都心で泳ぐ美しい海の生き物たち「ITOCHU SDGs STUDIO DOME」第六弾「豊かな海へ」ディンプルアートインスタレーション

ITOCHU SDGs STUDIO

2024年7月12日 12時00分

　ITOCHU SDGs STUDIOに設置されている、SDGsがテーマのアートインスタレーションを展開する「ITOCHU SDGs STUDIO DOME（ドーム）」。様々なアーティスト、クリエイター、SDGsに関わる活動に取り組む企業・団体・個人とコラボレートし、アート体験を通じて、SDGsに出会うきっかけを提供しています。第六弾は「豊かな海へ」をテーマに、車のフロントガラスの製造過程で出る廃材でできた絵の具を使用したディンプルアート※を7月12日（金）より公開します。

※フロントガラス強化や割れた際の飛散防止のために貼られたプラスチック樹脂のリサイクル研究で生まれた、プラスチック樹脂、アルコール、顔料を混ぜて着色された絵の具を使ったアート。

■第六弾テーマは「豊かな海へ」

　第六弾には、前回に引き続きディンプルアーティスト岩本李菜さんを迎え、魚たちに彩られる豊かな海をモチーフにした夏にぴったりのアート作品が完成しました。

　テーマは「豊かな海へ」。DOMEの中に、暑い季節にぴったりの海が出現し、壮大でさわやかな青に包まれたジンベエザメをメインに、SDGsカラー17色に彩られたサンゴや海藻が周りを取り囲みます。

　ジンベエザメは、プランクトンが豊富に発生するきれいな海に生息すると言われています。SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」にもあるように、ジンベエザメがいつまでもやってくるような豊かできれいな海であってほしい、という願いを込めてこの作品を制作しました。

　ジンベエザメや海の生き物たちは、車のフロントガラスの製造過程で出る廃材でできた絵の具を使用して描かれており、アクリルパネルは、様々な用途で使用、回収されたのちに全て熱で溶かし、再度成形して新しいアクリルに生まれ変わらせるケミカルリサイクルされたものを使用しています。

　この作品をご覧いただき、地球のあらゆる命のみなもとである「海」を守るために何ができるか、少しでも考えるきっかけになれば幸いです。

■8/31（土) 「みんなで彩るジンベエザメ」ペインティングワークショップ

　ITOCHU SDGs STUDIO DOME第六弾の「豊かな海へ」に展示するジンベエザメをペイントするワークショップを、ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARKにて8/31（土）に開催します。

　ペイントいただいたジンベエザメはDOMEに追加で展示され、DOMEに展示されている生き物たちにまた１つ新しい命が加わります。加えて、お持ち帰り用のペイント作品もご用意しておりますのでどうぞお楽しみに。

日時　　：8/31（土）　①10：00－11：30　

　　　　　　　　　　　 ②13：00－14：30　

　　　　　　　　　　　 ③16：00－17：30

募集人数：各回 10 組 20 名

対象年齢：6歳～12歳

開催場所：ITOCHU SDGs STUDIO RADIO STATION

参加費：無料

共催　　：ディンプルアート普及協会

ご予約はこちら：https://coubic.com/itochu_kidspark/1731003

※ディンプルアート絵の具にはアルコールが含まれています。アルコールアレルギーのある方はご遠慮ください。

※ペインティングワークショップの開催は、時期・内容が変更となる場合がございます。

　詳細は今後、公式サイト・公式Instagramで改めて告知させていただきますのでご確認ください。

■ディンプルアーティスト岩本李菜さんからのメッセージ

『豊かな海へ』をテーマにディンプルアートで美しい海とその生態系を制作しました。

海の生態系は多様であり、私たちの生活に多大な恩恵をもたらしています。しかし、プラスチックごみなどの汚染がその美しさと健康を脅かしています。私たちの一つ一つの行動が海の未来に影響を与えるため、環境に優しい選択をすることが不可欠です。ディンプルアートは、自動車のフロントガラス廃材が原料の絵の具を使用し、画板はアクリルパネルで作られています。

多くの材料が廃材から作られたECOなディンプルアートは、環境に優しいだけでなく、自然光でキラキラと輝くステンドグラスのような美しいアートです。この作品が、海の豊かさを守り、環境に配慮した行動を促す一助となれば幸いです。

■ディンプルアーティスト　岩本李菜