北九州市のスケッター事業 半年で応募件数1000件突破 7割が介護未経験者層
〜令和の互助インフラを構築へ〜
介護・福祉領域に特化した謝礼付きボランティアの地域互助プラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは、2025年2月から北九州市との実証事業としてスケッターを展開。
事業開始から半年間で、介護事業所への応募件数は1000件を超え、多くの地域住民が介護事業所と繋がりました。大学生からシニアまで幅広い住民が参加し、登録者の75%が介護未経験者。介護人材の裾野拡大に寄与しました。

プラスロボと北九州市は、2024年10月に連携協定を締結。「スケッター」を通じて、地域資源を掘り起こし「介護シェアリング都市」の実現を目指しており、北九州市は2025年の2月から市民に対して大規模周知を開始していました。スケッターから介護職員の採用につながった事例も既に複数事業所で確認でき、介護人材の確保にもつながっています。
●スケッターとは
「スケッター」は、地域住民で福祉を支える令和時代の互助インフラ構築を目的に、2019年にリリースされた地域互助プラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが最大の特徴。
登録者約のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種。「地域の役に立ちたい」という福祉マインドのあるユーザーが多く、あらゆる業界からの関係人口を増やし続けている。
学生や10〜30代の若者をはじめ、60〜70代のアクティブシニアも活躍するなど多様な世代の地域人材が関わっており「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」潜在的な関心層を惹きつけている。
「スケッター」▼
スケッターは、各自治体との連携が加速しており、東京都中野区、東京都品川区、東京都港区、東京都目黒区、埼玉県川口市、宮城県仙台市、神奈川県小田原市、熊本県熊本市、神奈川県川崎市、茨城県大子町などとも連携している。

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