『ミライ人間洗濯機』技術を介護現場に、SOYOKAZE×サイエンスが入浴介助の負担軽減を目指す入浴機器を共同開発

～2025年12月の製品化目指し、テスト導入開始～

株式会社SOYOKAZE（本社：東京都港区、代表取締役社長：中川 清彦、以下「SOYOKAZE」）は、株式会社サイエンス（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：水上 康洋、以下「サイエンス」）と共同で、介護施設向け入浴機器の開発を開始しました。

本機器は、2025年大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展された『ミライ人間洗濯機』に採用されたマイクロバブル（超微細気泡）洗浄技術を、介護現場向けに応用したものです。

 2025年6月より、SOYOKAZEが運営する介護施設「そよ風」にてテスト導入を開始。現場の声を反映しながら改良を重ね、同年12月の製品化を目指します。将来的には、全国の「そよ風」をはじめとする介護施設への展開も視野に入れています。

2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン出展の「ミライ人間洗濯機」※画像は展示モデル（サイエンス提供）今回開発中の介護施設向け入浴機器は、同技術（マイクロバブル技術）を応用したものです。

■共同開発の背景と目的

 介護施設における入浴介助は、スタッフの身体的負担が大きく、人手不足が深刻化する現場において、負担軽減が求める業務のひとつです。SOYOKAZEとサイエンスは、万博で注目を集めたマイクロバブル技術を活用し、以下のような課題解決を目指します。

• 介助の省力化および負担軽減：スタッフのスキルや経験に依存せず、どの施設でも安定したケア品質を提供可能

• サービス品質の標準化：l  スタッフのスキルや経験に依存せず、どの施設でも安定したケア品質を提供可能

• 高齢者の肌へのやさしさ：l  超微細な気泡が皮脂・汚れ・においをやさしく除去し、デリケートなお肌の方にも安心

• QOL（生活の質）の向上：l  保温効果や“ゆらぎ浴”によるリラックス効果で、快適な入浴時間を提供

■“人間洗濯機”の技術を介護現場へ
　2025年6月、「町田成瀬ケアセンターそよ風」にてテスト導入を開始

SOYOKAZEが運営する、デイサービスとショートステイを併設する複合型介護施設「町田成瀬ケアセンターそよ風」（東京都町田市成瀬2-10-1）にて、2025年6月よりマイクロバブル入浴機器のテスト導入を開始しました。

本機器は、1ccあたり約12,000個の超微細な水と空気の泡（マイクロバブル）を発生させます。目に見えないほど小さな泡が肌や毛穴のすき間に入り込み、皮脂や汚れ、においの元をやさしく除去。浴槽に浸かるだけで洗浄効果を発揮し、入浴介助の負担を大幅に軽減します。

また、保温効果や美肌効果、さらにはリラックス効果も期待でき、利用されるお客さまのQOL（生活の質）向上にもつながると考えています。

今後は、介護現場からの意見を反映しながら改良を重ね、2025年12月の製品化を目指します。全国の「そよ風」をはじめ、介護施設へ革新的な入浴ソリューションを展開してまいります。

デイサービスとショートステイを併設する複合型介護施設「町田成瀬ケアセンターそよ風」施設外観

「町田成瀬ケアセンターそよ風」デイサービス浴室

＜ご参考＞

■株式会社サイエンスについて

サイエンスは、超微細な気泡「ファインバブル」を活用したシャワーヘッドなどの製造・販売を手掛け、累計販売数は160万本を超えています。

独自の「ミラブルテクノロジー」では、ウルトラファインバブルを高速のうず流で吐水する「トルネードミスト方式®（特許番号：6717991）」を採用。少ない水量でも高い洗浄力を実現し、美容・衛生の両面で高く評価されています。異業種との共同開発にも積極的に取り組んでいます。

公式HP：https://i-feel-science.com/

■株式会社SOYOKAZEについて

「そよ風」ブランドを主軸に、高齢者介護事業を全国で展開しています。デイサービス、ショートステイ、グループホーム、有料老人ホームなど多様なサービスを運営し、特にショートステイの施設数は業界第1位です（2025年6月時点、当社調べ）。
また、複数のサービスを1施設内で提供する「複合型施設」を多数運営し、料理教室型デイサービスなど高付加価値型のサービス開発にも積極的に取り組んでいます。さらに、介護領域の知見を活かし、シニア以外の分野にも新たなサービス展開をしています。

公式HP：https://corp.sykz.co.jp

＜プレスリリースPDF＞

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