企業におけるLGBTQ+への取り組みの評価指標「PRIDE指標」で鳥取県内企業で初めて「ゴールド」を受賞しました

株式会社LIMNO

株式会社LIMNO(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役会長:小野久人)は、LGBTQ+ ※1などの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する一般社団法人work with Pride ※2が2016年に策定した、企業におけるLGBTQ+への取り組み評価指標「PRIDE指標 ※3」で鳥取県内企業で初めてゴールドを受賞しました。

当社は経営理念「ひとりひとりにどこまでも寄り添い ときめく未来をデザインします」を体現する取り組みとして、LGBTQ+に関する行動指針に基づき様々な取り組みを実施しております。

PRIDE指標の5つの評価指標に関連する取り組みは以下です。




1. Policy(行動宣言)
 LGBTQ+、SOGIに関する差別を禁止する方針として、LIMNOとしての行動宣言を社内外に向け公開しました。(2023年9月)
  具体的な内容は以下の通りです。
 ・方針の中に、「性的指向」「性自認」「性表現」という言葉が含まれています。
 ・従業員に対する姿勢として定めています。
 ・従業員に求める行動指針として定めています。

2. Representation(当事者コミュニティ)

①構内で働くすべての方が利用可能なLGBTQ+相談窓口を開設しました。(2024年4月)  

②LGBTQ+相談窓口の情報をメール配信し、構内にポスターを掲示しました。(2024年4月)

③1年に一回、当事者・非当事者の両方の視点での困りごとなどを正しく拾い上げるために、LGBTQ+に関する匿名意識調査を実施しています。(2024年7月~) 

④継続的に研修を実施し、アライ表明いただいた方を対象に自社オリジナル虹色ロゴシールを配布、社員証やPCに貼っていただき、アライであることを可視化しています。

⑤LGBTQ+、SOGIに関する意見等を、従業員が自由に発信や意見交換できるディスカッションスペースを導入しました。(2025年8月)

3. Inspiration(啓発活動)

①全従業員向けに、1年に一回、LGBTQ+に関する研修を実施しています。(2023年9月~) ②・各対象者毎に、eラーニング研修を実施しました。(2024年2月~3月)
 ・面接官/採用担当者、人事、管理職、相談窓口対応 

③新役職者を対象とした役職者向け研修を実施しました。(2025年3月)  

④・新入社員、中途社員対象に、LGBTQ+基礎知識研修を継続的に実施しています。(2024年4月~)
 ・上記研修には、「カミングアウトを受けた際の対応」「SOGIハラ」「講師からの問題等の演習」「ロールプレイ」「個人によるアクション宣言」「ノンバイナリー、アセクシュアル、インターセックス等、LGBT以外の多様な性について」の内容を含みます。
 ・研修後アンケートを取り、社内の理解浸透度、取り組みに対しての社員の想いを確認しながら活動を進めています。 

⑤研修で使用した資料は従業員がいつでも研修後に再度閲覧できるように自社イントラネットに公開しています。

⑥定期的な社内に向けたLGBTQ+、SOGIについての理解を促進する情報発信を行っています。(年に4回以上) 

⑦啓発期間(6月1日~6月30日)を設定し、HP、採用HPのロゴを虹色化しています。(毎年6月1日~30日)

⑧社内の休憩室、自習室、来客室、食堂などに、LGBTQ+に関する書籍を設置しました。(2024年11月)


4. Development(人事制度・プログラム)

①同性パートナーの方やその家族も届け出があれば、法律婚のパートナーと同様に制度を利用できます。また、同性パートナーの子供も人事制度内の「家族の定義」に含んでおり、同様に制度を利用できます。

 ・休暇・休職(結婚、出産、家族の看護、介護 等)

 ・支給金(慶事祝い金、弔事見舞金、出産祝い金、家族手当 等)

 ・赴任(赴任手当、移転費、赴任休暇 等)

 ・その他福利厚生(社宅)

②自社エントリーフォーム上の性別記載欄を廃止しました。(2023年1月)

③休暇、休職、勤務形態への配慮として、年次有給休暇の単位に1日・半日に加えて1/4休暇を導入しました。(2022年10月)

④休暇、休職、勤務形態への配慮として、フレックス制度を導入しました。(2024年7月)

⑤男性用・女性用に限定されず利用できるトイレ等のインフラ整備を行いました。(2022年4月~)

 ・グラデーションをイメージした内装のバリアフリートイレの新設(2022年4月)

 ・一部静電対応の制服が必須な部署を除き服装自由化(2023年1月)

 ・制服男女兼用化し、「男性はズボン、女性はスカートにリボン」を廃止(2023年11月)

 ・制服は自宅から着用可にルールを変更(2024年4月)

⑥本人の希望に応じて、出張等で宿泊時の居室や、社宅に配慮が出来る仕組みになっております。

⑦健康診断にて、本人が希望する性を選択できるようにしました。(2024年12月~)

⑧同性愛や異性装が犯罪となる国への出張時のリスクについて、役員、役職者、人事総務部門に説明し、海外出張発生時の対応について社内周知しました。(2025年6月・9月)

⑨性的指向、性自認に関する言動によるもの等、職場におけるあらゆるハラスメントが懲戒処分の対象となることが就業規則にて定められています。

また、SOGIハラ、アウティングが行われた場合の対応について明記し、社内周知しました。(2025年7月)

