ディスレクシアのこどもたちが輝く場を!第3回ディスレクシア・アートコンペティション開催。
認定NPO法人エッジ(東京都港区 会長:藤堂栄子)は第3回ディスレクシア・アートコンペティションを開催。「ディスレクシアな愉しみ」をテーマに、ディスレクシアのこども達からアート作品を募集します!
ディスレクシアとは、知的発達に問題はないものの、文字の読み書きがすらすらと正確にできない学習障害です。40人学級に2~3人の割合でいますが、見た目ではわからず、あまり知られていません。
ディスレクシアの子どもたちは、文字ではなく視覚や感覚を使って表現するのが得意なことがよくあります。
エッジ理事の藤堂高直がシンガポールディスレクシア協会でアートコンペ審査員だったときに「日本にはディスレクシアの子たちの持っている可能性を発表する場所が少ない」とディスレクシア・アートコンペティションを発案。第1・2回とも個性的で表現力あふれる作品が集まりました。
2025年はクラウドファンディングを活用して、第3回ディスレクシア・アートコンペティションを開催します。アートコンペティションをきっかけに、表現する楽しさを実感し、クリエイティブな力や自己肯定感を高めていくことを応援します。

ディスレクシア・アートコンペティションを発案したエッジ理事藤堂高直。建築デザイナー・陶芸家・工芸コンサルティング・チュラロンコン大学教授(タイ)。作品”Through the Looking Prism”がイタリア最大のデザイン賞A’Design Award銀賞、[d]arc awards(イギリス)、LIT(Lighting Design Awards、スイス)を受賞。
エッジ創立は、藤堂高直が15歳で英国に留学したときに、現地でディスレクシアと診断され、藤堂栄子(会長)に日本でのディスレクシア支援構築を頼んだことがきっかけである。
※日本語では8%が読み書き困難と報告されている(Uno et. al. 2009. Reading and Writing. )
■第2回ディスレクシア・アートコンペティション2024概要

<応募対象>
ディスレクシア当事者(診断はなくても可)
小学校3年生から高校3年生、および未成年者
インターナショナルスクール、海外の学校の場合:8歳から18歳まで
国籍問わず・居住地不問
<テーマ>
「ディスレクシアな愉(たの)しみ」~Joy of Dyslexia~(1人1作品のみ 未発表・新作に限る)
<作品内容>
絵画・デジタルアート・彫刻・映像・その他なんでも
<賞金>
最優秀賞 1点 20,000円
優秀賞 2点 10,000円
佳作 4点 5,000円
<エントリー期間>
2025年7月1日(火)~8月31日(日) 作品提出は9月7日(日)まで
<審査員>
活躍中のディスレクシア当事者たち
コミュニケーションデザイナー 下村ゆうひ
寿チャンネルDIY カルビ
芸術系大学生 斉藤佑有
<表彰式>
2025年10月初旬 ディスレクシア月間期間中、東京都内で開催予定
<応募要項・詳細>
https://art-compe.hp.peraichi.com/npoedge

【認定NPO法人エッジ】
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-7-1 西山ビル4階
会長:藤堂栄子
設立:2001年10月
HP:https://www.npo-edge.jp/
認定NPO法人エッジはディスレクシアの正しい認識の普及と支援を目的とした特定非営利活動法人として、2001年10月に認定設立され活動しています。
ディスレクシアの人がいきいき暮らせる社会にするために、正しい情報の啓発活動、支援者養成、当事者ネットワークづくりを軸に活動しています。ディスレクシアは、知的発達に問題はないが、読み書きが正確にすらすらとできない学習障害です。
会長の藤堂栄子は、文部科学省特別支援教育ネットワーク推進委員会、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員など政府委員を務め、発達障害者支援法、障害者差別解消法、教科書バリアフリー法、読書バリアフリー法などの法律に携わっています。
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