AIセキュリティのCoWorker、「Security AI Agentシリーズ」が2026年度グッドデザイン賞を受賞

「AIが担い、人が判断する」。脆弱性診断からフォレンジック、マルウェア解析までをAIで自律化

CoWorker株式会社

AIセキュリティソリューションを開発・提供するCoWorker株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:山里一輝、以下「CoWorker」)は、当社が開発・提供する「Security AI Agentシリーズ」が、このたび「2026年度グッドデザイン賞」を受賞したことをお知らせいたします。

「Security AI Agentシリーズ」は、脆弱性診断・侵入テストを自律化する「Red Agent」、フォレンジック・マルウェア解析を担う「Blue Agent」および「Blue Agent for マルウェア解析」、純国産LLMを搭載したオンプレミス型「Purple Agent」で構成されるAIセキュリティ基盤です。

AIが診断・分析・初動対応を担い、人は意思決定に集中する「ペアセキュリティ診断」により、セキュリティ業務の効率化・高精度化・再現性の向上を図ります。

社会背景:

高度化・高速化するサイバー攻撃に、人手中心の防御では対応が困難に

AIを活用したサイバー攻撃は高度化・高速化しており、人手中心の防御では対応が困難な状況になっています。攻撃は秒単位で進行する一方、防御側では分析や意思決定に時間を要し、この時間差が被害拡大の要因となっています。また、GDPR等では72時間以内の報告が求められており、インシデント発生時には迅速なフォレンジックと判断が不可欠です。

一方、日本ではセキュリティ人材不足に加え、海外製AIのブラックボックス性やデータ越境リスクといった課題も存在しています。

さらに、AIを取り巻くリスクそのものも拡大しています。エントリーシートでは、AIを活用した攻撃活動が前年比約89%増加し、侵入までの平均時間が約29分へ短縮していること、AI生成コードの約45%に脆弱性が含まれること、従業員の77%が業務上AIに企業データを入力していることなどが背景として挙げられています。

こうした状況を背景に、CoWorkerは「AIが担い、人が判断する」という役割分担を前提として、診断・分析・初動対応のプロセスを再設計しました。

開発背景:

「ツール任せ」でも「専門家依存」でもない、人とAIが協働するセキュリティへ

従来のセキュリティ運用では、「ツール任せ」または「専門家依存」に偏り、分析工程の分断や属人化、対応の遅れといった課題がありました。

CoWorkerは、こうしたセキュリティ運用を「AIが診断・解析・初動対応を担い、専門家が最終判断を行う」という「ペアセキュリティ診断」へと再設計しました。

「Red Agent」では脆弱性診断・侵入テストを自律化し、属人的だった診断工程を標準化。ブラックボックス侵入テストにおいて89.1%の成功率を達成し、熟練ペンテスターを上回る結果を記録しています。また、導入先では従来数日を要していた診断を数時間へ短縮しています。

「Blue Agent」ではフォレンジック解析を自動化し、従来30日かかっていた分析を1日に短縮。「Blue Agent for マルウェア解析」では350以上の解析ツールを統合し、AIが解析プロセスを自律的に実行します。

「Purple Agent」では、純国産LLMを搭載したオンプレミス環境を実現し、機密データを外部に出さないAIセキュリティ基盤を構築しています。

デザインのポイント:

「Security AI Agentシリーズ」のデザインは、AIによって既存のセキュリティ業務を単純に自動化するだけではなく、AIと人それぞれが担う役割を分け、セキュリティ運用のプロセスそのものを再設計している点に特徴があります。具体的には、以下の三点の特徴が挙げられます。

1.AIが熟練ペンテスター級の精度でリスク検出を担い、
     人は意思決定に集中できる新たなセキュリティ運用設計

2.解析ツールを統合、最適手法を自律選択・実行、複雑な解析工程を
     一体化・直感的に扱う構造設計

3.純国産LLMとオンプレミス環境で機密性を確保し、協働プロセスの可視化で信頼性を向上

CoWorker株式会社 代表取締役 山里 一輝

このたび、『Security AI Agentシリーズ』がグッドデザイン賞を受賞しましたことを、大変光栄に思います。生成AIやAIエージェントの普及によって、企業の業務や開発が大きく変わる一方、サイバー攻撃もこれまで以上に高速化・複雑化しています。こうした時代には、人だけですべてを守るのではなく、AIが診断や分析を担い、人がより重要な判断に集中できる体制が必要です。

