日本中が沸いたWBC、決勝「日本 対 アメリカ」＆準決勝「日本 対 メキシコ」視聴者がくぎづけになったシーンは？

ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社（旧TVISION INSIGHTS、本社：東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷康士、以下REVISIO）は、3月21日にTBS系列で放送されたWBC準決勝「日本 対 メキシコ」と、3月22日にテレビ朝日系列で放送されたWBC決勝「日本 対 アメリカ」について、どのシーンが一番視られていたのか毎分の注目度データを使って、分析致しました。（注目度が高いとは、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表します）

一進一退の攻防が続き、最後の最後で大谷選手がトラウト選手を抑えて優勝を決めたアメリカとの決勝と、劇的な村上選手のサヨナラツーベースヒットでメキシコに勝利した準決勝。どちらの試合も目が離せないシーンばかりでしたが、実際にテレビの前の人はどのシーンにくぎづけになっていたのでしょうか？

決勝と準決勝の注目度が高かったシーン、ベスト3を発表します。



決勝「日本 対 アメリカ」で一番注目されたのは大谷対トラウト！

• 1番注目されたシーン　11時43分　9回表 ピッチャー大谷翔平選手 VS 打者トラウト選手の対戦　　注目度：77.6％

日本が3対2とリードして迎えた9回表。ピッチャーの大谷翔平選手と、打者トラウト選手の対戦でした。2アウトランナーなし、2ボール2ストライクで迎えた5球目。力が入ったのか164kmのストレートは大きく外れてボールに。フルカウントで迎えた6球目、スライダーをトラウト選手が空振りをし3アウトとなり日本が勝利！大谷選手はグローブとキャップを放り投げて喜びを表現しました、他の選手も大谷選手の周りに集まり飛び跳ねて喜びました。実況席もWBC王座奪還という大興奮に包まれました。

 

• 2番目に注目されたシーン　11時58分　試合終了後、大谷選手へのメダル授与　注目度：76.2％

メダル授与のシーンでした。大谷選手が最後にメダルをかけてもらい、MVPの盾が授与されました。その後、大谷選手がトロフィーの後ろで記念写真を撮影するまで注目されました。

 

• 3番目に注目されたシーン　10時43分　6回裏 ヌートバー選手の打席　74.3％

6回裏、2アウト満塁で迎えたヌートバー選手の打席。1ボール2ストライクから迎えた4球目はボール。5球目を打ちましたが、打球はライト前の浅いフライとなり捕球され、アウトとなりました。



■分析データの概要

対象日時：2023年3月22日（水）　7時00分から13時00分
放送局：テレビ朝日
属性：個人全体
地域：関東エリア　2,000世帯
指標：※注目度



準決勝「日本 対 メキシコ」で一番注目されたのは村上の逆転ツーベースヒット！

• 1番注目されたシーン　11時45分　9回裏 村上宗隆選手の打席　注目度：77.7％

9回裏、村上選手の打席でした。ノーアウトランナー1、2塁の1ボール1ストライクから、待望のセンターへの逆転サヨナラツーベースが出ました！ 大谷選手に続いて周東選手がホームベースに戻り、見事決勝進出を決めました。三振が続いた村上選手のサヨナラヒットに、日本中が沸いた瞬間でした。

 

• 2番目に注目されたシーン　10時45分　7回裏 吉田正尚選手の打席　注目度：76.3％

7回裏、吉田選手の打席でした。2アウトランナー1、2塁の2ボール2ストライクからライトスタンドへの同点3ランホームランが生まれました！「入った～」と実況も大興奮でした。 先制していたメキシコに3対3と追いつき、ゲームを振り出しに戻しました。

 

• 3番目に注目されたシーン　11時41分　9回裏 吉田正尚選手の打席　注目度：74.0％

9回裏、吉田選手の打席でした。フォアボールを選んで、ランナーは1、2塁となりました。1塁は吉田選手に代わり、代走の周東選手が入りました。「周東選手が逆転のランナーになりますね。」と実況も期待に胸が膨らんでいたところでした。



■分析データの概要

対象日時：2023年3月21日（火）　8時00分から12時00分
放送局：TBS
属性：個人全体
地域：関東エリア　2,000世帯
指標：※注目度



急遽、TBSで再放送された決勝と準決勝はどのように視られていた？

決勝、準決勝が行われた日の19時より、急遽TBS系列で試合の再放送が放送されました。当日に再放送が流れるのは異例な事ですが、朝の時間帯で試合を観られなかった人や、もう一度感動を味わいたいという人で、REVISIO推定の視聴率、注目度共に下記のような高い視聴結果になりました。

また、毎分の波形をみてみると、決勝、準決勝ともに、試合結果が分かっている人が多かったためか、最後の感動をもう一度味わいたいためか、後半にかけて、視聴率、注目度ともに右肩上がりになりました。
 

■分析データの概要

対象日時：2023年3月21日（火）/22日（水）　19時00分から20時57分
放送局：TBS
属性：個人全体
地域：関東エリア　2,000世帯
指標：※注目度



※注目度とは？
テレビの前にいる人（滞在者）のうち、テレビ画面に視線を向けていた人（注視者）の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります。




【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社（2022年10月にTVISION INSIGHTS株式会社から社名変更）は、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計160社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。