ファーウェイ：あらゆる産業に向けた新たなバリューの創出に向けパートナーとの協働を推進

[2021年4月13日、中国深セン] 本日、ファーウェイはファーウェイ・2021年グローバルアナリストサミットの一環として「共に新たな価値を」をテーマにサミットを開催しました。産業及び金融アナリスト、有名オピニオンリーダー、メディア代表など400名以上の参加者に対し、ファーウェイは産業におけるトレンド、およびあらゆる産業のお客様と共に新たなバリューを創出するための産業界における特定シナリオでのソリューション適用について、洞察を提示しました。

ファーウェイ法人事業部バイス・プレジデントであるBob Chenは、ポスト・パンデミック時代に向け産業におけるデジタル・トランスフォーメーションが、サポートおよびコア・プロダクション・システムの両方に特徴づけられる中度～高度のステージに入りつつあることを述べました。ファーウェイは協働でのイノベーション、オープンなエコシステムの構築、およびあらゆる種類のパートナーと共にテクノロジーアーキテクチャとしての「インテリジェント・ツインズ」に基づくイノベーティブかつシナリオ特化型のソリューションを構築し、一体となって成功を達成することに取り組み続けています。これにより、弊社はインテリジェントな産業界のアップグレードを支援し、あらゆる産業におけるデジタル・トランスフォーメーションを促進しています。

                                 ファーウェイ法人事業部バイス・プレジデント Bob Chen

このサミットでファーウェイは、エネルギー、運輸、金融、教育、法人向けサービスにおけるデジタル・トランスフォーメーションの実践について提示し、デジタルエコシステムを構築することがいかにお客様に対してバリューを創造し続けることができるものであり、産業の発展およびすべての人にとって実りある結果を達成するためのエコシステムの構築を促進することができるかについて踏み込んだ議論を行いました。

エネルギー部門について、ファーウェイ法人事業部グローバル・エネルギー・ビジネスユニットのエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるRobin Luより、エネルギーにおけるトランスフォーメーションおよびデジタル・トランスフォーメーションは明確なトレンドかつ方向性であることをしました。デジタライゼーションの核となる目標は、生産性を高めるデータの力を最大限活用することになります。将来、エネルギー産業では「1つのゴール、2つのトランスフォーメーション、3つの促進要因、4つの方向性」の示す道筋に沿って、サステナブルかつ質の高い発展を遂げることになるでしょう。これは、炭素実質排出量ゼロを目標に、全世界の事業者がエネルギー・トランスフォーメーションおよびデジタル・トランスフォーメーションを実現することを支援し、エネルギー産業と各国の事業者がこの「2つのトランスフォーメーション」を通して「炭素実質排出量ゼロ」の目標を達成することを促進し、そしてグリーンおよび低炭素排出、テクノロジーのイノベーション、効率性と効果性の向上、国際間協力などにおける協働を促進することを意味します。

運輸部門について、ファーウェイ法人事業部グローバル・トランスポーテーション・ビジネスユニット、グローバル・アビエーションのチーフ・デジタル・オフィサーであるAndy Bienが次の通り提示しました。「パンデミックの甚大な影響に対応するため、航空業界ではデジタル・トランスフォーメーションに対する急速な関心の高まりを見ています。健康及び安全、財務および環境サステナビリティ、そしてより高まる乗客の期待がこの変化を促進するでしょう。安全かつ信頼の置けるデジタル・インフラストラクチャにより提供されるワイヤレス、クラウド、人工知能の活用が、こうした新たな需要とサステナブルな航空運輸に対応していくことになります。2021年の航空業界の復活に向け、機会が待っているのです。」

金融部門では、ファーウェイ法人事業部グローバル・ファイナンシャル・サービス・ビジネスユニットのチーフ・インダストリー・エキスパートであるLiu Yuanxinは、変わりゆくお客様と市場の需要により、銀行はデジタライゼーションが必要不可欠になったことを認識しなければならないことを強調しました。デジタル・トランスフォーメーションにむけて重要となる動きには、最新鋭ターミナルクラウドによるコラボレーションシステムの構築、データ及びアルゴリズムのもたらす価値の収益化、クラウドベースのトレーニングおよび端末による推論を備えた新たな金融インテリジェンスサービスモデルの構築があります。

教育分野では、ファーウェイ法人事業部グローバル・ガバメント・ビジネスユニットのチーフ・デジタル・トランスフォーメーション・オフィサーであるEdwin Dienderは、ICT産業が授業と学習を急速に変革しつつあることを指摘しました。「教育とは、生涯に渡るものであり、かつなによりもパーソナライズされるべきものです。教室、研究室、管理事務所など、この分野での新たなデジタルモデルが出現することで、いつでもどこでも知識の恩恵に授かることが可能となります。インテリジェントかつデジタルな教育の未来は、既に到来しているのです。」

サービス分野では、ファーウェイ法人事業部、法人サービスバイス・プレジデントであるHank Stokbroekxは、スピーチでデジタル・トランスフォーメーションはテクノロジーを活用し事業成果とカスタマーエクスペリエンスを最適化するものであることを述べました。これは、現在も、そして今後何年にもかけて実施され続けていくプロセスとなります。テクノロジーは複雑かつ甚大な重要性を持つものとなるため、運用プロセスは高度に自動化され、問題を予測し先駆けて検出するサービスを提供するものとなるべきです。

2020年12月時点で、700以上の都市とフォーチュン500企業の253社が、デジタル・トランスフォーメーションにおけるパートナーとしてファーウェイを選んでいます。2020年には、全世界での営業収益が8,914億元に上りました。法人事業での営業収益は1,003億元に上り、前年比では23.0%増となっています。第1回ファーウェイ・グローバルアナリストサミットは、2004年に開催されました。2021年となった今年、18回目となる連続開催となりました。今年は4月12日～14日の開催となり、数多くの国内外の産業エキスパートのセッションが催され、洞察の提示および交換が行われます。