次世代冷媒R448A採用の小型冷凍機ラインアップに空冷リモコン型冷凍・冷蔵用を追加
日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社(本社:東京都港区、CEO:秋山勝司)は、このたび、次世代冷媒R448Aを採用した屋外設置型(空冷一体型)小型冷凍機DCインバータータイプ[冷凍・冷蔵用]に、新たに空冷リモコン型冷凍・冷蔵用2. 2kW(3馬力)~6.0kW(8馬力)機種をラインナップ、6月より出荷開始します。
※ コンプレッサーユニットは屋内設置型です。
空冷リモコン型機種は、圧縮機を搭載したサイクル構成部を室内に配置、熱交換器やファンモータを搭載した凝縮部を室外に配置するセパレートタイプの製品です。
圧縮機を室内に配置することため、民家が隣接しているなど、運転音に配慮が必要となる場所への設置に適しています。
不燃性※1の新冷媒R448Aは、GWP(地球温暖化係数)※2,3 1,387と従来の冷媒R404Aに比べて約64%、冷媒R410Aに比べて約33%低減した冷媒です。
これにより、フロン排出抑制法に基づく環境影響度の目標達成度「A」※4を達成しました。
また、R448Aは冷媒R22およびR404A・R410Aの既設配管が利用可能なため、リニューアル時にコストを抑えられるメリットがあります。日立スクロール冷凍機はリニューアルフィルター(オプション部品)を使用することで、配管洗浄せずに既設配管を利用することができます。
(注)既設配管を利用するうえでの制約事項がありますので、詳細は製品カタログをご参照ください。
仕様表の冷凍能力は蒸発温度-40℃、外気32℃において一般社団法人 日本冷凍空調工業会標準規格 コンデンシングユニット JRA 4019:2020で測定した値になります。
※1. ASHRAE 規格34の冷媒安全性分類で、冷媒R448AはA1に分類されます。
※2. 地球温暖化に与える影響を数値化したものを示します。数値が大きいほど温暖化への影響が大きいことを示します。
※3.地球温暖化係数(GWP)は経済産業省告示第54号による。
※4.フロン排出抑制法に製品ごとに定められたフロン類からの転換目標値を達成したものを「A」とし、転換目標値に対する達成度合いに応じて多段階で表示する記号。
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