恋人たちのデートはどう変わった?Withコロナ時代の行動変化を調査しました

株式会社ネクストレベル


株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する『縁結び大学』(https://jsbs2012.jp/date/)では、コロナ前から交際している恋人を持つ独身男女225人に「恋人との過ごし方の変化」について緊急アンケートを実施しました。 

コロナ禍での恋人との過ごし方の変化、恋人と会う際に気を付けていること、コロナが収まったら恋人としたいことなど、“恋人たちの今”をお伝えします。 
 
  • コロナ禍でのデートは「おうちでまったり」が31%で最多

アンケートでは2020年1月までの恋人との過ごし方と2020年2月からの過ごし方で、それぞれ多かったものを3つまで選んでもらう形でヒアリングしました。

1位の「おうちでまったり」はコロナ前とコロナ禍で順位に変化はなかったものの、比率が16.0%から31.5%へと増加し、恋人同士でもどちらかの自宅で過ごす人が増えていることが分かりました。

3位の「ドライブ」はコロナ前に5.4%だったのが、コロナ禍では11.4%と急増しています。市中での接触を避け、ふたりだけで過ごせる車内はデートに最適と考える人が多いようです。コロナ前に3.5%だった「公園や浜辺でのんびり」も、7.2%に増えて5位にランクインしています。

コロナ前よりも減少したのは、4位の「仕事終わりに外食する」、6位の「おいしい店に食べに行く」、7位の「日帰りで遠出する」などでした。このことから、人との接触を避けるデートを選ぶカップルが増えていることが分かります。
 
  • コロナ禍でのデートで、恋人たちは新たな楽しみを見つけている
デートの行き先や過ごし方に変化が見られた中で、新たな楽しみを見つけたという声も聞かれました。その中から、いくつか「意外と楽しかった」と感じた過ごし方を紹介します。

 【こんなデート、意外とよかった!】
近場のドライブ。近いからこそ行ったことのなかった所を車で巡ったので、リスクも外を歩くよりかなり低いし、近所にこんな場所あったんだ!という発見にもなった。(千葉県/26歳女性)
電車に乗るのが嫌だったので、自転車で行ける公園や植物園に行ったり、普段しなかったことをしました。家の近くにも意外とお洒落なカフェがあることも分かり、自転車でブラブラするのが楽しかったです。(東京都/26歳女性) 
平日に休みをとってビーチに行ったらほぼ貸し切りだった。土日だと密になってしまうため、空いている平日にいったことで人との接触を気にせずに楽しめたのがよかった。(山口県/23歳女性) 
ふたりで料理をしたことが良かったです。普段は仕事終わりに外食に行くことが多かったので、料理を自分たちで作って家で食べるのは新鮮でした。(東京都/27歳男性)
自宅でのデートで、ゲームを一緒にしたのが意外と良かったです。 特にアウトドアで遊びにくい昨今でも、ゲーム内では自由に遊び歩けるので、お互いにストレス発散になりました。(大阪府/28歳男性) 
外食したつもりで予算を決めてデパ地下でテイクアウトした料理とお酒を家で飲んだら、リッチな気分になれた。(千葉県/39歳男性) 

 

アンケートの中で特に多く見られたのは、「ふたりで料理をしたのが楽しかった」という意見でした。また、自宅で有料動画やゲームを楽しんだ人も多くいました。外出や人混みを避けるという制約の中でも、恋人たちは新たな楽しみを見つけているようです。
 
  • 恋人と会う機会、コロナ前より「減った」人が42.7%


2020年2月以前と2月以降を比較して「恋人と会う機会に変化があったか」を聞いたところ、42.7%が「減った」と回答しました。「変化がない」人は、45.3%、「増えた」人は12%です。それぞれどんな事情があって、会う機会に変化があったのか教えてもらいました。 

 【会う機会が減った理由】
電車を乗って会いにいかなければならないので、感染者が増えているときは自然と回数が減った。(岐阜県/27歳女性) 
相手のことを気にしてあまり迷惑をかけてはいけないと思うと会う機会が減っていきました。(福岡県/30歳男性) 
彼が外国人のため、彼が国に帰った途端に日本に入国できなくなった。(福岡県/20歳女性) 
お互いに医療関係でコロナ患者に接しているので、なかなか会うことが出来ません。埼玉と神奈川で県外ですし、自分たちが媒介になることだけは避けたいので、世の情勢が落ち着くまでは我慢するしかないのかな、と思っています(埼玉県/37歳女性) 