CoWorkerは、AIを人の代替ではなく、能力を拡張する存在として捉えています。Security × AIの理念のもと、AIと人が協働する新しいセキュリティのあり方を社会に広げ、より多くの企業や組織が安心してAIを活用できる基盤づくりに取り組んでまいります。

審査委員評価コメント

いま極めて重要な技術であるAIに対応した、国産のセキュリティエージェントである。深刻なリスクをはらむ可能性のある分野の技術を国産で開発し、サイバーセキュリティの未来を見据えたプロダクトとなっている点が評価された。 AIコーディングツールの利用によって誤った結果が導かれ、企業に損害が生じるといった事態も想定されるなか、そうしたリスクを未然に防ぐことにも寄与する。さらに、サイバー攻撃に関するセキュリティ分析において、従来30日を要していた作業を1日にまで短縮できる点も特徴となっている。分析のためのUIも使いやすく設計されている。 今後は官公庁との連携の可能性も見込まれ、さらなる普及と、技術・デザイン両面での進化に期待したい。

グッドデザイン賞ページ:

https://www.g-mark.org/gallery/winners/38245

今後の取組

CoWorkerは、「Security AI Agentシリーズ」を、AIが診断・分析・初動対応を担い、人が意思決定に集中する「次世代セキュリティ運用」を実現する基盤として展開しています。

  • AI時代のセキュリティ領域への事業拡張

    脆弱性診断や端末侵害診断、退職者PC診断などのサービスに加え、AIエージェントのリスクに対応する監視ソリューションを提供するなど、AI時代に対応した新たなセキュリティ領域へ事業を拡張しています。

  • サイバー捜査・人材育成への貢献

    警視庁のサイバーセキュリティ研修や、大学との連携シンポジウムへの登壇を通じて、サイバー捜査やセキュリティ人材育成への取り組みを進めています。

  • セキュリティエコシステムの構築

    パートナー企業との連携を通じて、実運用に根ざしたセキュリティエコシステムの構築を進めています。

CoWorkerは、セキュリティを「人が守るもの」から「AIと人が協働して設計・運用するもの」へ再定義し、AI時代の協働型セキュリティデザインを日本発の標準モデルとして提示し、社会実装を目指しています。

グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。

さらに、複雑化する社会において、課題の解決や新たなテーマの発見にデザインが必要とされ、デザインへの期待が高まっています。グッドデザイン賞は、審査と多様なプロモーションを通じて、デザインに可能性を見出す人びとを支援し、デザインにできること・デザインが生かされる領域を広げ、私たちひとりひとりが豊かに、創造的に生きられる社会をめざしています。

(グッドデザイン賞公式サイトhttps://www.g-mark.org/learn/gda/overviewより)

CoWorker株式会社について

CoWorker株式会社は、高い技術力を武器に、システム開発・ITコンサルティング・セキュリティの3領域を展開する少数精鋭のAIテクノロジーカンパニーです。「Security × AI」で次世代セキュリティの研究開発を通じて、社会の安全基盤の強化に貢献しています。

会社名   :CoWorker株式会社

設立年月  :2019年2月

住所    :東京都新宿区西新宿三丁目3番13号西新宿水間ビル6階

代表取締役 :山里 一輝

事業内容  :システム開発/IT・AI開発コンサルティング/サイバーセキュリティ事業

URL    :https://www.coworker.co.jp/

製品・サービス/広報に関するお問い合わせ

CoWorker株式会社 広報担当

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会社概要

CoWorker株式会社

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URL
https://www.coworker.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
電話番号
-
代表者名
山里 一輝
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年02月