福井県池田町×東京都立芝商業高等学校　都市と農村の交流・連携を図る部活動「いけだ部」がスタート！

１０月２６日（土）「芝商祭」にて生徒自ら「いけだ部」の活動をPRします！

池田町役場

2024年10月23日 14時38分

令和6年４月より福井県の地方自治体・池田町と連携を行う東京都立芝商業高等学校(以下：芝商業高校)は、部活動「いけだ部」をスタートしました。この取り組みは、循環型社会を推進する福井県池田町で農村地域の暮らしや風土を学び、アクティブラーニングを実践するものです。

また福井県池田町は、「いけだ部」の活動を応援する「芝商いけだ部応援プロジェクト型ふるさと納税」を令和６年７月よりスタート。芝商業高校は、10月25、26日に行われる「芝商祭（文化部門）」において、ふるさと納税制度を活用した取り組みについて生徒自らが説明し、福井県池田町の特産品を用いて活動のＰＲを行います。※10月25日(金)は非公開。26日は関係者のみ入場可(チケット入場制)

芝商業高校は東京都港区に位置する都立の商業高校です。今年で100周年を迎える芝商業高校は、生徒が実践的・体験的なビジネス学習を通して実社会を理解することを強力に支援しています。

福井県池田町は、福井県と岐阜県の県境に位置する山々に囲まれた農村です。人口は約2,200人、面積の9割以上が森林という小さな町です。心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指しています。

今回新たに創設された「いけだ部」とは、日本の農村である福井県池田町をフィールドに、芝商業高校の生徒たちが自分自身の生き方や価値観を探求するクラブです。雪国で暮らす人々の技や相互扶助の精神など、都会とは異なる価値観と触れ合いながら、主体的・共同的に課題を解決する力を学び、社会的機能の育成を図るとともに、多様化する社会の中での生き抜く力を養成します。

「芝商いけだ部応援プロジェクト型ふるさと納税」はこうした福井県池田町と芝商業高校の取り組みを応援・支援する方法として誕生しました。寄付されたお金は全額「いけだ部」の学修活動に使われます。また、ふるさと納税の返礼品には、芝商業高校のOBOGが考案した「いけだのおやつde満足コース」などが設定されています。

■福井県池田町×都立芝商業高等学校の取り組みについて

福井県池田町と芝商業高校との取り組みは、2014年から始まり、今年で10年目を迎えます。人々との関わりの中で生徒たちが主体的、共同的に課題を発見し、解決することを目的としたアクティブラーニングを実践してきました。その中で、今年度から「いけだ部」および「芝商いけだ部応援プロジェクト型ふるさと納税」がスタート。新たに発足した「いけだ部」を応援・支援する、他にはない形のふるさと納税が誕生しました。納税でいただいた寄付金をもとに、福井県池田町と芝商業高校は今後も継続的に交流事業を展開していく予定です。

■「いけだ部」事業の概要

○都市文化体験型教育実施事業

福井県池田町に滞在して、まちづくりを学んだり、池田町の素材を活かした商品づくりの実習に取り組んだりする事業です。

・商品開発マーケティングプログラム

　→池田町の素材を活かした商品づくりとともに販売企画などを行う。

・イベント企画プログラム

　→池田町の文化、伝統、芸能、風土を活かした多様な催し(イベント)を企画し、実施する。

○農村支援交流事業

池田町のまちづくり調査や町民との生の交流から自然の神秘さや不思議さ、そして何が大切かを判断できる感性を養う事業です。

・むらおこし応援プログラム

　→池田町の各種まちづくり事業に参加するとともに、都市部の視野や若者の視点を活かした助言交流を実行する。

・交流育成プログラム　

　→池田町の小中学校との交流連携事業に取り組む。

■ふるさと納税(応援プロジェクト型)について

令和6年7月よりスタートした「芝商いけだ部応援プロジェクト型ふるさと税」とは、「いけだ部」の学びを応援することを目的として制度化しました。寄付されたお金は全額、いけだ部の学びのために使われます。また、寄付された金額に応じて、池田町の特産品が返礼品として送られます。特産品のセレクトには芝商業高校のOBOGのアイデアが生かされました。さらに、池田町の観光情報や活動の報告もお送りさせていただきます。

○ふるさと納税の申し込み、返礼品についてはこちらから

　https://furusato.asahi.co.jp/city/detail/183822　