EC/通販事業者のビジネス課題で、コロナ対策は2.3ポイント(単一回答)にとどまる。一方、システムの安全性に関心が高まり、前年比11.7ポイント増加(複数回答)
エルテックス 第15回通信販売調査レポート 「通信販売事業関与者の実態調査2020」Part2について
ECサイト構築/通販システム構築・支援を主要事業として手掛けている株式会社エルテックス(本社:神奈川県横浜市保土ヶ谷区 代表取締役社長 森久尚 以下、エルテックス)は、通信販売事業関与者の実態調査、新型コロナウイルス感染症の流行下での「EC/通販事業者の意識」「テレワークなど業務形態の変化による業界情報の収集状況」と「通販事業全般の課題」「困り事・悩み事」などを集計・分析した調査結果の2020年版を発表しました。
エルテックスでは2000年頃より、ECサイト/通販システムの開発及び構築を積極的に推進しており、関連する市場動向把握のため、今回で15回目の独自調査「通信販売事業関与者の実態調査2020」を実施いたしました。
調査では通信販売事業に携わるご担当者様の「通販事業へ対する課題」「悩み事・困り事」など、昨年同様の内容の定点調査のほか、「新型コロナウイルスの発生・流行」によって影響を受けている実情について集計・分析いたしました。弊社の中核顧客である通販企業の実態を把握したうえで、通販ビジネスの強化、通販サービス質の向上に向け、製品やソリューションサービス改善につなげてまいりたいと考えます。
今回は、その第二弾として、EC/通販事業者における「通販事業へ対する課題」「悩み事・困り事」の調査結果を公開いたします。
http://www.eltex.co.jp/lab/research/
「通信販売事業関与者の実態調査2020」Part2 概要
1) EC/通販事業者のビジネス課題で、コロナ対策は2.3ポイント(単一回答)にとどまる。一方、システムの安全性に関心が高まり、前年比11.7ポイント増加(複数回答)。2019年の情報システム障害の多さが要因か。
2) 「広告メディアの使い方や広告投下の配分」が前年比+7.3%とスコアが上昇。2016年比では約1.5倍となり、EC/通販事業者の悩み事・困りごと上位へ向かう。
「通信販売事業関与者の実態調査2020」Part2 各項目の説明とグラフ
1) EC/通販事業者のビジネス課題で、コロナ対策は2.3ポイント(単一回答)にとどまる。一方、システムの安全性に関心が高まり、前年比11.7ポイント増加(複数回答)。2019年の情報システム障害の多さが要因か。
質問項目)
あなたの会社、事業所の通信販売事業について、ビジネス上重要と思われるものをいくつでもお選びください。(複数回答)
◇回答に見る特徴
今回「通信販売事業の課題」に関する調査項目では「事故が起きない安全なシステム強化」項目のスコアが、前年比で+11.7%の2ケタ増となりました。年商別のグラフでは、年商100億円以上の企業の過半数以上(53.6%)がこの項目を選択しました。IPA(情報処理推進機構)がまとめている「情報システムの障害状況一覧」では2019年に報道された情報システム障害が122件あったと報告。2017年:48件、2018年:66件に比較すると非常に高い数値となったことも影響しているかもしれません。
また、本年追加した「新型コロナウイルスなどの感染症対策」に関しては、全体で31.7%が課題と捉えているものの、約2/3は課題としていないとの結果でした。また、年商での差異も大きくは見られませんでした。
「事故が起きない安全なシステム」項目では、年商によって回答の数値が大きく異なりました。年商100億円以上の事業者では53.6%となっているのに対し、1~10億円未満では35.7%と17.9ポイントの差で、意識の違いが顕著となりました。
あなたの会社、事業所の通信販売事業について、ビジネス上最も重要なものひとつをお選びください。(単一回答)
単一回答では、ここ5年間での変化はあるものの、前年比で大きく変動したものはありませんでした。新型コロナウイルス対策の項目は2.3ポイントで、EC/通販事業者にとっては「ビジネス上の大きな課題」とは言えないようです。
質問項目)
通販事業全般(EC:エレクトロニック・コマースを含む)のお仕事について、過去~今現在での悩み事や困りごとで、あてはまるものをいくつでもお選びください。 (複数回答)
EC/通販事業者の「悩み事・困りごと」の質問項目では「広告メディアの使い方や広告投下の配分」が前年比+7.3%とスコアが上昇しました。過去の調査からも年々スコアが増えてきており2016年の約1.5倍となっています。
