宮崎県で最も小さい「高鍋町」にDX!車泊(くるまはく)・RVパークsmart開設!!
~ 宮崎の海岸沿い中央に位置する「高鍋温泉めいりんの湯」を拠点に周遊観光 ~
九州周遊観光活性化コンソーシアム(代表機関:トラストパーク株式会社 本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役:山川 修)は、通過型地域などの観光振興を目的として広域に展開している車泊(くるまはく)・RVパークsmartを宮崎県の高鍋町「高鍋温泉めいりんの湯」に開設し、2023年12月16日より車泊予約を開始しました(車泊事業モデルは下部※①参照)。
高鍋町のRVパークsmart開設は、同県で2023年4月・6月に開設した西米良村・五ヶ瀬町に次いで3自治体目となります。宮崎県では初めて海沿いの地域で車泊が可能となりました。
高鍋町の地域資源と課題対策
宮崎県高鍋町は「歴史と文教のまち」で、県内で最も小さい面積の町内に約2万人の人々が暮らす、農業と商業が盛んなコンパクトシティです。交通アクセスは、北西部に高鍋インターチェンジ、東部の海側には日豊本線の高鍋駅を有し、宮崎市までは車で約1時間の距離にあり、宮崎県の海沿い中央に位置しているため、周遊拠点に適した場所にあります。町内には観光名所も多々存在していますが、宿泊施設が少ないのが課題です。
(1)車泊DX「RVパークsmart」導入の経緯
高鍋町は交流人口の活性化に資する取組みの一つとして、2014年12月に公共施設としては宮崎県初となる「RVパーク」を高鍋温泉めいりんの湯に開設しました。これまでは電話での予約受付や利用料金の受取りなどの事務作業を地域政策課の商工観光係が行ってきましたが、DXを背景として、今後のパンデミックの備えにもなる、無人・キャッシュレス・非接触での運用が可能な「RVパークsmart」を導入する運びとなりました。
※RVパークsmart(休憩駐車管理システム)導入費用は、宮崎県の補助金「稼ぐ観光地域づくり推進強化事業費補助金」を活用されています。
2月の宮崎キャンプシーズンに備えて車泊予約を開始しました。
RVパークsmart高鍋温泉めいりんの湯:https://rvparksmart.jp/rv-smart/meirinspa.html
(2)車泊×地域のならではの食との連携
車泊は、宿泊と比較すると安価に泊まることができるため、利用者の多くは、食や体験により多くのお金を使うことができます。高鍋町においても単に泊まるだけではなく、車泊周辺の施設などの利用を促進するために官民連携により、地域ならではの付加価値づくりを推進していきます。
車泊予約サイトにおいては「RVパークsmart高鍋温泉めいりんの湯」ページの「周辺の施設・観光スポット」に、全国的にファンが多い”百年の孤独”の焼酎蔵「黒木本店」や、全国放送のテレビ番組にも取り上げられた「餃子の馬渡」など、車泊周辺スポットを旅マエに閲覧できるように掲載し、地域の価値を消費者の価値として転換を促す情報発信を行っていきます。
≪参考≫
※①車泊(くるまはく)とは
未利用スペースや不稼働時間帯の駐車場等をシェアリング活用するサービスです。来訪者と地域をつなぐ、有料での車中泊ルールを整備し、無人・キャッシュレス・非接触運用が可能な電源提供型「休憩駐車管理システム(RVパークsmart)」の導入により、通過型地域や過疎地域などの本来は泊まることができない場所に長時間滞在する仕組みをつくり、地域経済の活性化や関係人口増を図るシェアリングエコノミー型のDX(Destination eXperience)事業です。事業概要(動画):https://youtu.be/jsJXmT2r264
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