「ケミカルマテリアルJapan2023-ONLINE-」に出展

~独自の技術から生まれたイソプレンケミカル関連の高機能材料3点を紹介~

株式会社クラレ

 株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、10月23日から開催されるオンライン展示会「ケミカルマテリアルJapan2023-ONLINE-」に出展します。持続可能な社会に向けた先端化学材料・製品が集結する「先端化学材料・素材総合展」にて、当社の独自技術から生まれたイソプレンケミカル関連の高機能材料3点を紹介します。

1.  出展製品

想定用途は自動車のボディなど想定用途は自動車のボディなど

反応性希釈剤・アクリル変性剤・UV硬化促進剤IPEMA

 反応性の異なる二重結合を複数有する新しい架橋剤です。UV硬化材料やポリマー原料に用いることで、物性の向上が可能です。UV硬化をはじめとするラジカル重合の酸素による阻害を低減するという特長も有し、UV硬化に必要な時間とエネルギーを削減します。

想定用途:自動車のボディや内外装部品のハードコート、UVインク、接着剤、加飾フィルム、道路遮音板、看板、建材・木材、電化製品など


 ・ 液状酸素吸収剤DPNG

 製造工程や製品の品質にさまざまな悪影響を及ぼす酸素を、有機物単独で吸収し分解する新材料です。液状のため、各種材料への混合が容易です。酸素による阻害を抑制することで、高いUV硬化性を実現するほか、樹脂・金属などの酸化劣化を防止します。

想定用途:自動車のボディや内外装部品のハードコート、UVインク、接着剤、3Dプリンター材料、屋外用プラスチック、金属ペースト・インクなど


環境調和型エーテル系反応溶媒MTHP

 高い溶解力と水との分離性を有する新規エーテル系反応溶媒です。各種材料の溶解や反応溶媒として幅広く利用されているTHF(テトラヒドロフラン)並みの溶解性に加え、THFには無い水との分離性、高い安定性・安全性などの特長を有します。水にほとんど溶けないため回収・再利用でき、工程の簡略化によるCO₂削減や廃水処理における環境負荷低減などが期待できます。

想定用途:反応溶媒、重合溶媒、抽出溶媒、コーティング溶剤など


2.  展示会概要

名称          ケミカルマテリアルJapan2023-ONLINE-

開催日時    2023年10月23日(月)10:00 〜 11月27日(月)10:00

来場方法    事前登録制(参加無料)

公式サイト https://www.chemmate.jp/

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会社概要

株式会社クラレ

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URL
http://www.kuraray.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区大手町2-6-4 常盤橋タワー
電話番号
03-6701-1000
代表者名
川原仁
上場
東証プライム
資本金
890億円
設立
1926年06月