タニウム、リアルタイムデータを活用して自律型アクションを実現するTanium AutomateのGA版をリリース

反復的なIT運用とセキュリティのタスクを高い精度で自動化が可能に

タニウム合同会社

ワシントン州カークランド - 2024年9月10日 - 業界をリードするコンバージド・エンドポイント管理(XEM)プロバイダーであるタニウム(日本法人 タニウム合同会社 本社:東京都千代田区、代表執行役社長:原田英典)は、本日、クラウド上でTaniumを運用する企業向けに、反復的なIT運用とセキュリティのタスクを高精度でリアルタイムに自動化するTanium Automate(タニウム オートメイト)のGA版をリリースしました。Taniumプラットフォームの幅広いエンドポイント管理やセキュリティ機能、リアルタイムアーキテクチャ、拡張性を活用することで、Automateは運用とセキュリティ全体で、手作業のプロセスを実装が簡単なノーコード/ローコードのオーケストレーションと自動化に置き換え、オペレータが複雑なタスクをリアルタイムに自動化することを可能にします。Automateは、タニウムが提供する自律型エンドポイント管理(AEM)の重要なコンポーネントであり、グローバルのクラウド上のすべてのエンドポイントの変更をリアルタイムに分析し、エンドポイントの変更を安全に、かつ確実に推奨、自動化することで、運用の健全性を維持し、ITに悪影響を及ぼすリスクを低減して、IT環境のセキュリティを強化します。

タニウムの最高技術責任者、マット・クインは次のように述べています。「Automateは動的なリアルタイムのエンドポイントターゲティングによって、複雑な自動化を根本的に簡素化するため、たとえ最も多様で大規模な企業のIT環境でも、自動化を管理することが可能になります。また、ITチームとセキュリティチームの間で自動化をシームレスに橋渡しすることで、卓越した運用を実現し、すべてのお客様にレジリエンスと信頼性の両方を提供します」

Automateはすでに、JanSport、Eastpak、Timberland、The North Faceなどの象徴的なブランドで知られるシューズとアパレルのグローバル企業であるVF Corporation(VFC)に、大きな成果をもたらしています。VFCのパッチ自動化/脆弱性是正担当リード、デイビッド・アンダーソン氏は次のように説明しています。「サーバにパッチを適用し、脆弱性を是正する際は、すべてのサービスを休止し、休止状態を確認してから作業を進めることが重要です。特に、アップデートを完了するためのメンテナンス時間は2、3時間しかないため、この作業は非常に困難です。このプロセスでは、さまざまなチームと連絡を取り合い、すべてのシステムでパッチ適用の準備が整っていることを確認する作業を組織的に行う必要があります。パッチ適用を完了する時間がないこともよくあります」

VFCでは、かつては分割され複数のステップを踏んでいたプロセスが、今ではボタンをクリックするだけで、1つのプラットフォーム内でシームレスに行われるようになりました。現在は、特定のサービスを簡単に管理し、サービスが休止していることを確認して、パッチを適用できます。

従来、自動化ソリューションは複雑なため、自動化ライブラリを構築、拡張、メンテナンスするには、高度なスキルを持つエキスパートが必要でしたが、そのようなエキスパートを維持することは困難でした。このようなリソースの制約を緩和し、企業が自動化の真価を最大限に活用できるようにするために、Automateは、さまざまなレベルの技術的スキルを持つ作成者が、ノーコード/ローコードの直感的な操作で繰り返し実行できるプレイブックを作成し、最も複雑なタスクシーケンスでも自動化できる機能を提供します。

IDCの政府/リスク/コンプライアンス担当リサーチディレクター、フィル・ハリス氏は次のように述べています。「Automateを活用することで、お客様は時間のかかる煩雑な手作業をなくし、アクションの自動化とワークフローの合理化によって、チームの生産性を向上することができます。これにより、IT環境の混乱を最小限に抑えつつ、管理業務全体を効果的、高精度、合理的で反復可能なものにすることができます。また、定型的なタスクとワークフローを自動化することで、コスト削減とリスク低減の可能性を高めることができます」

成長を続けるタニウムのパートナーエコシステムを構成するシステムインテグレーター、MSP、VAR、テクノロジーアライアンスISVの企業が、Automateを搭載したソリューションを構築するために、製品のリリースに関係しました。金融サービス、ヘルスケア、公的機関など、業界を横断する専門知識を有しているタニウムのパートナーは、ベストプラクティスやお客様のユースケースを、高度に差別化された定評のあるTanium Automateプレイブックとして提供できます。サイバーセキュリティとIT運用のプレイブックの例としては、サーバクラスタのパッチ適用、脆弱性の管理および是正、ソフトウェアライセンスの自動的な再利用、ワークステーションのプロビジョニングおよびメンテナンスなどがあります。

