Opensignal、日本のモバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポートを発表

auが「信頼性エクスペリエンス」でトップに

Opensignal（本社：ロンドン）は、2024 年 10 月版である日本のモバイル・ネットワーク・ユーザー体感レポートを発表しました。本レポートでは、2024 年 7 月 1 日から 2024 年 9 月 28 日までの期間、日本の主要なモバイル・ネットワーク・オペレーターのネットワーク品質を詳細に分析し、ユーザーが実際に感じるモバイル・ネットワーク体感を数値化しています。

 

主要な分析結果

 

● auが「信頼性エクスペリエンス」でトップ

新たに導入された「信頼性エクスペリエンス」指標において、auが939ポイントを獲得し、NTTドコモを大きく引き離しました。これは、auのネットワークが、ユーザーが日常的に使用する様々なタスクを正常に完了できる能力を測定します。

● auが「一貫した品質」でもトップ
auは、一般的なモバイル・アプリケーションを遅延や速度低下なしにサポートする能力を測定する指標の「一貫した品質」でも高スコアを獲得し、ソフトバンクを上回りました。

● 楽天モバイルが「5Gスピード」で圧倒
楽天モバイルは、「5Gダウンロード・スピード」と「5Gアップロード・スピード」の両部門でトップを獲得し、高速な5G体感を提供しています。

● auが総合的に高い評価
auは、ビデオ視聴、ゲーム、音声通話アプリなど、様々なサービスにおけるユーザー体感で高い評価を獲得し、多くの部門でトップに輝きました。

● NTTドコモが「カバレッジ」でトップ
NTTドコモは、全国的なネットワーク・カバレッジの広さでトップであり、特に人口密集地域でのカバー率が高いことが特徴です。

日本市場の動向

 

● auの躍進
auは、今回のレポートで大きく躍進し、多くの部門でトップを獲得しました。これは、auがネットワーク品質の向上に力を入れていることを示しています。。

● 楽天モバイルの高速化
楽天モバイルは、5Gスピードにおいて高いパフォーマンスを発揮しており、今後のさらなる成長が期待されます。

● 各社の競争激化
日本のモバイル市場は、各社が独自の強みを活かして競争を繰り広げており、ユーザーにとってより良いサービスが提供される環境が整いつつあります。

注：内容は、英語版の翻訳です。日本語との内容に不整合がある場合、英語版が優先されます。

 

Opensignalについて

Opensignalは、消費者のネットワーク体感と意思決定に関する独立した知見を提供するグローバル・プロバイダーです。オペレーターは、Opensignalが提供するモバイルおよびブロードバンド・ネットワークに関する弊社独自のインサイトを活用することで、エグゼクティブ・レベルのスコアカードや公的検証から、特定レベルのエンジニアリング分析や消費者の意思決定に至るまで、利益の改善や、業界に勝ち残るためのソリューションを得ることができます。弊社の分析方法は独自のもので、高い透明性を担保し、すべてのオペレーターがネットワーク接続を継続的に改善できるよう支援します。弊社は米国、カナダ、英国に本社を擁し、南米とアジアに営業拠点を展開しています。