CALL4、「民主主義大賞」大賞を受賞

ー“公共訴訟”支援による民主主義への貢献が評価ー

認定特定非営利活動法人CALL４

2025年12月3日 14時00分

日本初（※1）の公共訴訟支援に特化したウェブプラットフォームCALL4（コールフォー）（運営：認定特定非営利活動法人CALL4、共同代表理事：谷口太規、丸山央里絵）は、民主主義の発展に貢献している優れた取り組みを表彰する「民主主義大賞」において大賞を受賞いたしました。

民主主義大賞：https://democracy-museum.com/posts/qI3Fn6CN

CALL4は司法を通じた社会課題の解決を目指す公共訴訟を支援するため、クラウドファンディングや訴訟の背景にある「人の物語」を伝えるストーリーページ、訴訟資料のデータベースなどを提供するウェブプラットフォーム「CALL4」を2019年9月9日に開始いたしました。

今回の受賞は、こうした長年の取り組みと公共訴訟を通じた民主主義への貢献が、広く社会に評価されたものと受け止めております。

※1 日本国内における「公共訴訟支援に特化したウェブ支援プラットフォーム」として、2019年9月に弁護士による見解など自社調査した結果

選考理由と評価ポイント（公式HPより）

講評コメント（一部抜粋）：
「CALL4の快進撃、いつも素晴らしいと思いながら拝見しています。もはや社会に無くてはならないインフラだと思います。これからもますます活動の領域を広げ、深めていってください！ずっと注目しています。」

「多数決民主主義でこぼれ落ちる"声""権利"を司法が救う本来の司法の役割を補完、いや基盤となる重要なインフラだと思います。」

「専門性の高い司法と市民をつなぐ一見地味ではあっても非常に重要な、また、社会を変えていく大きな潜在的インパクトがある取り組みと拝見しました。プロボノに留まる必要はなく（非営利法人であることと構成員の給与を抑えることは同義ではない）持続可能性も視野に入れた更なる発展に期待します。」

CALL4 共同代表コメント

司法は多数意思を直接的に反映するものでないため、時に「民主主義」とは異なるもの、あるいは補完するものなどと言われることがあります。しかし、公共訴訟を通じて人々が声を上げ、それが知られ、そのトピックについての会話が別の人たちの中で生まれ、時に議論となり、さらには支援する人や、触発されてさらに声を上げる人たちが生まれる、そのプロセスを見ていると、それはまさに民主主義そのものだと感じてきました。だからこそ、「民主主義」を冠にするこの賞をいただけたこと、とても嬉しく思います。分断の深刻さが取り沙汰されるこの社会だからこそ、さらに精力的な活動を続けていきたいと思います。

（CALL4共同代表　谷口太規）