コロナ禍で50代を中心に「睡眠の質の低下」を感じる結果に “通勤ストレスの解消”と“日当たりの良さ”が睡眠状況に影響
~10万人調査による「ベネクスリカバリーレポート2022」Vol.4~
休養時専用ウェアを開発、製造、販売する株式会社ベネクス(所在地:神奈川県厚木市、代表取締役:中村 太一、以下、当社)は、一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹)の技術協力のもと、10万人を対象とした「リカバリー(休養)」に関する調査『ココロの体力測定 2021』の情報提供を受け、睡眠状況を分析しました。その結果、コロナ禍で全国的に「睡眠の質・量」が低下している中、東京都・茨城県・神奈川県・高知県・宮崎県の5エリアが比較的良い睡眠状況であることがわかりました。
- 「ベネクスリカバリーレポート」とは
【調査サマリー】
- コロナ禍によって50代を中心に「睡眠の質・量」の低下を感じている
- 日本全体で睡眠状況が悪い傾向の中、東京都・茨城県・神奈川県・高知県・宮崎県が他エリアより良い状況にある要因は「日当たりの良さ」、「コロナ禍による通勤ストレスの減少」
- 元気な人の約8割がコロナ禍による睡眠状況に変化はないと回答。普段から意識の高いライフスタイルを送っていることが明確に
- 「睡眠の質・量」が良くなった人の過半数が健康への意識も高まっている
- 睡眠状況が悪くなった人のおよそ3人に1人が5時間未満睡眠!時間が疲労にも影響
- 睡眠状況が良くなった人の運動習慣は悪くなった人の約1.5倍。健康を維持するには「運動」よりも「睡眠」が近道
- コロナ禍の快眠キーワードは、「エチケット」「週中」「家族と同じ睡眠行動」
- 「休養」の中でも特に重要な“睡眠”! コロナ禍によって50代を中心に「睡眠の質・量」の低下を感じている
最初に、新型コロナの流行前と後での「休養(睡眠)の質・量」について聞きました。男女全体で良くなった人は11.9%、悪くなった人は26.4%で、悪くなった人が14.5%上回る結果となりました。男女別に見ても、「休養(睡眠)の質・量」が悪くなったと感じている人が良くなったと感じている人より男性は12.2%、女性は16.9%と、悪くなったと感じる人が上回っており、さらに男性よりも女性に課題を感じている人が多い傾向がわかりました。
年代別に「休養(睡眠)の質・量」が良くなった人と悪くなった人の差を見ると、全世代で悪くなったと感じる人が上回る結果となりました。また、特に大きな差が見られたのは50代でー19.3%、次いで40代で-15.9%、60代で-14.7%となっていることがわかりました。
- 日本全体で睡眠状況が悪い傾向の中、東京都・茨城県・神奈川県・高知県・宮崎県の5エリアが比較的良い理由とは
首都圏である東京都・茨城県・神奈川県の3エリアは、通勤時間が「休養(睡眠)の質・量」への変化に関係していると考えられます。コロナ禍により、テレワークが一般化し通勤時間が短くなったことで、睡眠時間が以前に比べて確保できるようになり、他県よりも「休養(睡眠)の質・量」が良くなったと感じる人が増加したということが考えられます。
一方、高知県と宮崎県の2エリアに共通しているのは、どちらも温暖で多日照という特徴です。土地特有の気候を活かした柑橘類の果物やトマトなどの野菜の栽培が盛んであり、宮崎県は「日本のひなた宮崎県」と言われるほど日照時間が長く、このあたたかく過ごしやすいという環境が今回の「休養(睡眠)の質・量」への意識変化に関係していると考えられます。
- 元気な人の約8割がコロナ禍による睡眠状況に変化はないと回答!普段から健康意識の高いライフスタイルを送ろう
「元気」と答えた人は、「休養(睡眠)の質・量」が良くなったと感じる人と悪くなったと感じる人が同じ割合で「変わらない」人が74.9%となり、コロナ禍によって大きく変化することなく安定したライフスタイルを送っていることがわかります。一方、慢性的に疲れている人は、良くなったと感じる人と悪くなったと感じる人の差が-27.9%と大きく差が表れていることから、睡眠状況が疲労に大きく関わっていることが明確になりました。
- 「睡眠の質・量」が良くなった人の過半数が健康への意識も高まっている
- 睡眠状況が悪くなった人のおよそ3人に1人が5時間未満睡眠!時間が疲労にも影響しているという結果に
- 睡眠状況が良くなった人の運動習慣は悪くなった人の約1.5倍。健康を維持するには「運動」よりも「睡眠」が近道
続いて、運動習慣と睡眠状況の変化の関係性を分析しました。「休養(睡眠)の質・量」が良くなった人のうち42.5%の人が習慣的に1日合計60分以上歩いたり動いたりする※と回答しました。これは「休養(睡眠)の質・量」が悪くなった人の1.25倍となっています。また、「休養(睡眠)の質・量」が良くなった人で運動習慣が1日30分以上ある人は39.6%と、悪くなった人の1.47倍になっています。
コロナ禍において運動習慣の低下が問題視されていますが、本調査では健康維持には「運動」よりも「睡眠」をしっかりと取ることが大切であるとわかりました。
※厚生労働省では、「早世」「生活習慣病等への罹患」「生活機能の低下のリスク」を減少させるために、18-64歳は毎日60分以上の歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動をすることが理想の基準であるとされています。
