TechTrain、シリーズAラウンドを実施。累計調達額5億円超に。エンジニアのスキルアップとキャリアアップを地続きで実現するリスキリングプラットフォームの運営拡大へ

本ラウンドでは約3.1億円を調達。

株式会社TechBowl

2023年8月28日 15時10分

株式会社TechBowl（本社：東京都千代田区、代表取締役：小澤政生）は、株式会社インソース、株式会社ウィルグループ（ウィルグループHRTech2号ファンド）、株式会社シーエーシーを引受先とする総額約3.1億円の第三者割当増資を、シリーズAラウンドにて実施しました。今回の資金調達により、エンジニアとしてのスキルアップとキャリアアップを連続して実現できるリスキリングプラットフォーム「TechTrain（テックトレイン）」および濃密なエンジニアタレントプールへのダイレクトスカウトサービス「DirecTrain（ダイレクトレイン）」の開発、広告・マーケティングの強化、人材採用を促進し、さらなるユーザー体験の向上と組織体制の強化を実現してまいります。

資金調達の目的

　今回の調達した資金は、主に「TechTrain」のユーザー数増加を促進するための広告・マーケティング費用、サービスの質と量を向上させるための人材採用、新規サービス「DirecTrain」の開発費用に充てる予定です。

また、今回のラウンドでは特に事業会社に焦点を当てて実施しました。ファイナンスのみならず、「TechTrain」と「DirecTrain」の販路を広げ、サービス活用の幅を広げるなど、「一緒に売上を創出できる」パートナーを見つけることが背景にあります。

　2021年末からのグロース（旧マザーズ）市場の低迷は継続しており、市況の行方を予測するのは難しい状況です。そのため、投資CFのみを頼りにするのではなく、営業CFによる持続的な企業成長を実現するため、今回は素晴らしい投資家でもある事業会社の方々に株主として参加していただきました。

　まだアーリーフェーズのベンチャー企業ではありますが、新規投資家各社が保有するアセットを活用しながら、共に成長を遂げる決意を持ち、エンジニア向けの教育とHRサービス市場を突き進んでいく所存です。

資金調達概要

・調達金額：約3.1億円

・調達方法：第三者割当増資

・第三者割当増資引受先（敬称略、順不同）

　株式会社インソース

　株式会社ウィルグループ（ウィルグループHRTech2号ファンド）

　株式会社シーエーシー

TechTrain（テックトレイン）とは

※URL：https://lp.techtrain.dev/

＜自社開発企業で通用するレベルまでスキルアップができる＞

①「メガベンチャーやIT系大企業などの自社開発企業で活躍しているエンジニアが「メンター」として120名以上在籍しています。

②メンターの監修のもと、実践型の開発ドリル「Railway」や、企業のCTOが編集した”超”実践問題集「MISSION」を通じて、スキルアップを進めることができます。

③独自のスキル評価基準「Rank」を5段階で設計しており、どのレベルまで到達すれば、どのようなスキルが習得できるかが明確です。

④Rankが向上すれば、メンターと面談が行えます。単に定量的なスキル向上だけでなく、個人開発のコードレビューやキャリア相談を通じて、実務で実用的なエンジニアに成長するためのアドバイスを得られます。また、メンターからの「いいね！」は、評価が高いことを示す信頼の証となります。

⑤Rankが向上すれば、永久に無料で利用できます。本気で努力する方を応援するための課金設計です。

⑥個人だけでなく、リスキリングを目指す法人（育成担当者）、通年でのサポートを必要とする学校法人（教務部の方）、エンジニアを志す方やDXを推進したい方など、誰もが利用可能です。

⑦経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」（※1）の補助事業者として選ばれており、最大70％の補助を受けて教材を利用できます。

＜自社開発企業への就職活動や転職活動（キャリアアップ）ができる＞

①Rank（スキル）が上がれば、就職活動や転職活動のサポートを提供します。書類通過率は90%以上です。

②内定獲得先は自社開発企業が90％以上です。個人の希望に合わせた真摯なキャリアアドバイスを提供します。

③弊社からの企業紹介だけでなく、自社開発企業からのダイレクトスカウトも受け取ることができます。

④インターンシップ参加から就職活動、転職活動まで、あらゆるキャリアチェンジに対応します。

・TechTrainのお問い合わせはこちら

　個人利用をご検討されている方：https://lp.techtrain.dev/

　学校関係者：https://education.techtrain.dev/
　企業関係者：https://lp.techbowl.co.jp/

（※1）参照URL：https://careerup.reskilling.go.jp/

DirecTrain（ダイレクトレイン）とは

＜濃密なエンジニアタレントプールへのダイレクトスカウトサービス＞

①Rankの高いユーザーのみが登録・利用可能。誰を見ても「採用したい！」と思えるスキル密度を担保。

②新卒/中途、正社員/副業（4段階での温度感付き）での条件検索はもちろん、スキルレベルやGitHubでの活動、メンターからの評価など、ユーザーのスキルを詳細に評価したスカウトを送信可能です。

③完全スカウト代行機能も搭載。「エンジニア候補者にどのようなスカウトを送ればいいかわからない...」といったエンジニア採用担当のよくあるお悩みもまとめて解決します。

④スカウト返信率は75％を超えています。（※2）。一般的なダイレクトスカウトサービスと比べて、数倍の高い実績。

DirecTrainのお問い合わせはこちら：https://forms.gle/wKxEwRTdkyLSxZEN7

（※2）弊社がスカウト代行を実施した場合における実績（期間：2023年4月～8月）。

新規投資家からのコメント

株式会社インソース

代表取締役社長

舟橋孝之氏

エンジニア向け教育とHRテック事業の掛け合わせによって、独自の教育プログラムと高スキルのITエンジニア人材データベースを創出されているTechBowl様と、4万組織を超える顧客基盤に強みを持ち、年間２万8千件超の研修を実施するインソースが提携することで、日本企業のDX推進およびグローバル市場での競争力向上に貢献していきたいと考えております。

株式会社ウィルグループ

代表取締役社長

角裕一氏

　今回の資金調達ラウンドに、参加できたことを大変嬉しく思います。TechTrainは教材も実践的でメンター相談など本気でエンジニアを目指す方にとってスキルアップができるプラットフォームだと感じております。今回の資本業務提携では、弊社で働く派遣スタッフの方々にTechTrainを提供しエンジニアとしてキャリアチェンジできる環境を提供することを一緒に進めていきます。
　弊社より1名でも多くエンジニアを増やすことで、TechBowl社が掲げるエンジニアリングで日本の国力を上げるというミッションに一緒に取り組んでいきたいと思います。

株式会社シーエーシー

新規事業開発本部 / 取締役

中西英介氏

　TechBowlの掲げるミッション「エンジニアリングで日本の国力を上げる」に深く共感します。それは本来我々IT企業が、会社の垣根を超えて進めるべき使命です。ビジョンやビジネスモデルを初めて聞いた際、素直に「やられた！」と雷に打たれたようでした。TechBowlの優れた点は、業界トップエンジニアを巻き込んだメンター制度、実践的なプログラミング能力を評価する「TechTrain」など、座学中心ではなく「実装」に重きを置いたシステムとなっていること。今後日本が革新的なビジネスやサービスを生みだすためには、画一的な教育でなく、尖った人材を育成するためのカリキュラムが必要だと私も強く感じます。株式会社シーエーシーはTechBowl社とともに、一人でも多くのエンジニアが世の中に革新的な技術やサービスをもたらす未来を目指して参ります。