True Zero Technologiesの社長、マイク・フルハーティ氏は次のように述べています。「当社のお客様がこれまでに体験してきたROIとプロセス自動化は、Taniumのリアルタイムの可視性と管理の真価を証明するものです。AEMの導入とTanium Automateのリリースによって、ワークフローのさらなる自動化を可能とし、サイバーセキュリティと技術的リスクを低減して、独自性の高いお客様にもよりよいサービスを提供できます。当社は民間企業と公的機関向けに業界をリードするテクノロジーポートフォリオの統合を担うMSPとして、タニウムのXEMプラットフォームは、サービス提供を向上させるだけでなく、業務を効率的に拡張させるコアテクノロジーであると考えています」

▼Tanium Ask™

提供予定のTanium Ask™は現在プライベートプレビュー中です。AIを搭載した自然言語インターフェースで、数百万のエンドポイントにわずか数秒でクエリを実行してデータを取得し、既存の機能を強化することで、最も高度なクエリもサポートします。これにより、複雑な構文を理解する必要がなくなり、最も高度なクエリでも、アクションを実行するまでの時間が大幅に短縮できます。たとえば、AIを搭載した新しいQuestionバーを使用することで、過去30日間に再起動とパッチ適用が行われていないマシンのリストをわずか数秒でリクエストし、Automateプレイブックをデプロイすることで、エンドポイントをすばやくコンプライアンスに適合できます。

▼自律型エンドポイント管理(AEM)

先月、ガートナーは年次のハイプサイクルレポートで、AEMをエマージング(Emerging)と評価しました。ガートナーはレポートで次のように説明しています。AEMは、「統合エンドポイント管理(UEM)とデジタル従業員エクスペリエンス(DEX)ツールの機能を、AIや機械学習(ML)と組み合わせることで、エンドポイントのパッチ適用、設定、エクスペリエンスの管理を加速します。AEMのアプローチは、パッチ適用と構成管理を大幅に高速化し、デジタル上の摩擦を低減することで、コンプライアンス、従業員エクスペリエンス(EX)、生産性を向上させます」

ガートナーによると、エンドポイントデバイスやOS、アプリケーションの対応に奮闘しているITチームを支援するために、AEMソリューションは企業からますます注目を集めています。ガートナーは次のように述べています。「テクノロジーベンダーは、AIや機械学習(ML)機能の向上に大きく後押しされ、開発とリリースの頻度を加速しており、ITチームは、そのペースについていけなくなっています。ソフトウェア アップデートのペースが早くなり、脆弱性が高度化する中で、ITチームは圧倒され、テクノロジーの安定性が損なわれ、サイバーセキュリティリスクが増大し、デジタル従業員エクスペリエンス(DEX)が低下しています」

まったく新しい直感的なオーケストレーション ソリューションTanium Automateの詳細を知りたい方は、こちらから10月2日のライブウェビナーにご登録ください (日本時間10月3日(水)午前0:00開始:全編英語)。またインタラクティブな製品デモも、こちらでご覧いただけます。

■タニウムについて

タニウムは、業界唯一の真のリアルタイム、クラウドベースのエンドポイント管理とセキュリティ製品を提供しています。リアルタイム、シームレス、自律的なコンバージド・エンドポイント管理(XEM)プラットフォームで、セキュリティ意識の高い組織がサイロ化を解消し、また複雑さ、コスト、リスクを削減することを可能にします。世界中で3,300万以上のエンドポイントを保護するタニウムのお客様には、Fortune 500社の数十社、世界小売企業トップ10のうち7社、大手金融機関トップ10のうち8社、世界中の国防省や国防総省が含まれます。また、世界最大のテクノロジー企業、システムインテグレーター、マネージドサービスプロバイダーと提携し、お客様がIT投資の可能性を最大限に実現できるよう支援しています。タニウムは8年連続でフォーブスの「クラウド100」に選ばれ、フォーチュンの「働きがいのある会社100」にもランクインしています。The Power of Certainty(TM)の詳細については、www.tanium.jp/ をご覧いただき、FacebookX (旧Twitter)でフォローしてください。

■免責事項

ここに記載されている情報は一般的な情報提供のみを目的としています。本情報は、当社が将来の製品、特徴、または機能を提供することを確約、保証、申し出、および約束を行うものでも、法的義務を負うものでもありません。また、いかなる契約文書にも組み込まれることを意図しておらず、そのように見なされるものでもありません。製品、特徴、または機能につき、最終的に提供される実際の時期は記載されているものと異なる可能性があります。

【本件に関するお問い合わせ先】 

タニウム合同会社マーケティング本部

jpmarketing@tanium.com

※当資料は、2024年9月10日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町2丁目6-4 常盤橋タワー25F
電話番号
03-4577-7960
代表者名
原田 英典
上場
未上場
資本金
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設立
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