この質問項目でも、「新型コロナウイルスなどの感染対策」を選択肢として追加しましたが、複数回答で15.7ポイント、単一回答で2.0ポイントと低いスコアとなりました。
これら数値を見る限り、EC/通販業界ではビジネス上のインパクトは小さいと考えられます。
質問項目)
通販事業全般(EC:エレクトロニック・コマースを含む)のお仕事について、過去~今現在での悩み事や困りごとで、最も重要なものひとつをお選びください。(単一回答)
単一回答では、「新規客の獲得や集客方法」がここ5年のトレンドで下降傾向となっており、本年は微減ですが「既存の顧客の満足度の向上」が逆に上昇傾向となっています。
EC/通販で商品を買うといった経験は消費者全般に広がっており、こうした中でいかに良質の顧客体験(CX=カスタマーエクスペリエンス)を提供できるのか?といったことが、悩み事や困りごとであり、課題にもなってきていることが推測されます。
調査概要
調査エリア: 全国
調査対象者: 楽天リサーチ保有の調査パネル(ビジネスパネル)
年商規模1億円以上(1~10億円未満:111、10~100億円未満:88、100億円以上:101)の通販事業に携わる1~3の職種の、会社役員、社員、派遣社員、個人事業主
1. マーケティング・広告・宣伝
2. 業務(受注、決済、配送、その他の業務)
3. 情報システム
調査方法: ネット方式による、アンケート調査
調査期間: 2020年6月26日~28日
回収サンプル数: 300( 調査対象者 1.マーケ:100 2. 業務 :100 3. 情シス :100 )
調査主体: 株式会社エルテックス http://www.eltex.co.jp/
調査実施機関: 楽天リサーチ株式会社
株式会社エルテックス
会社概要
商 号 株式会社エルテックス (ELTEX, Inc.)
本 社 横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパーク イーストタワー 14階
TEL (045)332-6655 FAX (045)332-6644
URL: http://www.eltex.co.jp
設 立 1985年(昭和60年)12月14日
資本金 1億円
代表者 代表取締役会長CEO 犬飼邦夫 代表取締役社長COO 森久尚
事業年度 7月1日〜6月30日
売上高 23億円
従業員数 113名(内技術職82名)
資格保有数 高度情報処理技術者:77
公認会計士:1 中小企業診断士:1 社会保険労務士:1
認 定 ISO9001(QMS) JQA-QMA14486 (財)日本品質保証機構
ISO/IEC 27001(ISMS) JQA-IM0924 (財)日本品質保証機構
JIS Q 15001(Pマーク) 10821894 (財)日本情報経済社会推進協会
電気通信事業者 A-23-11961 総務省
健康経営優良法人2020(大規模法人部門) 日本健康会議
横浜健康経営認証「クラスAAA」 横浜市
事業内容
【EC/通販システム構築・支援事業】
EC/通販統合システム構築サービス (eltexDC)http://www.eltex.co.jp/service/commerce/
ECサイト構築サービス (eltexDC)
ECサイト分析・プロモーションサービス (eltexCX) http://www.eltex.co.jp/service/commerce/product/eltexcx.html
EC/ICT関連サイト分析・改善サービス(eltexUXLab)http://www.eltex.co.jp/service/uxlab/
【データセンター事業】
インフラトータルソリューション (eltexITS)http://www.eltex.co.jp/service/infrastructure/
IBM Cloudのフルマネージドサービス(日本IBMの公式パートナー)https://www.eltex.co.jp/service/ibmcloud/
【メール配信事業】
ショートメッセージ配信サービス(eltexSMS)http://www.eltex.co.jp/service/product/eltexsms/
メール配信サービス(eltexCX)http://www.eltex.co.jp/service/commerce/product/eltexcx.html
【Web/Mobileシステム構築事業】
ポータルサイト構築サービス
エンターテイメントサイト構築サービス
スマートデバイス向けシステム開発サービス
