ポーラ化成工業、国立長寿医療研究センターと「フレイル」の共同研究を開始
いつまでも自立して過ごせるwell-beingな人生への貢献を目指して
人生100年時代における大きな社会課題「フレイル」に着目
ポーラ・オルビスグループは、化粧品の枠を超えてwell-beingを実現し世界中の人々の人生を彩ることをビジョンに掲げています。
ポーラ化成工業ではこれまでの研究で「肌と筋肉・運動の関係」を明らかにしており※1、美しさや豊かな人生における筋肉や運動の重要性を強く認識してきました。特に、加齢や不活動・栄養不足などによる身体機能の低下は健康長寿の妨げになることから、人生100年時代の今、皮膚だけでなく筋肉の老化へのアプローチも重要と考えています。また、「フレイル」は身体的な老化のみならず、認知機能の低下や抑うつといった精神・心理的要素や、人とのつながりの減少(孤立)といった社会的な要素が影響し合っていることから、それらの側面にも着目しています。
※1
参考リリース:筋肉がつくる「マイオカイン」が美肌に関与していることを発見 (2018年9月25日)
http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20180925_3.pdf
参考リリース:筋力トレーニングが美肌に貢献することを世界で初めて報告 (2023年7月14日)
http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20230714_2.pdf
フレイル研究をリードする国立長寿医療研究センターと連携
国立長寿研は、健康長寿社会の実現を目指すフレイル研究でアジアをリードしています。その一つが高齢者の大規模コホート研究です。コホートとは、長年にわたり同じ集団を追跡調査する研究手法のことで、疾患の発生に至るまでの過程を解明することができます。
ポーラ化成工業は、国立長寿研のコホート研究に2023年9月から参画することとしました。これまで自社研究で構築してきた独自の分析技術を駆使してデータを蓄積することで、フレイルに関する新知見を導き、独自のフレイル課題解決技術の創出を目指します。
【補足資料1】 国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターについて
認知症、フレイルなどの老年症候群に対する先進的な医療をはじめとして、超高齢社会で求められる医療・介護・福祉を担う人材育成、高齢者医療等に関する国の政策への提言や啓発活動を行うとともに、研究センターとして老化に関連するさまざまな研究に取り組んでいます。
<国立長寿医療研究センターHP>
https://www.ncgg.go.jp/index.html
【補足資料2】 ポーラ化成工業 フロンティアリサーチセンターについて
ポーラ化成工業は、ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担います。研究所のフロンティアリサーチセンター(FRC:Frontier Research Center)では、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスのマルチプルインテリジェンスリサーチセンター(MIRC: Multiple Intelligence Research Center)が決定した研究戦略に基づいて、新規有効成分の開発や化粧品の枠を超えて新価値創出を担うなど、新規・既存事業へ活用するシーズを創出しています。
<ポーラ化成工業株式会社 ホームページ>
http://www.pola-rm.co.jp/index.html
<株式会社ポーラ・オルビスホールディングス ホームページ>
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