[ 鎌倉市観光協会×Koeeru] 観光協会×地域ベンチャーが挑む“共創型観光CRM”の最前線

観光客の声を起点に、地域事業者との共創を進める鎌倉モデル。担当者インタビュー＆鎌倉観光客アンケート(7-9月期)のインフォグラフィック公開

株式会社Koeeru

2025年11月12日 10時23分

株式会社Koeeru（本社：神奈川県鎌倉市、代表取締役：長野草児）は、公益社団法人鎌倉市観光協会（本社：神奈川県鎌倉市、会長：中村悟）と連携し、観光客の行動・意識データを活用した「地域共創観光CRM」を推進しています。

このたび、同協会のマーケティング担当者へのインタビュー（https://koeeru.com/2025/10/kamakura-interview/）を公開しました。鎌倉市観光協会では、Koeeruとの連携を通じて、観光客の“声”をもとに地域全体で観光を考える新しい仕組みづくりを進めています。

アンケートや来訪統計だけでは分からない、観光客がどのように鎌倉を訪れ、どんな時間を過ごし、何を感じているのかを可視化することで、データをより具体的な行動や改善につなげることを目指しています。

インタビューでは、「数字だけでは見えない観光客のリアルを“声”として集め、関係事業者と共有することが大切」と語られています。実際、宿泊施設や飲食店、交通事業者など多様な事業者と共に調査を行うことで、観光客の過ごし方や消費傾向、季節ごとの変化を継続的に把握できるようになりました。

また、同協会は“調査で得られた観光客の声を発信する立場”から、“調査をきっかけに生まれた地域の声をつなぐハブ”となるべく、今後は得られたデータを活用して、宿泊促進や夜間観光、地域プロモーションなど、観光事業者との共創による観光振興に取り組もうとしています。

あわせて、2025年7〜9月期に実施した最新調査結果をまとめたインフォグラフィックも公開。

鎌倉を訪れた観光客が鎌倉で最も期待していることは「美味しいものを食べたい」（61.2%）で、次いで「気分転換・リラックスしたい」（58.1%）が続きました。

朝にしたいことでは「美味しい朝食やカフェで過ごす」（54.6%）が最も多く、「散策」（44.5%）、「神社仏閣の早朝参拝」（39.9%）と続きました。

夜は夏らしく「花火イベント」（26.3%）がトップで、「神社仏閣のライトアップ」（27.5%）や「夜カフェ巡り」（25.6%）など、季節感のある体験を楽しみたいという声が多く見られました。

また、市内宿泊客の平均飲食費は約28,000円と、日帰り客（約11,000円）の2.5倍にのぼり、宿泊客の増加が地域経済に大きな効果をもたらすことが確認されています。

詳細は、インフォグラフィックをご確認ください。ダウンロードリンクは下記まで。

Koeeruは今後も、観光地・自治体・DMO向けに、観光客の“声”を活用したデータプラットフォームの構築支援を通じて、地域観光の持続的な発展に貢献してまいります。

株式会社Koeeru（担当：長野）

E-mail: hello@koeeru.com

【ご参考】

◆　株式会社Koeeru（コエル）について

株式会社Koeeruは、2021年創業、鎌倉とハノイに拠点に、グローバルVOCDP(Voice of Customer Data Platform)を開発するマーケティングテクノロジー開発会社です。

お客様のマーケティング課題に対して、マーケティングリサーチから顧客体験（CX）の改善、パーソナライズマーケティングを支援するソリューションを展開し、海外進出やインバウンド、越境ECなどのグローバルビジネスや自治体・DMO向けの観光DXを支援しています。

【会社概要】

社名：株式会社Koeeru

本社所在地：神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目8-1 山口ビル3F

ベトナム支社：Floor 17, Ngoc Khanh Plaza, No 1st Pham Huy Thong, Ba Dinh, Hanoi, Vietnam

代表取締役社長：長野　草児

事業内容：顧客の声（VOC）を起点とするカスタマーデータプラットフォームの開発と運用支援

設立： 2021年

◆　公益社団法人鎌倉市観光協会について

公益社団法人鎌倉市観光協会は、昭和25年に発足して以来、「鎌倉まつり」「鎌倉花火大会」「鎌倉薪能」など、観光を通じて鎌倉の活性化につながる事業を展開し、更に新たな鎌倉観光の方向性を見据え、鎌倉の魅力をより多くの方々にお伝えすべく活動を続けています。

【概要】

社名：公益社団法人鎌倉市観光協会

所在地：神奈川県鎌倉市御成町1-12

設立： 1950年

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