⑩通称名を導入しました。(2025年10月)

⑪申請については、LGBTQ+相談窓口からの直接の申請も可能としました。(2025年10月)

5. Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)

①県外LGBTQ+関連イベントの社員参加呼びかけおよびイベントの周知を実施しています。(2024年6月~)

 ・岡山レインボーフェスタ2024への参加呼びかけの際、会社が交通費の支給をし2名の社員が参加しました。(2024年10月)

②婚姻の平等を実現する法制度の実現(Business for Marriage Equality ※4)、LGBT平等法の実現(ビジネスによるLGBT平等サポート宣言/Business Support for LGBT Equality in Japan ※5)への法人としての賛同をしました。(2024年8月)

③LGBTQ+やSOGIに関する社会の理解を促進するための自社の従業員や従業員の家族に限らない社外の人も参加可能な親子向け多様性イベント「色とりどり鳥取フェス」を開催しました。(2025年6月)

LIMNO敷地内で「いろとりどり鳥取フェス-親子で学ぼう多様性-」イベントを6/22(日)に開催します | 株式会社LIMNO
親子で体験する「ことば・文化・性の多様性」(鳥取) | Business for Marriage Equality


※1 LGBTQ+:

レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexuality)、トランスジェンダー(Transgender)、クィア(Queer)、クエスチョニング(Questioning)の頭文字に、そのほかのセクシュアリティーのプラス(+)を加えた広く使用されている総称。

※2 work with Pride:

一般社団法人work with Pride(wwP)は、企業などの団体におけるLGBTQ+など性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する団体です。

年に一回、企業・団体の人事・人権・ダイバーシティ担当者を主な対象に、LGBTQ+に関するカンファレンスの開催や、『PRIDE 指標』、『レインボー認定』の運用等行なっています。

work with Pride - Home

※3 PRIDE指標:

2016年にwork with Prideが策定した、 「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現する」ための日本で初めてとなるLGBTQ+に関する企業・団体等の取り組みの評価指標。

PRIDEの各文字に合わせた5つの指標の総合点に応じて、ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で認定されます。

1. Policy(行動宣言)

2. Representation(当事者コミュニティ)

3. Inspiration(啓発活動)

4. Development(人事制度・プログラム)

5. Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)

PRIDE指標とは - work with Pride

※4  Business for Marriage Equality(以下、BME):

BMEは、婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を可視化することを目的に、公益社団法人 Marriage For All Japan、NPO法人 LGBTとアライのための法律家ネットワーク、認定NPO法人 虹色ダイバーシティが共同で運営しているキャンペーンです。

「Business for Marriage Equality」公式サイト 

※5  Equality Act Japan:

Equality Act Japanは、SOGI(性的指向・性自認)に関する差別的取り扱いを禁止し、ひとりひとりの尊厳と平等を守るLGBT平等法の実現に賛同する企業を可視化することを目的に、LGBT法連合会、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アスリート・アライの3団体が協働し、国内外で、LGBT平等法の制定を求める署名への賛同を呼びかけているキャンペーンです。

「Equality Act Japan - 日本にもLGBT平等法を」公式サイト


誰もが自分らしく生きられ、互いを認めあい、平等な環境のもとで働くことができる職場を実現するために、今後も様々な啓発活動を推進し、 PRIDE指標2026も継続してゴールド認証を目指します。


■関連情報

LGBTQ+に関する方針 | 株式会社LIMNO

LGBTQ+ に関する取り組みの一環として、プライド月間に合わせて虹色ロゴに変更しました | 株式会社LIMNO

LGBTQ+に関する取り組みの一環として、各活動団体(同性婚、LGBT平等法の実現)への賛同を表明しました | 株式会社LIMNO

企業におけるLGBTQ+への取り組みの評価指標「PRIDE指標2024」で「シルバー」を受賞しました | 株式会社LIMNO

LIMNO敷地内で「いろとりどり鳥取フェス-親子で学ぼう多様性-」イベントを6/22(日)に開催します | 株式会社LIMNO

※本ニュースリリースに記載された情報は、発表日時点の情報に基づいています。最新の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

【株式会社LIMNO 会社概要】
〒680-8634 鳥取県鳥取市立川町7丁目101番地
代表取締役会長:小野久人 
取締役社長:長谷泰彦
URL : https://www.limno.co.jp/

鳥取三洋電機のDNAを継承し、2023年1月に三洋テクノソリューションズ鳥取より社名変更。
開発・製造の一貫体制で、多分野で国内トップシェアを誇るタブレットの実績をベースに、お客様のサービス価値を最大化・最適化するカスタマイズ製品を高品質でご提供。

MM総研による「2024年度タブレット出荷台数データ」において、国内シェア第4位を(日本メーカーでは第1位)獲得。

https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=675

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>

株式会社LIMNO 営業マーケティング部

E-mail : limno-sales@limno.co.jp

<その他、お問い合わせ先>

株式会社LIMNO 経営企画部 経営企画課

E-mail : otoiawase1@limno.co.jp

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キーワード
LGBTQ+CSR
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会社概要

株式会社LIMNO

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URL
https://www.limno.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
鳥取県鳥取市立川町7丁目101番地
電話番号
0857-21-2047
代表者名
小野 久人
上場
未上場
資本金
6100万円
設立
2013年01月