イーグル工業がサプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire(レジリア)」を導入
■「Resilire」導入による課題の解決
イーグル工業は、自動車・建設機械業界向けを中心に一般産業機械、半導体、舶用、航空宇宙業界向けなど、幅広い分野で高品質なシール製品や精密部品を提供するグローバル企業です。特に、独自の技術力と品質管理を強みとし、国内外の主要メーカーに対して信頼性の高い製品を供給しています。また、環境に配慮した製品開発や生産体制の強化にも積極的に取り組んでおり、業界内外で高い評価を得ています。
イーグル工業では、サプライチェーンのリスクマネジメントに別システムを利用していましたが、Resilireの導入に際し、特に以下2点の課題解決に期待しています。
1. 有事発生時のサプライヤーへのアンケート負荷軽減
従来のシステムでは、取引先であるサプライヤーが有事の際にアンケート回答をするには、事前にイーグル工業からサプライヤーごとにIDを付与し、回答のたびにログインをすることが必要でした。結果として、回答に時間がかかるなど運用面の課題が大きくありました。
「Resilire」では、サプライヤーはシステムにログインすることなく、PC・スマートフォン等からメールを開いてアンケートに回答できるため、回答までの時間が大幅に短縮され、回答率の向上を期待しています。
2. 災害検知の種類と範囲が拡大し、より広範なリスク検知が可能に
従来のシステムでは、国内における地震、大雨、台風といった自然災害に限定され、その他の災害リスクや海外でのリスクに対応することができませんでした。
「Resilire」導入後は、これらの従来のリスクに加え、国内における洪水や停電といった災害及びWebを情報源としたリスク情報を検知できるようになり、国内外問わず幅広いリスクに対応することが可能となりました。
これにより、グローバルな事業運営において、より一層の安定したリスクマネジメントを実現しています。
■ 「イーグル工業株式会社」とは
イーグル工業は、メカニカルシールおよび特殊バルブの分野で業界をリードする最大手企業です。自動車、船舶、航空機などの輸送機器や、各種プラント向けのポンプやコンプレッサーなどの回転機械向け製品の製造を主な事業とし、世界中でその技術力が活用されています。特に、小型家庭用ポンプから宇宙ロケットに至るまで、幅広い分野において当社の製品が重要な役割を果たしている点が、イーグル工業の大きな強みです。
また、イーグル工業は東京証券取引所プライム市場に上場しており(証券コード:6486)、高い品質管理と環境に配慮した製品開発を通じて、国内外の市場において高い信頼を築いています。今後も、持続可能な事業運営を追求し、グローバルな市場においてさらなる成長を目指しています。
■サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire(レジリア)」について
株式会社Resilireは「データでサプライチェーンをアップデートする」というミッションのもと、サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」を研究・開発しております。
多くの製造業で、サプライチェーンの全体像が見えないことから潜在的なリスクの把握が進まずリスク予防が進んでいない、サプライチェーンがブラックボックス化している現状があります。
ゆえに、災害や疾病、地政学的問題など、サプライチェーン分断に繋がる様々なリスク要因が顕在化した際に、影響把握及び対応の遅れが発生し、原材料の不足や生産停止などに繋がる恐れがあります。
Resilireは、サプライチェーンの可視化を実現するクラウドサービスにより、お客様の安定供給体制の構築を支援し、サプライチェーン強靭化の実現に貢献いたします。
■会社概要
・社名:株式会社Resilire
・代表取締役:津田 裕大
・事業内容:サプライチェーン管理サービス「Resilire」の企画・開発・運営・販売
・設立:2018年9月
・本社:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 10F
・企業URL:https://corp.resilire.jp/
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