光触媒材料の抗ウイルス性を試験するJNLA登録事業者が初めて誕生
光触媒材料のバクテリオファージQβを 用いる可視光による抗ウイルス性試験(JIS R 1756)のJNLA試験事業者を初めて登録しました
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))[理事長:長谷川 史彦]は、2022年 5 月 13 日、TOTO株式会社 総合研究所[代表取締役 社長執行役員:清田 徳明]を、JIS(日本産業規格)に基づき、光触媒材料の抗ウイルス性試験を行う試験所として、国内で初めて登録しました。
- 新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、抗ウイルス関連製品を含む抗菌加工製品の現在の国内市場は 1 兆円以上と言われています。また、衛生意識が高まった国民のニーズに応えるために、様々な抗ウイルス関連製品の開発が進められています。この状況を受けて、製品試験の需要が拡大しており、信頼性の高い試験証明書が求められています。
- NITE は、2022年5月13日、TOTO株式会社 総合研究所(JNLA登録番号020181JP)を光触媒材料のバクテリオファージQβを 用いる可視光による抗ウイルス性試験(JIS R 1756)を行うことができる試験所として、国内で初めてJNLA(※1)登録しました。
- 同社の試験結果は、光触媒関連製品の抗ウイルス性能認証取得(※2)等に活用され、製品の信頼性向上につながります。
※1:JIS法(産業標準化法)に基づく試験事業者登録制度
https://www.nite.go.jp/iajapan/jnla/outline/index.html
※2:光触媒工業会(PIAJ)WEBサイトより
・製品認証制度の概要
https://www.piaj.gr.jp/registered_products/piaj-mark/
・PIAJの推奨試験機関リスト
https://www.piaj.gr.jp/registered_products/institution/
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