GEエナジー・フィナンシャル・サービスとパシフィコ・エナジー 日本で2件目の太陽光発電プロジェクトで協業
※本報道資料は、日本GEとパシフィコ・エナジーによる共同プレスリリースです。
ゴルフコースの跡地を利用した美作における太陽光発電事業は、2016年第3四半期に商業運転を開始する見込みで、発電された電力は、今後20年間の固定価格での買い取り契約に基づき中国電力株式会社へ販売します。今回、パシフィコ・エナジーが開発および運営を行い、東洋エンジニアリング株式会社が建設を担当します。太陽光パネルおよびインバーターはインリー・グリーンエナジーと東芝三菱電機産業システム株式会社(TMEIC)から提供される予定です。
太陽光発電は、国内で進められている発電源の多様化へ向けた取り組みにとって欠かせない手段であり、日本における既存の規制内容と固定価格買取制度も太陽光発電に対する投資にさらなる拍車をかけています。GEエナジー・フィナンシャル・サービスにおいて日本国内の事業を統括するスシル・バーマ(Sushil Verma)は「弊社はパシフィコ・エナジーと長期的な関係を築き、日本の再生可能エネルギー利用の目標達成に貢献できるよう取り組みます。」と述べています。
バージニア・ソーラー・グループのパートナーであるネイト・フランクリン(Nate Franklin)も次のように述べています。「今回の2件目のプロジェクトでGEと再び協業できることをうれしく思います。このGEの出資は美作市が掲げるゼロ・エミッションという目標の達成を大きく後押しするものです。」日本は2020年までに発電量の20%を再生可能エネルギーでまかなうことを目指しています。
GEエナジー・フィナンシャル・サービスは、世界各地でギガワット級の太陽光発電事業に対し、これまでにも18億ドル以上の株式および債務投資を確約してきました。今後は年間10億ドル以上を継続的に投資予定です。『美作武蔵プロジェクト』はGEエナジー・フィナンシャル・サービスにとって日本国内で2014年で3件目の事業となります。6月にはパシフィコ・エナジーと岡山県久米南町の太陽光発電プロジェクトに、また9月には瀬戸内市における日本国内最大の太陽光発電プロジェクトに出資を発表しました。
パシフィコ・エナジーは日本で300メガワットにおよぶ太陽光発電事業を展開しています。2014年には75メガワットの太陽光発電事業の建設が開始され、さらに149メガワット分の建設が2015年はじめに開始予定です。
●パシフィコ・エナジーについて
パシフィコ・エナジー株式会社は、日本国内のエネルギー需要に応えるために太陽光発電事業を中核事業として2012年に設立されました。パシフィコ・エナジーは許認可支援、施設設計、財務支援、建設、資産運用を含む太陽光発電に関するあらゆる事業をおこなっています。太陽光発電の業界における豊富な経験をもつ社員やインベストメント・パートナーを有することが最大の強みです。本社は東京。詳細はhttp://www.pacificoenergy.jp/をご覧ください。
●バージニア・ソーラー・グループについて
パシフィコ・エナジーはバージニア・ソーラー・グループの傘下で、年間売上8億ドル超のオイル&ガスおよび不動産事業をおこなう米国カリフォルニア州に本社をもつJamiesonグループに属します。
●GEエナジー・フィナンシャル・サービス について
GEのエネルギー投資部門であるGEエナジー・フィナンシャル・サービスは単なる投資に留まらず、世界の電力および燃料に関するニーズに応えるため幅広く活動しています。GEのコアビジネスであり、長期的かつ資本集約的な戦略を必要とするパワー&ウォーター、オイル&ガスのインフラ事業に対し、資金に関する専門的なサービスを提供しています。GEの持つエネルギー技術のノウハウ、財務力とリスク・マネジメント能力を活用し、GE エナジー・フィナンシャル・サービスならではの視点でお客様の課題に柔軟にお応えします。GEエナジー・フィナンシャル・サービスはコネティカット州スタンフォードに本社を置き、約160億ドルの資産を有しています。
●GEについて
GEは、世界が直面している困難な課題に取り組む企業です。人材とテクノロジーを最大限活用して、インフラ構築、電力供給、運輸や医療、金融に関わるソリューションを提供しています。日本においては、より安全でクリーンなエネルギーの供給や、急速に進む高齢化に対応する医療サービスなどに取り組んでいます。これらの課題を解決するために、技術革新を進め、ステークホルダーと協働して、日本の再生と持続的な成長を目指しています。エジソンを創始者とするGEは、イマジネーションを大事にするとともに、実行する会社でもあります。課題解決のために行動を起こす、それがGEです。日本におけるGEの活動については、http://www.ge.com/jp/をご覧ください
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