子供から大人まで!楽しみながらごみを回収海ごみゼロウィーク2025・県内一斉清掃を開催しました!
2025年5月31日(土)いわき市,会津坂下町,三春町 / 2025年6月1日(日)福島市
一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクトは、2025年5月31日(土)と6月1日(日)に県内4箇所を会場に「海ごみゼロウィーク2025・県内一斉清掃活動」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

イベント概要
・開催概要
「海ごみゼロウィーク」に合わせ、いわき市、会津坂下町、三春町、福島市を会場に県内一斉清掃活動を実施。初めての開催となった三春町をはじめ、各会場では多くの高校生や中学生が参加してくれました。また、いわき市会場では強風により波が高くなってしまったため、会場を勿来海水浴場から近辺の駐車場や海岸沿いの道路に変更。2日間4会場で、総勢261人の参加となりました。
・日程 2025年5月31日(土)・6月1日(日)
・開催場所 ①いわき市会場 / 勿来海水浴場周辺
②会津坂下町会場 / 会津坂下町町内(佐藤電設本社周辺)
③三春町会場 / 三春駅周辺
④福島市会場 / 福島駅東口周辺
・参加人数 合計261人
・拾ったごみの量 燃えるごみ 43袋 / 燃えないごみ 32袋
・協力団体
【いわき市会場】…いわき市・古河電池・いわきサンシャイン拾活クラブ・ムラセエコライン・小名浜海星高校・大和ハウス工業 福島支店・大和ハウス協力会(清水水道・常磐共同ガス・ライフクリエート)・ダイナム・磐城農業高校IAC部
【会津坂下町会場】…会津坂下町・佐藤電設・会津農林高校・令和7年度会津坂下町青少年ボランティア
【三春町会場】…三春町・田村高校・コミュタンSDGsピープル
【福島市会場】…福島市・チームまるごみふくしま・ガールスカウト第14団・ガールスカウト第5団・福島ダイハツ販売・福島南高校・福島成蹊高校・福島のごみ減量を考える会・Refillふくしま・コミュタンSDGsピープル ※順不同
清掃活動に「はじめて参加した」という参加者が半数以上!
昨年実施したアンケートによると※、「海洋ごみのおよそ80%が陸から海に流れ着いたものであると知っている」と回答した人が約75%と認知は広がっていることがわかりました。しかし一方で「清掃活動に参加したことがない」という回答は75%もあり、また、「機会があれば参加したい」という回答は92%という結果でした。今回の県内一斉清掃では261人の参加者に対し、初めて参加した人は143人と半数以上!
「一度ごみ拾いをした人は、二度とポイ捨てをしなくなる」と言われていることから、今後も「清掃活動に参加したことない人」が積極的に参加できる機会を提供してきたいと考えています。
※アンケートは2024年10月中テレアプリにて実施

福島市会場ではバケツを使ってごみ袋を削減!
今回の4会場で一番参加者が多かった福島市会場では、「バケツ」を使って清掃活動を実施しました。駅前ではタバコの吸い殻など細かいごみが多いため、それぞれがごみ袋を持つと「ごみ袋がごみになってしまうのではないか」という観点から、一度バケツにごみを入れ、最後に分別しながらごみ袋に移し替えました。拾ったごみの量や内容を、みんなで確認することができ、理解と共有を深めることもできました。

LINEオープンチャットを使って、ごみ拾いに関する情報交換を
県内一斉清掃に合わせて、【ふくしま「ごみ拾い」交流部屋】というLINEオープンチャットを開設しました。当日の天候不良による集合場所の変更などのリアルタイムな連絡ツールとしても便利でしたが、清掃活動終了後には各会場の参加者たちが感想などを自由に投稿しています。
日常的なLINEというコミュニケーションツールで、今後イベントの告知やごみに関する情報交換など、参加者同士の交流の場として活用してもらい、1人でも多くの福島県民が海洋ごみやポイ捨てごみについて関心を高め、より一層の地域の繋がりと自立性を高める手段となると期待が広がります。
オープンチャット「ふくしま「ごみ拾い」交流部屋」

参加者からの声
・タバコの吸い殻が未だに多くて残念に思った
・たのしかった!いいことした気分で朝からリフレッシュ!また参加したいです。
・子供達は宝探しのように楽しく拾っていましたが、タバコ、お酒の空き缶など、捨てたのは大人か…と残念に思いました。街や海をきれいにするため、まずは自分たちの周りからごみをなくしたいと思います。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ふくしま海と緑のプロジェクト
URL :https://fukushima-umigomizero.com/
活動内容:海洋ごみ問題の啓発・削減を目的とした取り組み

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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