Craif、大宮シティクリニックと共同研究を開始

 Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、医療法人大宮シティクリニック(所在地:埼玉県さいたま市、理事長:中川 高志、以下大宮シティクリニック)と共同研究契約を締結しました。本契約の締結により、Craifと大宮シティクリニック(研究責任者:中川 良)は、「健常者を対象とした、健康状態やがん等の疾患の発生や再発に関連する尿中マイクロRNA等の生体物質の探索研究」にむけた共同研究を開始します。

■研究概要
 マイクロRNA(以下、miRNA)は20-25塩基から構成される微小な機能性核酸であり、その発現量の異常は細胞のがん化をはじめ種々の疾患と関連することが報告されています*1。ヒトでは2000以上のmiRNAが発見されており*2、その一部は尿中に排泄されていることから、尿中 miRNA 等の生体物質は、各種疾患*2や加齢*3のバイオマーカーになりうると研究が進められています。Craifでは、独自開発した効率的なmiRNAの補足技術を用いることで、がんを含む様々な疾患等の非侵襲的診断バイオマーカーの開発を進めています。本共同研究で得た幅広い年齢層及び症例背景の検体及び臨床情報を活用することで、非侵襲的診断バイオマーカーの研究開発を加速して参ります。

■ 医療法人大宮シティクリニックについて
 大宮シティクリニックでは、健診から一般診療までの幅広い医療活動を通じ、「生涯健康のガイドライン創り」を目指しています。ひとりひとりに合った医療を提供していくため、スタッフ全員が、受診者・患者様の気持ちを尊重したコミュニケーションを心がけ、たゆまぬ努力を続けています。
 また、おもてなしの心を大切に、診察室から待合室に至るまで、よりよい医療環境づくりを目指しています。設備環境においては、最新医療機器の導入はもちろん、受診時の居心地のよさにもこだわることで、暖かみを感じられるクリニックでありたいと考えています。

■Craifについて
 Craifは、2018年5月創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。日本が誇る素材力を用いて尿からマイクロRNAを網羅的に捕捉し、AI(人工知能)を組みあわせて医療に応用することで、がん領域を中心に、疾患の早期発見や個別化医療を実現するための次世代検査開発に取り組んでいます。医療・ヘルスケア領域において世界をリードする企業・組織との協業を通じて、当社のビジョンである“人々が天寿を全うする社会の実現”を推進いたします。詳細については、https://craif.com/をご覧ください。

出典)
*1:Jiang Q et al. miR2Disease: A manually Curated Database for microRNA Deregulation in Human Disease. Nucleic Acids Res. (2009) 37: 98-104.
*2:Hammond, S. M. (2015). An Overview of microRNAs. Advanced Drug Delivery Reviews, 87, 3-14.
*3:Huan, T., Chen, G., Liu, C., Bhattacharya, A., Rong, J., Chen, B.H., Seshadri, S., Tanriverdi, K., Freedman, J.E., Larson, M.G. and Murabito, J.M. (2018). Age Associated microRNA Expression in Human Peripheral Blood is Associated with All Cause Mortality and Age-related Traits. Aging Cell, 17(1), e12687.
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