ベンダーロックインを突破【SaaS Shift Support】機能をリリース!他社SaaSで利用していた経費種別や内部規定などの複雑なルールが短時間で移植可能に!
承認階層、従業員情報、ワークフロー、内部規定、経費種別、勘定科目コード、経費入力フォームなどの超複雑な個社要件を、短時間で移植できるようになりました。
Miletos(ミレトス)株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:髙橋 康文)は、AIを活用した経費精算ソリューション「SAPPHIRE(サファイア)」に、SaaS to AI SaaSを容易にするための【SaaS Shift Support】機能を追加いたしました。
新機能【SaaS Shift Support】について
新機能の実装により、他社SaaSで利用していた経費種別や内部規定などの設定を、SAPPHIREへ短時間で移植することが可能となりました。エンタープライズ企業の場合、経費精算システムの初期設定や構築にかかる時間は膨大ですが、それらの時間が大幅に短縮されるため、他社SaaSからSAPPHIREへの切り換えが容易になります。
<移植できる情報の例>
・経費種別 ・内部規定 ・承認階層
・監査規定 ・従業員情報 ・ワークフロー
・勘定科目コード ・経費入力フォーム
【開発背景】
通常、経費精算SaaSを変更する際にネックとなるのは、移行コスト(作業負荷・期間・費用)と、個社要件で作りこみをしてしまっているという点です。
エンタープライズ企業が経費精算SaaSを新たに導入する場合、業務フロー策定や初期設定・システム構築に要する期間が半年~1年ほどと言われています。
これは経費精算SaaSに限った問題ではなく、事前に個社要件に沿ったチューニングを施すという意味で、人事SaaSやSFA SaaSにも共通した課題です。
2010年頃から海外製品を中心として利用が始まったSaaSを第一世代SaaSと呼ぶ風潮がありますが、私たちは使いにくさを感じながらもクラウドという画期的なサービスの恩恵を受けてきました。しかそれから10年が経った今、約7割のユーザーが、利用しているSaaSに不満を感じながらも移行コストや心理的負荷によってシステムを切り替えられないという状況が起きています。
(【SaaSのベンダーロックインに関する調査2024】より)
私たちは、新世代の国産AI SaaSとして、このベンダーロックインを打破する【SaaS Shift Support】機能を準備しました。
【システム切り換えのためのコンサルティング】
使用中のシステムに課題や不満がありながらも、移行コストや心理的負荷によってシステムを切り替えられないという状況は、業務の効率化を妨げ企業の競争力の低下を引き起こしかねません。
Miletosではシステムの切り換えを支援するため、社内に経理の業務プロセスに精通したコンサルタントが在籍しています。これまでのプロセスを維持したいというご要望はもちろんのこと、データとAIを活用することで人手による作業を削減したいといったご要望や、プロセス改善のために監査ルールを見直したいといったご要望にお応えしております。
導入コンサルティングにより提供できること
・既存の業務プロセス維持しながらSAPPHIREを利用していただくための各種チューニング
・データとAIの活用により作業を効率化させるための業務プロセス変革
・効率化を推進しながらも、統制の強化や健全化を実現するための施策立案
【エンタープライズ企業の経費精算規定の複雑さの例】
【例:経費種別とは】
「経費種別」とは、経費の種類やカテゴリーを示す分類のことを指します。企業や組織が経費を管理し、追跡するために使用され、組織の方針や業種によって異なる場合があります。経理部門が経費の精算や予算管理、財務報告などの業務を効率的に行うための重要な要素です。
<経費種別の例>
・ 交通費:出張や客先への移動に関連する交通費。例えば航空券、電車賃、バス代など
・食事費:出張先での食事や顧客との会食など、食事に関連する経費
・宿泊費:出張先での宿泊費用が含まれます。ホテル代や宿泊施設の料金など
・事業関連費用:事務用品や書籍、雑誌の購入費用、セミナーや研修への参加費用など
【例:内部規定とは】
「内部規定」とは、経理業務の監査を行う際に遵守すべき規則や手順のことを指します。企業や組織が財務報告の正確性や信頼性を確保し、法的要件や規制に適合するために設定されます。
<交通費精算ルール例>
出張や業務に関連する移動にかかる交通費は、次の範囲内で認められます
・公共交通機関の運賃(特に最も経済的な選択肢)
・タクシー代(短距離移動に限り、長距離移動には適切な根拠が必要)
・レンタカー代(必要な場合のみ、事前承認が必要)
・駐車場料金や高速道路料金など
・高額な交通費については、従業員は事前に承認を得る必要があります
<承認階層ルール例>
・金額が5,000円未満の場合: 直属の上司による承認
・金額が5,000円以上20,000円未満の場合: 部門の責任者による承認
・金額が20,000円以上の場合: 財務部門のマネージャーによる承認
【サービス概要】
AIを活用した次世代の経費精算ソリューション「SAPPHIRE 経費精算」
プロダクトサイト:https://sapphire.miletos.tech/
SAPPHIREは、入力レス・承認レス・チェックレスを実現する新時代のAI経費精算ソリューションです。電子帳簿保存法の改正、インボイス制度の導入など、各種の法対応で求められる要件についても標準搭載。AIが法対応を満たした申請か自動でチェックするため、法対応により発生する工数を大幅に削減ができます。
人と紙を中心とした仕組みから脱却し、AIとデータによるプロセスを確立することで、経費精算におけるマニュアル入力や法対応をはじめとしたあらゆる業務から、プロセスに関わる人を解放します。
AIを活用したマッチング率95%*の入金消込AI SaaS「STREAM」
プロダクトサイト:https://stream.miletos.tech/
STREAM AI ARM(*ストリーム エーアイ アーム、**STREAM AI Accounts Receivable Management)は、入金消込領域専門のAI SaaSです。経理担当者が経験から判断していたような複雑な入金消込を、AIが正確かつ迅速に担います。
*3か月間のPoC期間に約95%の入金に対する自動消込を実現(データ内容により結果が異なる場合があります)
【会社概要】
会社名 Miletos株式会社(ミレトス)
代表者 代表取締役社長 兼 CEO 髙橋 康文
設立 2016年6月
所在地 東京都中央区銀座6丁目2-1 DAIWA銀座ビル7階
事業内容 AIプロダクトの開発/運営、業務改善コンサルティング
Miletos株式会社コーポレートサイト:[https://miletos.tech](https://miletos.tech/)
【代表経歴】
髙橋 康文
横浜国立大学大学院 会計コース修了後、Accenture入社
AI活用・プロセス改革等のDXを強みとする
その後Miletos株式会社に参画 コンサル時のクライアントPainを元に主要プロダクトのSAPPHIRE/STREAMの着想~開発~営業~導入までを一貫して管掌
公認不正検査士/横浜国立大学非常勤講師
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