会う機会が「減った」理由は、お互いのことを思ってデートを自粛したという理由の他に、自身や相手が医療従事者であるため、リスクを回避したという声も見受けられました。恋人に会う機会を我慢して従事していらっしゃる医療関係者の方には、本当に感謝しかありません。

 
 【会う機会が増えた理由】 
自粛期間にはお互い仕事が休みになったので家で何泊もお泊まりをしたり、頻繁に会う事ができた。
その期間はまったりと家で過ごす事が多かったがとても大切な時間だったと感じる。(東京都/26歳女性) 
コロナにより会える回数が減ったため、同棲しました。毎日一緒にいられるようになったため、結果的に会う機会が増えています。(北海道/29歳男性) 

 

会う機会が「増えた」理由としては、仕事がテレワークになったり休業要請が出るなどして、プライベートの時間が増えたためという意見が多くありました。また、これを機に同棲を始めた人も複数いました。 
 
  • 恋人との連絡手段で増えたのは、「メッセージのやりとり」


恋人と会う機会が減ったり、プライベートの時間が増えたりしたことで、恋人と以前より頻繁に連絡をとるようになった人も多いようです。

特にLINEやメールなど「メッセージのやりとり」が増えた人は、25.6%に及びました。またビデオ通話や電話も増えています。人との直接的なコミュニケーションに制限が設けられたことや世情に対する不安などから、恋人たちの間では連絡が密になっていることが分かりました。

 【恋人との連絡が増えた理由】
仕事が減り、暇になったので、つまらない事でもすぐLINEとか送ってしまうからだと思う。(秋田県/40歳女性) 
離れている間、体調が悪くなってないかの確認をすることが増えた為。(福岡県/24歳女性) 
会えない分顔が見えないのでビデオ通話が増えた(東京都/23歳女性) 
文章より声の方が伝わりやすいですし相手と繋がっていられるような気持ちになるので、会えない日は電話をするようにしています。(福岡県/30歳男性)
お互いに何かあっては困るので、直接会うのは基本土日だけにして、平日はLINEのビデオ通話で何とか我慢してる状態です。(静岡県/32歳男性) 
仕事での付き合いの飲み会がなくなったことや、テレワーク導入の影響でスマホに触れる時間が増えたという単純な理由もあるかと思います。(神奈川県/22歳男性) 

 

  • 恋人と会う際のコロナ対策、1位は「手洗い&消毒」


コロナ禍において、恋人と会う際に気を付けていることを聞いたところ、「手洗いや手指の消毒をしてから会う」が21.4%で最も多い結果となりました。次に多かったのは、「外出せず、自宅で会う」で13.6%です。
出かける際には「空いている店や施設を選ぶ」「予防策をとっている店を選ぶ」「行き先の感染状況を確認」するなどして、注意を払っているカップルが多いことが分かりました。

また「お互いの健康状態を確認」したり、「検温してから会っている」「マスクを外さない」など、お互いを思いやることで、支え合う恋人たちも見受けられました。恋人同士であるがゆえ、「手など接触を減らす」のは3.5%となかなか難しいようです。

 【恋人同士で気を付けていること】
ランチに行く際は混雑している時間を避けたり、外出先もコロナ感染者の発生が多いところは避けるようにしています。 また、なるべく外出を控えるため、自宅で会うことが多くなりました。(大分県/33歳女性)
お互い会社からの指示で検温はしているので、分かり合えている。会えなくてもLINEは毎日しているので、多少お互いの健康には気を使えていると思う。(愛知県/28歳男性) 
お互いの体調を連絡しあい少しでも変化があれば会わないようにしています。また人との接触を減らすため、原則おうちで会うようにしています。(鳥取県/27歳女性) 
コロナ前から同棲しているが、家庭内感染にならないよう帰ってきてすぐに手洗い、うがい、シャワーを浴び、きちんとした食事を取り、免疫力が低下しないように気をつけている。(神奈川県/29歳女性) 
注意しているのは、やはり密な場所を避けるようにしています。カフェや外食なども、極力ゆったりとした場所だけに行くようにして、対策しています。(東京都/30歳男性) 
 
