2人に1人のママが感じる家計の不安に、最も相関が高い「世帯年収」 不安が和らぐ目安は世帯年収800万円
生活における意思決定についての意識調査(家計編) -子育て世代、最新のトレンド-
「家族の健康を支え笑顔をふやす」をミッションとし、妊娠・育児層向けツールアプリやメディアを展開する株式会社カラダノート(東京都港区/代表:佐藤竜也/以下当社)は、当社が運営するメディア『カラダノートママびより』(https://mamab.jp/)の ユーザーを対象に、生活における意思決定についての意識調査(調査期間:2019年4月10日~2019年4月16日)を実施しました。(n=1656)
〔トピックス〕
・家計に不安があると回答した子どもを持つ母親は、全体の49.9%
・家計に不安を感じる要因として挙げられたのは、「貯蓄」に関することが最も多く
次いで「将来かかる費用」「収支のバランス」と続いた
・家計の不安との相関が最も高いのは「世帯年収」 不安が和らぐ目安は世帯年収800万円
■2人に1人のママが感じる家計不安の正体は、現在の収支と未来の支出
アンケートに回答した子どもを持つ母親(n=1656)のうち、全体の49.9%にあたる約半数が家計に不安が「かなりある(19.3%)」「少しある(30.6%)」と回答しました。
家計の不安として挙げられた要因の中で最も多かったのが「貯蓄(29.7%)」に関することで、現在の貯蓄額が充分かどうかや貯蓄ができないことに対する不安の声が挙げられました。また子どもの教育費や老後の資金など「将来かかる費用(25.4%)」が2番目に多く、次に「収支のバランス(16.1%)」でした。(自由記述のためn=118)
将来いくら必要になるのか、収支バランスが適切なのかどうかの判断がつかず不安、といった理由が挙げられ、現在の家計状況と将来かかる支出とが不安の要因となっていました。
■家計の不安との相関が最も高い「世帯年収」。年収800万円を軸に不安度が減る傾向に
家計の不安度と最も相関が高かったのは世帯年収で、世帯年収が低いと不安度が高くなり、世帯年収が高いと不安度が低くなる傾向がありました。その中でも、全体平均の49.9%を下回るラインが世帯年収800万円以上でした。
母親の就業状況についても、「時短勤務」「専業主婦」である場合に、不安度との相関が高まる傾向がありました。また、収入・貯蓄の把握状況で、「お互いが知らない」「妻だけが把握している」状態での不安度との相関が高いこともわかりました。
今後も当社では、子育て世代の最新トレンド調査を実施してまいります。
<アンケート調査概要>
調査内容:家計に関する意識調査
調査期間:2019年4月10日~2019年4月16日
調査対象:カラダノートママびよりメルマガ登録者
回答人数:1656名
調査方法:インターネット調査
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■家計データ分析とアドバイス
世帯年収が高いほど貯蓄ができているかというと一概にそうとは言い切れませんが、年収が高いほど、将来に備えるための貯蓄に余裕が生まれると思います。
例えば、月収40万円の家庭(夫、妻、子1人)で考えると、一般的な生活費(約15~20万)や夫婦が自由に使えるお小遣い(3万円×2名=6万円)を差し引いた場合、残りを貯蓄するとすると、およそ14~19万円になります。月収が低いほど、残るお金が少なくなり、貯蓄にはまわならくなります。
「不安がある」と回答した人の割合が半分を下回る世帯年収800万円の家庭は共稼ぎであることが多く、夫婦2人で働いていることによる収入のリスク分散ができること、また扶養に入らない場合は将来もらえる年金額が(扶養に入っている場合に比べて)大きくなることで老後資金への心配は軽減されることも影響を与えていると考えられます。
収入、貯蓄の把握状況については、「お互いが知らない」「ママ(自分)だけが知っている」状況では、家計に関する課題を共有できていないので、家計の不安との相関が高くなると言えるのではないでしょうか。
家計の管理有無が家計の不安度との相関がないように、家計簿を付けることは過去と現在の収支を比較するもので、将来の収支を把握するものではありません。将来どの程度お金が掛かるか分からないために不安に感じる場合は、家計のキャッシュフロー表を使って、現在の収支と将来かかるお金を把握するとよいと思います。
<会社概要>
企業名 :株式会社カラダノート
本社 :東京都港区芝公園2-11-11芝公園2丁目ビル3F
代表 :佐藤竜也
事業内容:妊娠出産育児にまつわるツールアプリ開発、プレママ/ママ向け情報コンテンツ配信
