手芸のサブスク定期便「Craftie Home Box」を展開するCraftieが三菱鉛筆より資金調達を実施

オンラインコマース「Craftie Home」の拡大を加速

株式会社Craftie

2024年8月29日 10時00分

Craftie（読み：クラフティ、本社：東京都品川区、代表取締役：康瑛琴、以下Craftie）では、「ハンドメイドで暮らしを豊かに」をコンセプトに、ハンドメイドに関わる様々な体験をプロデュースしています。この度、三菱鉛筆株式会社（本社：東京都品川区、社長：数原滋彦）により資金調達を実施しましたことをお知らせいたします。本資金調達により、コマースの品揃えの充実・拡大を目指します。

Craftieはアート・クラフト・手芸領域において複数のサービスを展開して参りました。生徒と先生をマッチングするワークショップ予約サービス「Craftie」、コロナ禍で始まったおうちで習い事が実現するサブスクBoxの「Craftie Home Box」、手芸レシピ800本を掲載し毎月65万人（UU）が訪れる業界最大級のオウンドメディア「Craftie Style」など、顧客の様々なニーズに合わせてサービスを展開して参りました。

本調達はそうしたCraftieが培ってきたユーザーの皆様との関係・基盤を活かし、更なる趣味の充実化を支援するべく、手芸・クラフト・アート領域のオンラインコマースの強化に乗りでます。

資金調達の背景と資金使途

今回の投資は両社の考える「表現・体験」のサービス提供において、両社の培ってきた知見・実績を共有し、更にその価値の実現を加速・拡大していくべく調達が実現しました。

三菱鉛筆は、創業150年を迎える2036年に向けて、創業から積み重ねてきたお客様への提供価値を再定義し、「世界一の表現革新カンパニー」になることをありたい姿2036（長期ビジョン）として公表しています。三菱鉛筆は、「生まれながらにすべての人がユニークである」という信念に基づき、「書く（かく）・描く（えがく）」ことを通じて、世界中のあらゆる人々が生まれながらに持つ個性や創造性を解き放つことを目指しています。

その一環で、既存の筆記具事業と並んで、今後の新たな柱となり得る事業の創出のため、“筆記具事業と親和性のある事業”“デジタル技術を利用した事業”“お客様と直接つながりのある事業”の3点をテーマとして、新規事業の探索・検討を行ってきました。

2021年からは三菱鉛筆初のオンラインレッスン配信サービス「Lakit（ラキット）」を提供開始し、クリエイティブを楽しむキットを個人のお客様に直接お届けしています。

2024年4月には「o-i STUDIO（オーイスタジオ）」をオープンし三菱鉛筆初となる表現の体験型空間をオープンしました。

一方Craftieは、アート・クラフトの体験を通して暮らしを豊かにし、ハンドメイドでつくる心地よい時と温もりを、Craftieのコミュニティを通して繋がる人々にお届けしています。2016年の創業以来、ワークショップの予約サービス、おうちで習い事感覚で楽しめるサブスク定期便Box、無料でレシピを検索・閲覧できるオウンドメディアなど、ユーザーに寄り添ったサービスを複数提供して参りました。多くのユーザーが気軽に楽しめる体験を実現することに注力してきており、一定の成果が創出されたと考えています。

今後Craftieは複数のサービスで築いてきた顧客基盤を活かし、体験価値を高める資材や道具、キット等のオンラインコマース領域の事業拡大を目指します。手芸業界においてオンラインでのモノ・コトの提供は依然発展途上にあり多くの可能性があります。

Craftieはこの業界にあって、業界らしいコマースのあり方を捉え直しユーザーの体験価値向上にチャレンジしていくところにあります。