  • コロナ禍の2020年の夏休みは「どこにも出かけず」が多数


今年の夏休みは、恋人同士「どちらかの自宅で過ごした」という人が36.4%に上りました。次いで多かったのが「都道府県内で日帰り旅行」で16%です。

遠方や都道府県外など宿泊旅行に行った人は、合計してもわずか7.1%という結果でした。通常はふたりで休みを合わせて旅行に出かけることが多い夏休みですが、今年は多くの人が自粛していたようです。

13.8%は「夏休みがなかった」と答えていて、医療従事者や多忙を極めた職種の人にとっては、非常に厳しい夏だったのかもしれません。

 【今年の夏休みの過ごし方】
県内のキャンプ場にデイキャンプに出掛けました。テントを張ってのんびり過ごしました。(熊本県/32歳女性) 
『あつまれ どうぶつの森』でのオンラインデートや、休日は1日LINEで通話を繋ぎながら、それぞれの生活をしたりした。(奈良県/22歳女性) 
海で泳いだり星を見たり、人と接触しない自然に触れた遊びをした。(沖縄県/29歳男性)
7月に彼女が住む大阪の方に会いに行きました。 東京や大阪は感染者が多くいると連日報道されていて我慢しなければならないとは分かっていたのですが、4月からまったく会えずにいたので会いに行きました。(千葉県/36歳男性) 
春に会社が休業して稼働してなかった分、夏はずっと仕事をしていた。(秋田県/40歳女性)
特に夏休みはなく、熱中症患者さんの救急搬送の対応をしていました。お互いに「熱中症シーズンだねー、ガウンもマスクもきついねー」って言って慰めあいました。(千葉県/35歳女性)

 

  • コロナ禍で困ったことは「相手と会えないこと」
人との接触や飛沫で感染する新型コロナウイルスは、恋人同士にとっては大きな障壁です。ふたりで行きたいところに気安く出かけることがはばかられ、仕事のストレスを発散するはずのプライベートタイムも手放しで楽しめない状況です。

そこで、恋人との過ごし方で具体的に「困ったこと」は何か、詳しく教えてもらいました。

 

カラオケがお互い趣味なのですが、三密や大声を出すなど感染のリスクが高い場所なので行くのを我慢しています。早くコロナ渦が過ぎ、以前通り行けるようになったらいいなと思います。(大分県/33歳女性) 
海外での遠距離恋愛のため、1年ほど会えていないため、早く会いたい(埼玉県/25歳女性) 
外食をしたいが、必然的にマスクを外すため飛沫感染のリスクがあがると思うと行けない。日頃から患者さんに感染させない、しないように気をつかっているため、気兼ねなく美味しいご飯を食べに行きたい。(京都府/28歳女性)
結婚の両家顔合わせが延期になり、今後どうすべきか困っている。(神奈川県/28歳女性)
除菌方法などコロナ対策で相手とたまにケンカになります。元々潔癖症気味だったのに拍車がかかっているので、おうちデート中でも恋人に口うるさく言ってしまい雰囲気が悪くなることがあります。(愛知県/28歳女性) 
お互いが感染者が増えているエリアに住んでいるのであまり会えない状況ではあります。毎日のように会っていたのが回数が減りましたので会いたいのを我慢しています。(福岡県/30歳男性) 
会う機会が減ってしまったので二人の関係に距離が出来てしまい、このまま別れてしまわないか不安で困っています。心配なので連絡が多くしつこくなってしまっています。(三重県/37歳男性) 

 

物理的に会えないことで「辛い」「さみしい」と感じている人が多くいました。「会えないことで気持ちが離れないか」不安に思っている人もいるようです。気軽に集まれないために結婚話が進まないなど、人生のスケジュールに支障があるという声も聞かれました。 

