フューネラルビジネスの需要予測、出店分析に役立つ「死亡者数データ」最新版、提供開始

技研商事インターナショナル株式会社

2025年3月26日 11時50分

技研商事インターナショナル株式会社（名古屋本社：愛知県名古屋市、東京本社：東京都新宿区、代表取締役：小嶌智海、以下当社）は、エリアマーケティング用統計データラインナップの新商品として、「死亡者数データ（以下、本データ）」の提供を2025年3月より開始しました。

葬儀スタイルの多様化を受け葬儀業界への新規参入企業も増える昨今、フューネラルビジネスを取り巻く環境は大きく変わりつつあります。本データは、主に葬儀場の出店分析や需要予測等に寄与し、葬儀業界のマーケティングにおける意思決定をロジカルに支えます。

■死亡者数データ概要

（開発背景およびデータについて）

葬儀形態の小規模化・多様化やフューネラルビジネスへの新規参入企業の増加を受け、葬儀業界では『斎場や互助会の需要が高いエリアをデータに基づき客観的に把握し、マーケティング戦略に活かしていく』DX推進のニーズが高まっています。当社では、こうしたニーズを受け、本データを開発しました。

本データは、厚生労働省「人口動態調査_都道府県別死亡2020年～2023年（年次）」をベースに今後の死亡者数の推計を算出し、500mメッシュ単位で2020年から2030年までは1年ごと、2030年から2050年までは5年ごとに収録しています。

当社開発の地図情報システム（GIS）「MarketAnalyzer® 5」に搭載し分析することで、死亡者数の推移を将来にわたり推測・調査できるようになります。また、データを地図上に可視化し、自社や競合となる施設の位置関係やその他の地理的要因を加味しながら、自社にとってポテンシャルの高いエリアを分かりやすく把握することができます。

※本データは、BIツールやGIS等、幅広い分析ツールで利用可能です。詳しくは、お問い合わせください。

（分析イメージ）

下の図は、MarketAnalyzer® 5で死亡者数データを可視化したイメージです。東京都世田谷区における、2024年/2030年（推計）の死亡者数を可視化し、このエリアでの死亡者数の推移を分析したものです。

色が濃いところは需要が高いエリアと認識でき、出店候補地のポテンシャル（ここに出店してよいのか）を分析できます。また、MarketAnalyzer® 5を使えば、具体的な候補地が決まっていなくても、ポテンシャルの高いエリアの探索（どこに出せばよいのか）をすることも可能です。

なお、MarketAnalyzer® 5のレポート機能（標準装備）を活用すると、調べたい任意のエリアにおいて下記のようなExcelレポートによる死亡者推移の予測レポートを、手間なく自動出力することができます。

〇利用や価格についてのお問い合わせ

お問い合わせフォームhttps://www.giken.co.jp/contact/

TEL：03‐5362‐3955（受付：月～金 9:30～18:00　※土日祝除く）

■商圏分析・エリアマーケティング用GIS 「MarketAnalyzer🄬 5」

「MarketAnalyzer🄬 5」は、ベッドタウンや居住地エリアの調査に役立つ国勢調査をはじめ、繁華街の調査に役立つ昼間人口や商業統計等、幅広いデータを搭載しており、1st Partyデータや位置情報・決済データ等の3rd Partyデータのインポートも可能な商圏分析・エリアマーケティング用GISのハイスペックモデルです。DX時代に求められる、複数のデータをクロスする本格的な分析が可能なため、30年にわたり大手企業を中心に2,000社を超える企業に導入されています。

〇 製品Webページ：https://www.giken.co.jp/products/marketanalyzer/