【運用支援事業】
コールセンターサービス
コンテンツマネージメントサービス
()は主要なプロダクト/サービス
通信販売に関する定期調査の2020年版
エルテックスでは2000年頃より、ECサイト/通販システムの開発及び構築を積極的に推進しており、関連する市場動向把握のため、今回で15回目の独自調査「通信販売事業関与者の実態調査2020」を実施いたしました。
調査では通信販売事業に携わるご担当者様の「通販事業へ対する課題」「悩み事・困り事」など、昨年同様の内容の定点調査のほか、「新型コロナウイルスの発生・流行」によって影響を受けている実情について集計・分析いたしました。弊社の中核顧客である通販企業の実態を把握したうえで、通販ビジネスの強化、通販サービス質の向上に向け、製品やソリューションサービス改善につなげてまいりたいと考えます。
今回は、その第二弾として、EC/通販事業者における「通販事業へ対する課題」「悩み事・困り事」の調査結果を公開いたします。
http://www.eltex.co.jp/lab/research/
「通信販売事業関与者の実態調査2020」Part2 概要
1) EC/通販事業者のビジネス課題で、コロナ対策は2.3ポイント(単一回答)にとどまる。一方、システムの安全性に関心が高まり、前年比11.7ポイント増加(複数回答)。2019年の情報システム障害の多さが要因か。
2) 「広告メディアの使い方や広告投下の配分」が前年比+7.3%とスコアが上昇。2016年比では約1.5倍となり、EC/通販事業者の悩み事・困りごと上位へ向かう。
「通信販売事業関与者の実態調査2020」Part2 各項目の説明とグラフ
1) EC/通販事業者のビジネス課題で、コロナ対策は2.3ポイント(単一回答)にとどまる。一方、システムの安全性に関心が高まり、前年比11.7ポイント増加(複数回答)。2019年の情報システム障害の多さが要因か。
質問項目)
あなたの会社、事業所の通信販売事業について、ビジネス上重要と思われるものをいくつでもお選びください。(複数回答)
◇回答に見る特徴
今回「通信販売事業の課題」に関する調査項目では「事故が起きない安全なシステム強化」項目のスコアが、前年比で+11.7%の2ケタ増となりました。年商別のグラフでは、年商100億円以上の企業の過半数以上(53.6%)がこの項目を選択しました。IPA(情報処理推進機構)がまとめている「情報システムの障害状況一覧」では2019年に報道された情報システム障害が122件あったと報告。2017年:48件、2018年:66件に比較すると非常に高い数値となったことも影響しているかもしれません。
その他前年比でスコアが上昇した項目では、「よく売れる商品の開発」+8.3%、「売り上げの拡大」+5.3%とやや目立った数字となっています。
また、本年追加した「新型コロナウイルスなどの感染症対策」に関しては、全体で31.7%が課題と捉えているものの、約2/3は課題としていないとの結果でした。また、年商での差異も大きくは見られませんでした。
「事故が起きない安全なシステム」項目では、年商によって回答の数値が大きく異なりました。年商100億円以上の事業者では53.6%となっているのに対し、1~10億円未満では35.7%と17.9ポイントの差で、意識の違いが顕著となりました。
質問項目)
あなたの会社、事業所の通信販売事業について、ビジネス上最も重要なものひとつをお選びください。(単一回答)
単一回答では、ここ5年間での変化はあるものの、前年比で大きく変動したものはありませんでした。新型コロナウイルス対策の項目は2.3ポイントで、EC/通販事業者にとっては「ビジネス上の大きな課題」とは言えないようです。
2) 「広告メディアの使い方や広告投下の配分」が前年比+7.3%とスコアが上昇。2016年比では約1.5倍となり、悩み事・困りごとの上位へ向かう。
質問項目)
通販事業全般(EC:エレクトロニック・コマースを含む)のお仕事について、過去~今現在での悩み事や困りごとで、あてはまるものをいくつでもお選びください。 (複数回答)
◇回答に見る特徴
EC/通販事業者の「悩み事・困りごと」の質問項目では「広告メディアの使い方や広告投下の配分」が前年比+7.3%とスコアが上昇しました。過去の調査からも年々スコアが増えてきており2016年の約1.5倍となっています。
この質問項目でも、「新型コロナウイルスなどの感染対策」を選択肢として追加しましたが、複数回答で15.7ポイント、単一回答で2.0ポイントと低いスコアとなりました。
