GUGA、生成AI人材を可視化する「生成AI人材認定カード」を提供開始

生成AIに特化した信頼性の高い学習歴を一覧表示し、生成AI活用レベルを簡単に証明可能

GUGA

生成AIを社会に実装し、産業の再構築を目指す一般社団法人生成AI活用普及協会(理事長:井畑 敏、所在地:東京都千代田区、英称:Association to Generalize Utilization of Generative AI、以下:GUGA)は、株式会社ネットラーニング(代表取締役社長:岸田 努、所在地:東京都新宿区、以下:ネットラーニング)が提供する国際技術標準規格に準拠したオープンバッジの受領状況をもとに、生成AIに特化した信頼性の高い学習歴を一覧表示し、生成AIに関するリテラシー・スキルを有する人材を可視化するカード「生成AI人材認定カード」を2024年10月24日(木)より提供開始いたします。

■ 生成AI人材認定カードとは

生成AI人材認定カードは、生成AIに関するリテラシー・スキルを有する人材を可視化するカードです。本カードをスマートフォンなどの端末にかざすと、生成AIリスキリングに取り組んだ学習歴が一覧で表示され、就職・転職や取引などの場面で、生成AI活用レベルを簡単に証明できます。GUGAでは「生成AI人材=生成AIを学び続けている人材」と定義し、信頼性の高い生成AI人材の輩出を推進します。

■ 生成AI人材認定カードの提供背景

生成AIの台頭を受け、全てのビジネスパーソンに求められるリテラシー・スキルは変化し、リスキリングの必要性はますます高まっています。変化に対応するために学び続けることが前提の社会では、どこで学んだかを示す「学歴」以上に、何を学んだかを示す「学習歴」が重要です。

内閣官房「新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議」が2023年6月に示した「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版案」では、「業種・企業を問わず個人が習得したスキルの履歴の可視化を可能とする一助として、デジタル上での資格情報の認証・表示の仕組み(オープンバッジ)の活用の推奨を図る。」ことが表明されました。また、2024年6月に示した「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024改訂版」では、「AIスキルの習得、AIリテラシー向上のための教育コンテンツの充実・普及啓発を図る。」と表明されています。

このような指針を受け、GUGAは、オープンバッジの受領状況をもとに、生成AIに特化した信頼性の高い学習歴を一覧表示し、生成AIに関するリテラシー・スキルを有する人材を可視化する仕組みとして、生成AI人材認定カードの企画・提供に至りました。本カードの利用を通じて、就職・転職や取引などの場面で生成AI活用レベルを簡単に証明可能とし、生成AI人材の努力を市場価値の向上や賃金の上昇につなげることを目指しています。

■ 生成AI人材認定カードの詳細

本カードでは、デジタル名刺サービスなどでも活用されているNFC(近距離無線通信)カードを採用しています。カードをスマートフォンなどの端末にかざすと、GUGAが発行するプロフィールページへと遷移します。プロフィールページ上に、あらかじめご自身が登録したオープンバッジが一覧で表示され、学習歴を証明することができます。本カードで取り扱うオープンバッジは、国際技術標準規格「IMS Global Learning Consortium」に準拠し、ブロックチェーン技術を採用した強固な信頼性を誇るネットラーニングが提供するオープンバッジを対象とし、GUGAが認定するオープンバッジ(※)のみプロフィールページに登録・表示が可能です。

※今後、GUGAでは、生成AIに関するリテラシー・スキルを学ぶことができる各種講座や資格試験が発行するオープンバッジの認定を推進してまいります。

<基本情報>

名称:生成AI人材認定カード

サイズ:85×54mm(クレジットカードサイズと同様)

種類:全3種(Basic、Silver、Gold) ※1

発行資格(Basic):生成AIパスポートの有資格者(オープンバッジ取得者)もしくはGUGAが認定する各種講座や資格試験のオープンバッジ取得者 ※2

利用料金:カード発行手数料3,300円(税込)/月額利用料550円(税込)

利用特典:1年間以上の継続利用者は「生成AIパスポート 資格更新テスト」の受験費用を免除 ※3

申込方法:サービスページよりお申し込み

サービスページ:https://guga.or.jp/card/

※1:2024年10月24日(木)時点では「Basic」のみ発行中です。

※2:2024年10月24日(木)時点では「生成AIパスポートの有資格者(オープンバッジ取得者)」のみ受付中です。Silver、Goldの発行資格は順次公開いたします。

※3:「生成AIパスポート 資格更新テスト」に関する詳細は下記URLをご確認ください。

https://guga.or.jp/2024-10-1/1300

■ 一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ 代表理事 後藤 宗明さまよりメッセージ

リスキリングは単に学び直すことではなく、個人においては新たなキャリア形成に結びつけることが重要です。そのためには、人材のリテラシー・スキルを客観的に評価する仕組みが必要不可欠であり、生成AI人材認定カードはその手段の一つになることが期待できます。今後、Silver、Goldという上位ランクの発行資格の設計が、継続的なリスキリングを促す鍵となるでしょう。本カードの監修者の一員として私の知識・経験を還元し、日本の生成AI分野におけるスキル認証のモデルケースの創出に向けて尽力いたします。

■ 株式会社ネットラーニング 代表取締役社長 岸田 努さまよりメッセージ

オープンバッジは個人のスキルを可視化し、学習歴をさまざまな形で公開することができます。現在オープンバッジの普及は世界中に広がっており、発行数は1億個を超えると言われています。国際技術標準規格に準拠したオープンバッジを活用した、生成AI人材認定カードによるスキル証明は、今後の生成AI人材の輩出を大きく加速していく取り組みだと考えます。ネットラーニングは、GUGAさまの先進的な取り組みを支援するとともに、生成AI人材の可視化と活用を応援いたします。

■ GUGA 協議会議長 山本貴史よりメッセージ

これまでGUGAでは、生成AIパスポートの提供を通じて、生成AIを安全に活用するためのリテラシーを有する人材の可視化を推進してきました。その次のステージとして、生成AI人材認定カードの提供により、スキルを含めた「生成AI人材の可視化」へと歩みを進めます。私が副理事を務める東京大学でもマイクロクレデンシャルの導入検討を進めていますが、今後ますます「学習歴」は重視されていくことでしょう。GUGAに所属する協議員(AI有識者)に加え、外部の有識者の方々のご意見も頂戴しながら、本カードの価値向上・日本社会への普及を目指します。

【生成AIパスポートについて】

生成AIパスポートは、AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験です。AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。本資格の提供を通じて生成AIリスキリングを促し、生成AIを安全に活用するためのリテラシーを有する企業・人材の可視化を推進しています。

【生成AI活用普及協会(GUGA)について】

GUGAは、生成AIの社会実装を通じて産業の再構築を目指す、国内有数の生成AIプラットフォームです。AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験「生成AIパスポート」や、各企業の環境や業務の特性に応じた実践的な生成AI活用方法(スキル)を学べる「カスタマイズ研修」などを提供しています。日本の未来を強くするために必要な生成AIインフラの企画・提供を、官公庁をはじめとする多くのステークホルダーの皆さまとともに推進してまいります。

■ 協会概要

名称 :一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)

設立日:2023年5月10日

所在地:東京都千代田区神田岩本町1-5

代表者:理事長 井畑 敏

URL :https://guga.or.jp/

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会社概要

URL
-
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区神田岩本町1-5 山上ビル3階
電話番号
-
代表者名
井畑 敏
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年05月