開発AIエージェント「Jitera」、レガシーシステムの再構築をAIで支援するモダナイゼーションサービスを提供開始

〜EOL・設計書未整備・属人化…あらゆる課題をAIで解決し、持続可能なシステム運用に〜

株式会社Jitera

2025年6月11日 11時10分

株式会社Jitera（本社：東京都港区、代表取締役：栁澤直）は、開発AIエージェント「Jitera」を活用し、レガシーシステムをAIで再構築するモダナイゼーション支援サービスの提供を新たに開始しました。

本サービスは、EOL（End of Life）を迎えたシステムや、設計書が存在しないブラックボックス化したシステム、属人化・老朽化したシステムなどを対象に、AIによる段階的な再設計と再構築を支援するものです。設計書の書き起こし（リバースエンジニアリング）からクラウド移行（リホスト）、新言語・フレームワークへの書き換え（リライト）までを一貫して支援し、長期的な運用に耐えることのできるモダンなシステムへの再生を実現します。

◼️開発支援サービス「モダナイゼーション」提供の背景と目的

近年、多くの企業で、運用は継続しているものの保守が困難になっている「レガシーシステム」の存在が、組織全体の変革やDX推進の足かせとなっています。また、設計書の未整備により内部構造が把握できず、変更や改善が難しい状態、いわゆる“ブラックボックス化”も深刻な課題です。さらに、古い技術で構築されたシステムへの対応可能な技術者の減少による“知見の属人化”も進んでいます。

本サービスは、そうした「使い続けるしかない」状態に陥っている老朽化・非効率化したシステムを対象に、AIによるリバースエンジニアリングや自動ドキュメント生成、モダン技術への書き換えなどを通じて、安全かつ段階的な刷新を支援することを目的としています。これにより、長期運用に耐え得る持続可能なシステム環境の構築と、業務効率・技術的競争力の向上を実現します。

◼️サービス概要

Jiteraのモダナイゼーション支援サービスでは、以下の3ステップを中心に、現状のシステムを段階的に刷新します。これにより、ブラックボックス化の解消、UX改善、運用コストの最適化、技術的負債の軽減を実現。レガシーシステムを、次の10年を見据えることができるモダンなシステムに安全に移行することができます。

＜ステップ＞

設計書の書き起こし（リバースエンジニアリング）：

ソースコードや操作ログなどを解析し、設計情報を再構築
クラウド環境への移行（リホスト）：

オンプレミス環境からAWSなどのクラウドへ安全に移行
モダン技術への書き換え（リライト）：

保守性と拡張性の高い最新技術スタックへ移行

＜効果＞

長期運用に対応

次の10〜20年を見据えた持続可能な開発・運用体制を実現
メンテナンス性向上

AIによる設計書の自動更新によりドキュメント整備の負荷を軽減
ユーザビリティの向上

UI/UXの刷新による業務効率の改善
採用競争力の強化

モダンな技術への移行により人材確保が容易に

◼️Jiteraならではの5つの強み

AIドキュメント生成による高速リバースエンジニアリング

開発AIエージェント「Jitera」を用いてソースコードを分析し、API定義やER図、画面項目定義などの設計ドキュメントを高速で自動生成します。AIエージェントとの対話を通じてシステム固有の設計情報の抽出も可能です。
精度の高いAIコーディングでモダンな開発を効率化

生成された設計書をもとに、指定したプログラミング言語・フレームワークでAIがソースコードを実装。AIに実装されたコードを開発者がレビュー・加筆することで、品質向上と開発スピード向上を両立します。
専任PM×PMO×アーキテクトによる品質保証体制

プロジェクトには専任のPMに加え、PMOおよびテクニカルアーキテクトが伴走。多面的なモニタリングやレポーティングなどを通じて透明性高く進行します。
目的に合わせたUI/UX設計

業務効率改善、CV率の向上などシステムの目的に合わせてUI/UXを再設計し、事業成長を支援します。
大手SIerとのパートナー連携で大規模・業界特化にも対応可能

業界知見や大規模プロジェクトの経験を持つパートナー企業と連携し、複雑なモダナイゼーションにも対応します。