を載せている割合は実際より低めに出ている可能性があります。公式サイトを読めなかった7社(ブラウザの証明書の警告が出た6社・ページが見つからなかった1社)は分母に入れていません。一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の正会員でない調査会社は、調べていません。
※セルフ型の道具の料金、会場調査・インタビュー・郵送などネット調査でない手法の料金、調査とプレスリリースの制作をまとめた料金は、ネット調査の料金に含めていません。
※出典:一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の正会員名簿、各社の公式サイト(いずれも2026年10月19日に取得)をもとにゴムマリ株式会社作成
会社概要
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項目 |
内容 |
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社名 |
ゴムマリ株式会社 |
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所在地 |
東京都 |
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代表者 |
代表取締役 村山悠太 |
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設立 |
2025年5月 |
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事業内容 |
FDE(お客様の現場に入り込み、AIエージェントを作る)による、専門業務AI-BPO・AIエージェント導入・プロダクト・開発と検証と診断 |
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URL |
ゴムマリは、AIエージェントと働く会社を、つくる会社です。生成AIを作る力と、業務を分かる力を一つのチームにし、お客様の現場に入り込んでAIエージェントを作るFDEカンパニーです。
代表取締役の村山悠太は、ワークスアプリケーションズで大手企業向けERPの営業と導入コンサルティングを、外資系SaaS企業でアカウントエグゼクティブ、パートナー販売の立ち上げを担当。その後、AI学習用データを扱うAIスタートアップ2社でマーケティングと営業を担い、2社目では営業とマーケティングの責任者を務めました。生成AIの受託開発会社では中核メンバーとしてAIエージェント事業の企画と事業化を担い、2024年10月からは大手企業の現場に入り込み、課題の棚卸しから生成AIの実装までを一気通貫で進める手法を確立しました。2025年にゴムマリ株式会社を設立し、大手企業の現場でAIエージェントを要件定義から運用・改善まで手がけています。
本件に関するお問い合わせ
本調査についてのお問い合わせ(料金の出し方の内訳、10問・100人の料金の並び、料金に含まれるものの内訳は詳細レポートに載せています)、または、集まったアンケートの自由記述を全件読んで分類し、報告にまとめるご相談は、調査票と回答の件数を添えてお問い合わせいただくと、進め方を具体的にご案内できます。
▶ 詳細レポート(出し方の内訳・10問・100人の料金の並び・料金に含まれるもの・調べ方): https://gomumari.com/knowledge/shijo-chosa-ryokin-2026/?utm_source=prtimes&utm_medium=pr&utm_campaign=PR-072
▶ お問い合わせフォーム: https://gomumari.com/contact/?utm_source=prtimes&utm_medium=pr&utm_campaign=PR-072
ゴムマリ株式会社 広報担当
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