物語コーポレーションが食品衛生管理ソリューション「@Form for HACCP」を導入

衛生管理のペーパーレス化を推進し、HACCP対応と店舗指導の高度化を実現

株式会社サトー

株式会社サトー(本社:東京都港区、以下「サトー」)は、焼肉食べ放題専門店の「焼肉きんぐ」をはじめ多様な外食チェーンを展開する株式会社物語コーポレーション(本社:愛知県豊橋市、以下「物語コーポレーション」)が、食品衛生管理ソリューション「@Form for HACCP」を導入したことをお知らせします。同社が展開する複数ブランドの店舗において、衛生管理のペーパーレス化と店舗指導に活用されています。

「@Form for HACCP」を導入した経緯

外食事業の運営およびフランチャイズチェーン展開を行う物語コーポレーションでは、焼肉食べ放題専門店「焼肉きんぐ」をはじめとした複数ブランドを運営し、多様な店舗運営の環境における食品衛生の徹底を重視しています。同社は、中期経営計画「ビジョン2025」において、「新たな価値創造を加速させるDXと本社機能強化の推進」を戦略テーマに掲げており、その一環として店舗におけるHACCP対応の高度化に取り組んでいます。

従来は、衛生管理日報を紙帳票で記録・保管しており、チェック項目には冷蔵機器の温度確認や消毒作業、納品食材の状態、従業員の体調・身だしなみなど、1日5回にも及ぶ記録作業が含まれていました。しかし、紙での運用は、記録漏れや帳票の紛失といったリスクに加え、冷蔵設備の異常や衛生トラブルの早期発見が困難でした。

衛生管理の実施状況をリアルタイムに把握し、店舗指導をより迅速かつ的確に行える環境を整備するため、衛生管理業務のデジタル化が検討されました。その中で、柔軟なカスタマイズ性とUI設計に優れたサトーの「@Form for HACCP」が採用されました。ブランドごとに異なる管理基準や、メニュー変更による管理項目の変更などにも柔軟に対応できる点、さらに、現場の声を取り入れた帳票設計が可能であることが、導入の決め手となりました。

衛生管理の見える化で、現場の管理と質の両方を高度化

「@Form for HACCP」の導入により、店舗の衛生管理業務のDX化だけでなく、さまざまな効率化に寄与しています。

ダッシュボード機能により衛生管理の実施状況を“見える化”するだけでなく、記録ミスが発生しやすい時間帯や項目を明らかにすることで、具体的な改善施策の立案を可能にしました。このほかにも全社的な現場改善の基盤整備に活用されています。

1. 実施状況のリアルタイム把握

各店舗の衛生管理実施状況をダッシュボードで即時に確認可能に

入力漏れや異常値にはアラートが表示され、早期対応が実現

2. 巡回業務の効率化

紙帳票の目視確認が不要になり、エリアマネジャーの作業時間を大幅削減

作業時間削減により、スキル支援や現場サポートに注力可能な体制へシフト

3. 店舗指導の質の向上

実施状況の「見える化」により、記録ミスの傾向や改善点が明確化

指導が属人的でなくなり、全社共通の改善基盤を構築

4. 現場の意識改革

パートナー(パート・アルバイト)も「自分の責任」として衛生管理を自発的に意識が向上

操作性の高さにより、スムーズな現場定着を実現

@Form for HACCPは衛生管理業務のDXを支援するクラウドサービス

食品業界ではHACCP対応のため、さまざまな工程で衛生管理や点検、またそれらの記録作業が必要とされています。

「@Form for HACCP」は、作業現場でタブレットやスマートフォンに点検内容を入力していくことで記録が効率よく、正確にデータ化されるクラウドサービスです。

特徴は、点検手順に合わせた入力フォームを作成でき、基準値逸脱や未記録時にはアラートで即時通知。作業進捗や帳票の確認・承認も遠隔で行え、管理者の負担軽減と迅速な対応を可能にします。通信機器と連携して温度などの数値を自動取得でき、記録ミスや改ざんを防止します。停電中のデータも記録されるため、庫内温度が把握でき食品廃棄の最小化にも貢献します。

詳細はこちら:https://www.sato.co.jp/market/food/haccp_atform/

※その他記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

株式会社物語コーポレーション 概要

1949年、愛知県豊橋市でおでん割烹『酒房源氏』を創業し、1989年に郊外ロードサイド型大型店を開業。その後チェーン経営に大きく舵を切り、現在は国内で直営・FC計744店舗、中国・フィリピン・インドネシアなど海外で計44店舗の飲食店を展開。自己実現を目指す経営理念「Smile & Sexy」を軸に、ダイバーシティ&インクルージョンを推進するとともに、長期経営ビジョン「個の尊厳を組織の尊厳より上位に置き、『とびっきりの笑顔と心からの元気』で世の中をイキイキとさせる」の実現をめざす。

代表者:代表取締役社長 加藤 央之

事業内容:飲食店の経営、運営およびフランチャイズチェーン展開

事業展開:『焼肉きんぐ』『丸源ラーメン』など計19ブランド

連結売上高: 2024年6月期 1,071億円(グループ店舗売上高 1,550億円)

店舗数:国内744店舗(直営492店舗、FC252店舗)、海外44店舗 2025年4月末時点

URL:https://www.monogatari.co.jp/

株式会社サトー 概要

あらゆるものを情報化して、社会のうごきを最適化する。サトーグループは、90を超える国・地域でビジネスを展開する創業1940年のグローバル企業グループです。バーコードやRFIDなどに代表される、自動で情報を認識・入出力するための技術(自動認識技術)を用いて、リアルな世界のあらゆるものを情報化し、その情報を活用することで、現場ごとに最適な課題解決の仕組みを提供しています(2025年3月末時点、連結売上高1,548億円)。

所在地 :東京都港区芝浦3 丁目1 番1 号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN

代表者:代表取締役 社長執行役員 グループCEO 小沼 宏行

資本金 :84億円(2025年3月31日現在)

企業HP:https://www.sato.co.jp/

事業内容:自動認識ソリューション商品(ラベルプリンター、RFIDプリンター、ラベル自動印字貼付機、ソフトウェア、シール・ラベル、RFIDタグ、ハンドラベラー等)の企画、開発、設計、製造、販売、保守。バーコードリーダー、RFIDリーダー、自動貼りロボットなど他社周辺機器を組み合わせた総合的なソリューションの企画提案。

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会社概要

株式会社サトー

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URL
http://www.sato.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区芝浦3-1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN
電話番号
03-6628-2400
代表者名
小沼 宏行
上場
東証プライム
資本金
84億円
設立
1951年05月