フライトシステム / キャッシュレス決済を支える専用ネットワークを構築

～LTEを活用し、いつでも・どこでもスピーディーな決済を実現～

株式会社フライトシステムコンサルティング（本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 片山圭一朗、 以下当社）は、ソフトバンク株式会社（本社：東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 宮内謙、以下ソフトバンク）の協力を得て、当社の永年の決済のノウハウを活かし、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済に特化した当社のモバイル型キャッシュレス決済端末専用のネットワークを構築し、運用を開始したことを発表致します。

当社は、国内のモバイル決済ソリューションの先駆者として、2010年9月より国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売しています。2016年には、マルチ決済装置「Incredist Premium（インクレディスト・プレミアム）」を発売開始し、大手携帯キャリア店舗での契約に伴うカード登録業務、高級ホテル施設での決済、レストランのテーブルチェックや観光タクシーでの決済、並びに旅行代理店等、幅広い業種に導入いただいております。
（公式サイト：https://www.flight.co.jp/meister/）

■モバイル型決済端末利用における課題
現在スマートフォンの利用者は、SNSへの投稿や動画の閲覧など、さまざまな場面でインターネットを介した通信を行っています。特に数万人もの観衆が集まるスポーツ競技場や展示会場、通勤時間帯の大都市の駅近辺などでは、通信速度が低下することもあります。

モバイル型決済端末を使ってクレジットカード決済を行う場合、通常はクレジットカードの発行元のサーバまでインターネットを介して通信を行う必要があります。また電子マネー決済を行う場合は、決済処理時間にブランドの規定があり、常に規定時間以内で決済を行う必要があります。モバイル型決済端末は、イベント会場・展示会場など大人数が集まる場所で利用されることが多いため、一般ユーザーのインターネット利用による帯域混雑の影響を受けづらい、常に安心・安全かつスピーディーに決済できる安定的なネットワークの構築が必須でした。

■当社のモバイル型キャッシュレス決済端末専用ネットワーク
決済時に安定した通信を確保するため、ソフトバンクの閉域網サービスを活用し、同社のLTEネットワークと各決済センターを接続することで、当社のモバイル型キャッシュレス決済端末専用のネットワークを構築致しました。この仕組みにより、インターネットを介さずに安定性の高いネットワークを実現し、スピーディーな決済が可能になりました。

■メンテナンス性の強化
当社オール・イン・ワン決済装置「Incredist Trinity」、及び無人精算機向け決済装置「VP6800」においては、このモバイル型キャッシュレス決済端末専用ネットワークを活用した遠隔リモートログイン機能を実現しました。安定性の高い通信の提供だけではなく、 店舗、駐車場、ホテルや病院などの決済装置に対して、迅速で円滑な保守サポートを行うことが可能になります。
 

モバイル型キャッシュレス決済端末専用ネットワークのイメージ

当社では永年のスマートフォン・タブレットを活用したモバイル決済のノウハウから、更なる競争力の強化と顧客満足度向上に向け、当社のモバイル型キャッシュレス決済端末専用ネットワークを構築致しました。現在では、この専用ネットワークを通じ既に1万台以上の当社決済端末が稼働を開始しており、日々スピーディーな決済を実現しています。


ソフトバンク株式会社 代表取締役 副社長執行役員 兼COO 今井 康之様より、以下のようにコメントを頂戴しております。

「ソフトバンクの通信サービスが、フライトシステムコンサルティング様のモバイル型決済端末専用ネットワークに採用され、キャッシュレス社会を支える決済ソリューションの安定性や利便性向上に貢献できることを大変うれしく思います。これから本格的に始まる5G実用化に向けて、パートナー企業との共創により新たな5Gの活用方法を検討し、あらゆる産業を高度化し社会に貢献していきたいと考えています。」


今後も当社では、セキュリティや決済市場だけにとどまらず、独自の技術力で付加価値の高いソリューションの開発・拡販を目指していく予定です。

以上