東京都内のPARCO8施設・23カ所の喫煙所を「THE TOBACCO」としてリニューアルオープン

株式会社コソド

2025年7月14日 09時00分

よりマナー良く、心地よい分煙の実現を目指す喫煙所ブランド「THE TOBACCO（ザ・タバコ）」を運営する株式会社コソド（本社：東京都千代田区、代表取締役：山下悟郎）と株式会社パルコ（本部：東京都渋谷区、代表取締役：川瀬賢二）は、東京都内のPARCO8施設・計23カ所の喫煙所を「THE TOBACCO」にリニューアルし、順次運用を開始しました。

■THE TOBACCOとは

THE TOBACCO（ザ・タバコ）は、非喫煙者と喫煙者が心地よく共存できることを目指した、喫煙所ブランドです。

改正健康増進法や自治体の条例施行により、屋内で喫煙できる場所が限られていく中、私たちは喫煙者が積極的に立ち寄りたくなる空間をプロデュースし、ポイ捨てや路上喫煙などのマナー違反を減らすことを目的としています。

「誰もが心地よく過ごせる、多様な価値観が響き合う街をつくる。」をビジョンに掲げ、都市空間に新たな価値を創出し、異なるライフスタイルを持つ人々が互いに気配を感じながらも、心地よく共存できる環境をつくりたいと考えています。

私たちはこれからも、たばこを吸う人の快適さを追求するだけでなく、喫煙に関する都市の問題に対して、よりしなやかで、人の営みに寄り添う解決策を模索します。喫煙者と非喫煙者、異なる価値観を持つ人々が互いを尊重しながらも、静かに共存できる。そんな、やわらかな街のかたちを実現していきます。

2025年7月時点で都内を中心に175店舗を展開しており、今後も店舗数の拡大を図っていきます。

■パルコ様コメント

パルコでは、施設価値の向上と収益の多元化を目的に、「THE TOBACCO」の導入を決めました。

従来は見過ごされがちだった喫煙所という空間において、ここまで高い水準でデザイン・機能の両立が図られるコソド様のサービスモデルに驚かされました。各施設からの反響も良好で、喫煙者のマナー意識の向上といった効果も確認されております。内装についてもパルコの環境デザインに配慮した設計がなされ、施設全体の調和を損なうことなく新たな価値を加えるものとなり、とても満足しています。

■パルコ×THE TOBACCOの取り組み

1969年に池袋PARCOが開業して以来、パルコは創業より、音楽やアート、演劇など先端のカルチャーを積極的に紹介し、さまざまな新しい才能の発見や応援をし続けています。
コソドは、そうしたパルコの姿勢に深く共鳴し、都市における喫煙環境のアップデートを目指して、東京都内8施設・計23カ所の喫煙所を「THE TOBACCO」ブランドとして全面的にリニューアルいたしました。

今回の取り組みでは、喫煙者の利便性や満足度の向上にとどまらず、周辺地域における路上喫煙やポイ捨てといったマナー問題の改善にも寄与することを意図しています。一部施設においては、東京都が実施する「公衆喫煙所整備助成金制度」を活用することで、喫煙所を地域に開かれた“公的な分煙空間”として再整備しました。

内装デザイン面でも、「THE TOBACCO」の世界観をベースに、パルコの美意識と調和した、清潔感ある開かれた空間に仕上げました。素材や色づかい、導線設計に至るまで、女性や若い方にも、気軽に立ち寄りたくなるような、やわらかで安心できる場所を目指しています。