参考: 厚生労働省 e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-01-001.html- コロナ禍の快眠キーワードは、「エチケット」「週中」「家族と同じ睡眠行動」
〈快眠を導くキーポイント〉
① 睡眠環境を整える「エチケット」
② 休日にまとめて休むのではなく「週中」で休む
③ 「一緒に過ごす家族やパートナーと同じ睡眠行動」をする
最近、「よく眠れない」「寝ても寝た気にならない」などと悩まれている方、疲労を感じやすくなっている方は、ぜひこの習慣を実践してみてはいかがでしょうか。
- [調査概要]
期間: 2021年 11月15日~12月20日
SCR調査対象: 全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
本調査対象: 1248人(男女各624人)
方法: インターネット調査
SCR調査項目: 10問、本調査項目: 30問
※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※集計データ:県・年齢を実際の人口でウエイト修正を行い活用
※睡眠の質について:【休養(睡眠)の質・量】を0~10点で回答してもらい、0~4点を意識が「悪くなった」、5点を「変わらない」、6~10点を意識が「良くなった」と集計
- 【ベネクスについて】
「人間が本来持っている自己回復力を最大限に発揮させること」をコンセプトに、東海大学、神奈川県、当社との産学公連携事業により誕生した「リカバリーウェア」は、エビデンス(科学的根拠)の取得や安全性を重視した開発を行い、「休養時専用ウェア」として2010年2月の発売以降、疲労回復や安眠のサポートを目的として日本代表選手らスポーツ関係者はじめ多くの方に愛用されています。現在は、豊富な商品展開を行い、全国の主要百貨店やオンラインショップで販売。これまでにシリーズ累計135万着(2022年1月末時点)の販売実績を記録するヒット商品となっています。
「ベネクスリカバリーウェア」は、2013年にドイツで行われた世界最大のスポーツ用品見本市「ISPO」で日本企業初の金賞を受賞。また、2018年9月には、「休養時専用ウェア」として、県民の未病改善の促進及び未病産業の市場拡大に向け、未病の見える化や未病の改善に貢献できる信頼性のある優れた商品・サービスを認定する神奈川県の「ME-BYO BRAND(未病ブランド)」にも認定されました。その翌年2019年には、日本健康医療学会から健康医療に役立っている製品を開発、生産、販売する会社、団体等に向けて贈られる「第7回 健康医療アワード」を受賞しています。
〈「ベネクスリカバリーウェア」の評価〉
スポーツ:2013年「ISPO」金賞受賞
社会:2018年「ME-BYO BRAND(未病ブランド)」認定
健康:2019年 「健康医療アワード」受賞
■「リカバリーウェア」を支える2つのメカニズム
1. 特殊繊維「PHT(Platinum Harmonized Technology)」
当社独自の先端テクノロジーを駆使し、ナノプラチナなどの鉱物(特許取得名称:DPV576)を繊維1本1本に練りこんで開発したポリエステルの特殊繊維「PHT」。この「PHT」を使用して作った「リカバリーウェア」は、休養時の体を優しく包み込み、体力が回復しやすい環境を整え、心身の“休養”をサポートします。2. 休養時の着心地のよさを追求した仕様とデザイン
体を締め付けないノンコンプレッションデザインでゆったりとした着心地を実現。素材や縫製、カッティングにもこだわり、睡眠中、家でのリラックス時やスポーツ直後、移動中など、あらゆる休養シーンにおいて、ゆったりとした着心地で体に余計なストレスを感じさせない心地よさを追及しています。
【株式会社ベネクス 概要】
法人名: 株式会社ベネクス
代表: 代表取締役 中村 太一
所在地: 〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
電話: 046-200-9288
設立: 2005年9月30日
事業内容: 休養・睡眠時専用「リカバリーウェア」の開発、製造、販売
ホームページ:https://www.venex-j.co.jp/
【日本リカバリー協会 概要】
名称: 一般社団法人 日本リカバリー協会
所在地: 神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4F
会長: 渡辺恭良(理化学研究所生命機能科学センター、大阪市立大学大学院医学研究科 名誉教授)
顧問: 大谷泰夫(神奈川県立保健福祉大学 理事長、元内閣官房参与)
杉田正明(日本体育大学体育学部 教授、日本陸連 科学委員会委員長)
松木秀明(東海大学 名誉教授、健康評価施設査定機構 理事)
代表理事: 片野秀樹 博士(医学)(日本体育大学研究員、Genki Vital Academy 顧問)
提携: ゲンキ・バイタルアカデミー(スイス)
公式HP: https://www.recovery.or.jp/
「毎日をガンバルために、リカバル習慣を。」 https://recover-bar.jp/
本リリースに関するお問合せ
株式会社ベネクス コミュニケーション・プロデュース部
担当者:豊島/下山
TEL:046-200-9288 FAX:046-200-9368
e-mail:commprodept@venex-j.co.jp
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