書店員さん大注目! 刊行から40年で初文庫化 浅田彰 著『構造と力 記号論を超えて』
株式会社中央公論新社(本社・東京都千代田区、代表取締役社長・安部順一)は、12月22日に『構造と力 記号論を超えて』(中公文庫)を刊行いたします。
【概要】
シラケつつノリ、ノリつつシラケる――。最先端の知の位相を、縦横に、そして軽やかに架橋する。1983年の初刊以来、40年にわたり読みつがれてきた名著、待望の文庫化です!
1980年代には、ポストモダン/現代思想をはじめて明晰に体系化し、「ニュー・アカデミズム」を代表する一冊として、社会現象にもなった本書。しかし、冷戦終結後30年を経て、2020年代、混迷する世界を理解するうえで、その理論は今なお新しい。
解説は千葉雅也さん(哲学者・作家)。どのように読み解くのか、こちらもご注目ください。
【書店員さん大注目!】
本書は40年にわたり版を重ね、読み継がれてきた伝説の書です。また文庫化されない名著の代表でもありました。中公文庫50周年の今年は『構造と力』初刊から40年の節目でもあり、この機に文庫化を提案したところ、望外の結果となりました。
本書を愛読してきた書店員さんからも、文庫化に際して大変な反響がありました。
◆紀伊國屋書店 新宿本店
初版10万部クラスの新刊のような 展開をしていただいています!
【書店員さんのコメント】(Xより)
こ れ は 事 件 だ
浅田彰『構造と力 記号論を超えて』中公文庫 1983年刊行から40年の時を経てなんと文庫化!!!!!
知らせを受けたときの衝撃は筆舌に尽くしがたい…絶対文庫になんないと思ってた…
◆ブックファースト新宿店
エンド台にて異例の大型展開をいただいています。
【書店員さんのコメント】(Xより)
1983年9月に勁草書房より刊行された『構造と力』(浅田彰/著)。最先端の知の位相を明晰に体系化、日本現代思想の起点として読み継がれてきた本書が「序にかえて」を掲載した「中央公論」発行元の中公文庫にて文庫化!いま本書を読む上で最良な千葉雅也さんの解説は必読
【書誌情報】
〇書名:『構造と力 記号論を超えて』 〇著者:浅田彰
〇判型:文庫判
〇発売日:2023年12月21日
〇定価:1,100円(1,000円+税)
〇ISBN:978-412-207448-4
著者 浅田彰(あさだ・あきら)
一九五七年、神戸市に生まれる。京都大学経済学部卒業。京都大学人文科学研究所および経済研究所を経て、京都芸術大学(旧:京都造形芸術大学)教授に。現在、ICA(Institute of Contemporary Arts)Kyoto 所長。八三年、『構造と力』を発表、翌年の『逃走論』における「スキゾ/パラノ」のパラダイムとともに、時代を画する理論を提示した。その後、哲学・思想史のみならず、美術、建築、音楽、舞踊、映画、文学ほか多種多様な分野において批評活動を展開。ほかの著書に、『ヘルメスの音楽』、『映画の世紀末』、『20世紀文化の臨界』など。
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