6月18日山本能楽堂いのちの能「水の輪」公演「いのちの遊び場 クラゲ館」プロデューサー中島さち子率いる KURAGE Bandが参加
音楽が世界を繋ぐ大阪・関西万博ならではの唯一無二のパフォーマンス
2025年6月18日(水)13:00/16:30開演 *開場は開演1時間前
@EXPOホール「シャインハット」
来たる6月18日(水)、公益財団法人山本能楽堂(大阪市中央区)が水都大阪から「水を大切にする気持ちを」をテーマに創り出したいのちの能「水の輪」の舞台に、「いのちの遊び場 クラゲ館」(以降クラゲ館)プロデューサー中島さち子(株式会社steAm代表取締役)率いる多民族バンドKURAGE Bandが出演。音楽を通じて、民族、世代を繋ぐ文化的コラボレーションパフォーマンスを行います。第1部の公演では、水鳥役として国内外から約180人の子ども達、地謡隊(コーラス隊)として約350人の子ども達が出演致します。
伝統と革新の狭間で新たな未来の文化を生み出していこうとしている山本能楽堂とは、さらに世界各地の伝統芸能を響き合わせることを模索し、KURAGE Bandは大阪・関西万博開催前からさまざまなコラボレーションを展開してきています。
万博開幕日4月13日には、シグネチャーオープニングイベントとして両者は協奏し、さらに、4月25日には、本公演で使用される老松の制作ワークショップ、笛や太鼓、衣装やお面の体験をクラゲ館で実施。伝統芸能の五感体験に、皆ワクワクしていました。そんな二者に加え、多くの子ども達が参加して行われる新作能「水の輪」は、文化の醍醐味を表現する珠玉の場となるはずです。


【いのちの能 水の輪】
大阪から、伝統芸能の力で「水を大切にする気持ち」で世界を一つにする新しい能の作品です。
平成21年に開催された「水都大阪2009」最終日を彩るイベントとして制作、初演を果たし、以来30回以上再演を繰り返してきました。今回は、国内外の子ども達が、万博参加158ヶ国から飛んできた水鳥となって、大阪の水をきれいにし、大阪の繁栄を言祝ぎます。水鳥に国境は無く、水は絶えず世界を循環しています。大阪で生まれた能は、万博を機に、子ども達と共に世界へ羽ばたきます。

【一万人の老松】
当公演では、一万人の方々の協力を得て、一万人が描く一万枚の巨大な老松を舞台美術として設営します。8,000枚は各地でのワークショップや学校での制作、2,000枚は病院にいる子ども達に描いてもらいました。4月25日や6月7日のクラゲ館でのワークショップでも多くの方のご参加を頂き、楽しい老松が沢山生まれました。

【万博参加国の国旗の冠と衣装を自作し、“子ども”水鳥たちが誕生】
万博参加国と同数158ヶ国の水鳥たちの国旗の天冠、衣装は、出演する子ども達自身で制作。
参加する大阪YMCAインターナショナルスクールの幼稚園児・小学生約180人は、踊りのお稽古も行い、大阪の水をきれいにする水鳥になります。


【KURAGE Band】
大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー中島さち子が率いる、多民族で構成され、世界の様々な文化が集い協奏するバンド。日本、韓国、セネガル、カメルーン、チベットなど世界中から集まった音楽家が奏でる音、鼓動や旋律は、時には言葉より人の心を動かし、共感を呼びます。
歩き、奏でる“くらげJAM”や輪踊りは、日常から溢れる音楽を模索し、観客と共に創るパフォーマンス。今回の「水の輪」との協奏が、一人でも多くの方々に音楽や文化の大切さを伝えるきっかけとなればと願っています。

■いのちの能「水の輪」Noh for SDGs 公演詳細■
<開催日時> 2025年6月18日(水) 開演13:00/16:30(2回公演)*開場は開演1時間前
<開催場所> EXPOホール「シャインハット」*全席自由席
<内 容> いのちの能「水の輪」の上演
「KURAGE Band」とのコラボレーションパフォーマンス
<出 演> 前シテ(棹さす女) 山本章弘 後シテ(水の神様) 観世三郎太
水鳥役の国内外の子ども達約180人、地謡隊(コーラス隊)の子ども達約350人
一般参加の地謡隊約200人
大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー中島さち子率いる「KURAGE Band」
ナレーション山口由里子(新世紀エヴァンゲリオン(赤木リツコ役)他で活躍中
<お問合せ> 公益財団法人 山本能楽堂
TEL:06ー6943-9454(平日10:00~17:00 土日祝休み)
E-mail:expo2025-yamamoto@noh-theater.com
<公式ホームページ> https://noh-theater.com/
【山本能楽堂】
山本能楽堂は昭和2年に観世流能楽師の山本博之氏によって創立された大阪の能楽堂。
戦災で一度焼失しましたが、昭和25年に再建、約100年の歴史を持ち、平成18年に文化審議会により国登録文化財の指定を受けた。気軽に伝統文化に触れられる能楽体験や舞台裏見学のコースを設定し、広く門戸を開いている。また、能を「現代に生きる魅力的な芸能」として、広く一般の皆様にその素晴らしさをお伝えするため、新しい視点に立ったオリジナルな企画でプロデュース公演を開催し、教育文化事業に取り組んでいる。
【いのちの遊び場 クラゲ館】
「いのちが躍る、いのちが歌う、いのちがひらく 〜 STEAM (*):ワクワクを探す旅へ〜」をコンセプトにした、「遊びや学び、芸術、スポーツなどを通じて生きる喜びや楽しさを感じ、共にいのちを高めていく共創・協奏の場を創出する」場である。「創造性の民主化:つくる喜びを全ての人に!」という想いのもと、多様ないのちが出会い分断を越えて協奏する場を作り、社会をかき混ぜ(マドラー)、生きるってこんなにも面白い、ということを伝える場と言う存在を目指している。
(*)科学(science)、技術(technology)、工学・ものづくり(engineering)、アート(art)、数学(mathematics)の頭文字を組み合わせた、心躍動する、創造的・実践的・横断的な学びを表す造語。
大阪・関西万博:https://www.expo2025.or.jp/
いのちの遊び場 クラゲ館:https://expo2025-kuragepj.com/
KURAGE Band:https://steam21.com/kurage_band/
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