URL :https://corp.karadanote.jp/
・家計に不安があると回答した子どもを持つ母親は、全体の49.9%
・家計に不安を感じる要因として挙げられたのは、「貯蓄」に関することが最も多く
次いで「将来かかる費用」「収支のバランス」と続いた
・家計の不安との相関が最も高いのは「世帯年収」 不安が和らぐ目安は世帯年収800万円
■2人に1人のママが感じる家計不安の正体は、現在の収支と未来の支出
アンケートに回答した子どもを持つ母親(n=1656)のうち、全体の49.9%にあたる約半数が家計に不安が「かなりある(19.3%)」「少しある(30.6%)」と回答しました。
家計の不安として挙げられた要因の中で最も多かったのが「貯蓄(29.7%)」に関することで、現在の貯蓄額が充分かどうかや貯蓄ができないことに対する不安の声が挙げられました。また子どもの教育費や老後の資金など「将来かかる費用(25.4%)」が2番目に多く、次に「収支のバランス(16.1%)」でした。(自由記述のためn=118)
将来いくら必要になるのか、収支バランスが適切なのかどうかの判断がつかず不安、といった理由が挙げられ、現在の家計状況と将来かかる支出とが不安の要因となっていました。
■家計の不安との相関が最も高い「世帯年収」。年収800万円を軸に不安度が減る傾向に
家計の不安度と最も相関が高かったのは世帯年収で、世帯年収が低いと不安度が高くなり、世帯年収が高いと不安度が低くなる傾向がありました。その中でも、全体平均の49.9%を下回るラインが世帯年収800万円以上でした。
(※右のグラフは、世帯年収と家計への不安度との相関関係を表しています。縦軸が相関係数、横軸が世帯年収額を示しています。相関係数とは2つの値の関連性を調べるための数値で【1.0~-1.0】の範囲に値を取り、正の相関は相関係数が1に近く、負の相関は相関係数が-1に近い値になる。)
母親の就業状況についても、「時短勤務」「専業主婦」である場合に、不安度との相関が高まる傾向がありました。また、収入・貯蓄の把握状況で、「お互いが知らない」「妻だけが把握している」状態での不安度との相関が高いこともわかりました。
今後も当社では、子育て世代の最新トレンド調査を実施してまいります。
<アンケート調査概要>
調査内容:家計に関する意識調査
調査期間:2019年4月10日~2019年4月16日
調査対象:カラダノートママびよりメルマガ登録者
回答人数:1656名
調査方法:インターネット調査
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■家計データ分析とアドバイス
世帯年収が高いほど貯蓄ができているかというと一概にそうとは言い切れませんが、年収が高いほど、将来に備えるための貯蓄に余裕が生まれると思います。
例えば、月収40万円の家庭(夫、妻、子1人)で考えると、一般的な生活費(約15~20万)や夫婦が自由に使えるお小遣い(3万円×2名=6万円)を差し引いた場合、残りを貯蓄するとすると、およそ14~19万円になります。月収が低いほど、残るお金が少なくなり、貯蓄にはまわならくなります。
「不安がある」と回答した人の割合が半分を下回る世帯年収800万円の家庭は共稼ぎであることが多く、夫婦2人で働いていることによる収入のリスク分散ができること、また扶養に入らない場合は将来もらえる年金額が(扶養に入っている場合に比べて)大きくなることで老後資金への心配は軽減されることも影響を与えていると考えられます。
収入、貯蓄の把握状況については、「お互いが知らない」「ママ(自分)だけが知っている」状況では、家計に関する課題を共有できていないので、家計の不安との相関が高くなると言えるのではないでしょうか。
家計の管理有無が家計の不安度との相関がないように、家計簿を付けることは過去と現在の収支を比較するもので、将来の収支を把握するものではありません。将来どの程度お金が掛かるか分からないために不安に感じる場合は、家計のキャッシュフロー表を使って、現在の収支と将来かかるお金を把握するとよいと思います。
<会社概要>
企業名 :株式会社カラダノート
本社 :東京都港区芝公園2-11-11芝公園2丁目ビル3F
代表 :佐藤竜也
事業内容:妊娠出産育児にまつわるツールアプリ開発、プレママ/ママ向け情報コンテンツ配信
URL :https://corp.karadanote.jp/
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