これら数値を見る限り、EC/通販業界ではビジネス上のインパクトは小さいと考えられます。
質問項目)
通販事業全般(EC:エレクトロニック・コマースを含む)のお仕事について、過去~今現在での悩み事や困りごとで、最も重要なものひとつをお選びください。(単一回答)
単一回答では、「新規客の獲得や集客方法」がここ5年のトレンドで下降傾向となっており、本年は微減ですが「既存の顧客の満足度の向上」が逆に上昇傾向となっています。
EC/通販で商品を買うといった経験は消費者全般に広がっており、こうした中でいかに良質の顧客体験(CX=カスタマーエクスペリエンス)を提供できるのか?といったことが、悩み事や困りごとであり、課題にもなってきていることが推測されます。
調査概要
調査エリア: 全国
調査対象者: 楽天リサーチ保有の調査パネル(ビジネスパネル)
年商規模1億円以上(1~10億円未満:111、10~100億円未満:88、100億円以上:101)の通販事業に携わる1~3の職種の、会社役員、社員、派遣社員、個人事業主
1. マーケティング・広告・宣伝
2. 業務(受注、決済、配送、その他の業務)
3. 情報システム
調査方法: ネット方式による、アンケート調査
調査期間: 2020年6月26日~28日
回収サンプル数: 300( 調査対象者 1.マーケ:100 2. 業務 :100 3. 情シス :100 )
調査主体: 株式会社エルテックス http://www.eltex.co.jp/
調査実施機関: 楽天リサーチ株式会社
株式会社エルテックス
会社概要
商 号 株式会社エルテックス (ELTEX, Inc.)
本 社 横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパーク イーストタワー 14階
TEL (045)332-6655 FAX (045)332-6644
URL: http://www.eltex.co.jp
設 立 1985年(昭和60年)12月14日
資本金 1億円
代表者 代表取締役会長CEO 犬飼邦夫 代表取締役社長COO 森久尚
事業年度 7月1日〜6月30日
売上高 23億円
従業員数 113名(内技術職82名)
資格保有数 高度情報処理技術者:77
公認会計士:1 中小企業診断士:1 社会保険労務士:1
認 定 ISO9001(QMS) JQA-QMA14486 (財)日本品質保証機構
ISO/IEC 27001(ISMS) JQA-IM0924 (財)日本品質保証機構
JIS Q 15001(Pマーク) 10821894 (財)日本情報経済社会推進協会
電気通信事業者 A-23-11961 総務省
健康経営優良法人2020(大規模法人部門) 日本健康会議
横浜健康経営認証「クラスAAA」 横浜市
事業内容
【EC/通販システム構築・支援事業】
EC/通販統合システム構築サービス (eltexDC)http://www.eltex.co.jp/service/commerce/
ECサイト構築サービス (eltexDC)
ECサイト分析・プロモーションサービス (eltexCX) http://www.eltex.co.jp/service/commerce/product/eltexcx.html
EC/ICT関連サイト分析・改善サービス(eltexUXLab)http://www.eltex.co.jp/service/uxlab/
【データセンター事業】
インフラトータルソリューション (eltexITS)http://www.eltex.co.jp/service/infrastructure/
IBM Cloudのフルマネージドサービス(日本IBMの公式パートナー)https://www.eltex.co.jp/service/ibmcloud/
【メール配信事業】
ショートメッセージ配信サービス(eltexSMS)http://www.eltex.co.jp/service/product/eltexsms/
メール配信サービス(eltexCX)http://www.eltex.co.jp/service/commerce/product/eltexcx.html
【Web/Mobileシステム構築事業】
ポータルサイト構築サービス
エンターテイメントサイト構築サービス
スマートデバイス向けシステム開発サービス
【運用支援事業】
コールセンターサービス
コンテンツマネージメントサービス
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