そんな辛い状況において、何か良かったことはないのかも聞いてみたところ、意外と多くのメリットが上がってきました。 
 
  • コロナ禍で良かったのは「心の距離が縮まったこと」
LINEでよく通話してるんですが、会って好きと伝えられない分、お互い言葉で沢山好きを伝えるようになったことが嬉しかったです。(奈良県/22歳女性) 
他の友達などにはコロナについて本音を話せないが、彼女とは悩みや不満を共有できるのでお互い支えになっている。(千葉県/39歳男性) 
彼の仕事が在宅が増えたので連絡をたくさん取れるようになったこと。(愛知県/27歳女性) 
電話で話す機会が増えたので知らなかった話を聞くことができたり、相手への思いが募ってより思いやれるようになった(愛知県/24歳女性) 
恋人と料理するのが思っていたより楽しかったです。おうちデートを重ねるうちにお互い結婚も具体的に意識するようになりました。(愛知県/28歳女性) 
より一層相手のことを気にかけるようになりました。体調や普段なにをしていたかなどを気にするようになって大切な存在を改めて考えれるようになりました。(福岡県/30歳男性) 
やはり二人でいるおうち時間がとても増えたのが良かったです。コロナ前は基本的に週1回ほどでしたが、ほぼ毎日のように過ごしているので心の距離がぐっと縮まりました。(大阪府/26歳男性) 

 

恋人同士、コロナ禍の中でお互いの存在の大きさに気付いた人が多いようです。家にいる状況で、「将来のふたりの生活が想像できた」という声もありました。非常時に支えになる存在だと改めて感じることで、心の距離は今までよりも近くなる傾向が見られました。
 
  • コロナの心配がなくなったらしたいのは「旅行」&「結婚」
最後に「コロナの心配がなくなった暁には何がしたいか?」について、聞いてみました。

 

マスクをせずに色んなところに旅行に行きたい!また好きなアーティストのライブにも行きたい!(千葉県/26歳女性) 
結婚を考えているので盛大に結婚式を行いたい!(東京都/23歳女性) 
一緒に行こうと約束していた沖縄の離島に旅行に行きたいです。(大阪府/33歳女性) 
コロナ禍でも、同居をすることになり結婚を意識するようになった為、親への挨拶に行きたいです(東京都/25歳女性) 
夏の海や冬のスノーボード等の季節を楽しめる所に行きたいです。(愛知県/33歳男性) 
お金をためて、まずは同棲し、その後結婚したい。(静岡県/24歳男性) 
京都に旅行に行って、縁結び系の寺社にお礼参りに行きたい。(神奈川県/26歳男性) 

 

「旅行に行きたい」という意見が大多数でしたが、中には「結婚したい」という声も複数ありました。コロナ禍で、恋人が自分にとって大切な存在だということが確信に変わった人も多いのかもしれません。
 
  • まとめ|コロナ禍はお互いの存在を再認識する機会に
コロナの影響により仕事やプライベートでさまざまな支障がある中、アンケートではお互いの存在を改めて考えた恋人同士が多いように感じられました。恋人同士の過ごし方の変化としては、以下のような傾向があると言えます。

【コロナ禍での恋人の変化】
・「おうちでまったり」デートが急増
・恋人と会う機会は減少した人が多い
・恋人とはメッセージのやりとりが増加
・会うときは手洗い&消毒を徹底
・夏休みは「自宅で会う」が多数
・「会えない」「気軽に出かけられない」がストレスに
・改めて「大切な存在」と気付く人が多い
・コロナ終息後にしたいのは「旅行」「結婚」

困難をふたりで乗り越えることで、絆が深まった人もいるのではないでしょうか。コロナ禍は、忙しい日常を過ごす独身者にとって、立ち止まって大切な関係に気付くことができた機会でもあるようです。Withコロナの時代、新たな生活様式の中で新たな幸せを見つけられるといいですね。

調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:18~40歳の男女225名
実施日:2020年08月24日~08月26日
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/
調査会社:株式会社ネクストレベル


■縁結び大学はこんなメディアです■

【運営会社】
株式会社ネクストレベル
https://next-level.biz/
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。

【運営メディア】
マッチングアプリ大学
https://jsbs2012.jp/
派遣BOOK
https://jobseek.ne.jp/
脱毛ピース
https://arts-center.gr.jp/

【姉妹サイト:マッチングアプリ大学】
初心者向け「マッチングアプリとは?」
https://jsbs2012.jp/matchingapp/detail/matchingapp_means.html
プロが教える!マッチングアプリ人気ランキング
https://jsbs2012.jp/matchingapp/review/mami0016.html
 

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上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2008年03月