台車ロボット用のROS PC(UM350)オプションを発売
ハードウェア・ソフトウェアの両面でスペックを刷新
ヴイストン株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:大和信夫)は、各種の研究開発用台車ロボットに設定されているROS PCオプションの新モデル「ROS PC(UM350)オプション」を発売します。
■主な特徴
弊社にて販売している研究開発用台車ロボットに設定されているROS PCオプションは、ROSを実行する推奨環境をセットアップ済みの状態で販売しているもので、台車ロボット本体購入時のオプションとして、多くのご支持をいただいています。今回発売する「ROS PC(UM350)オプション」は、既存品「ROS PC(UM340)オプション」の後継品で、ハードウェアのスペックの向上と、UbuntuバージョンおよびROSのディストリビューションの更新を行っております。
弊社製の研究開発用台車ロボットと合わせて本オプションを導入いただくことで、研究開発用台車ロボットに最適なROSの実行環境が得られ、LiDAR(LRF)やデプスカメラからの情報を適切に処理・活用することが可能となります。また、本オプションと合わせて拡張機器用電源基板 VS-WRC054を搭載することにより、研究開発用台車ロボットの本体内に搭載されたバッテリーからの駆動が可能となるなど、トータルパッケージとしての取り扱いが容易であることが大きな特徴です。
■本オプションのスペックについて
今回発売する「ROS PC(UM350)オプション」においては、ベースの筐体としてMINISFORUMブランドの「Minisforum UM350 ミニPC」を採用しました。16GBのRAMと256GBのSSDを搭載し、ROS実行環境として十分なスペックを実現しています(製品仕様については、予告なく変更となる場合があります)。
なお、本オプションを弊社製研究開発用台車ロボットに搭載する場合、拡張機器用電源基板 VS-WRC054が別途必要となります。
【新発売品と既存製品との比較】
ROS PC(UM350)オプション | ROS PC(UM340)オプション(旧製品) | |
ベース筐体 | MINISFORUM UM350 | MINISFORUM UM340 |
OS | Ubuntu20.04 (64bit) | Ubuntu18.04 (64bit) |
ROS | ROS Noetic | ROS Melodic |
CPU | AMD Ryzen™ 5 3550H | AMD Ryzen™ 5 3450U |
RAM | 16GB (8GB x 2) | 8GB |
ストレージ | M.2 SSD 256GB | M.2 SSD 256GB |
グラフィック | Radeon™ Vega 8 Graphics | Radeon™ Vega 8 Graphics |
(※)製品の仕様は予告なく変更となる場合があります。
ヴイストン株式会社の公式Webショップにてご注文を受け付けます。
本製品は、弊社製研究開発用台車ロボットの本体ご注文時の有償オプションです。また、台車ロボットに搭載する際には、拡張機器用電源基板 VS-WRC054が別途必要となります。
・ROS PC(UM350)オプション :253,000円(10%消費税込み)
製品ページ: https://www.vstone.co.jp/products/wheelrobot/
■本件に関するお問い合わせ先
ヴイストン株式会社
〒555-0012 大阪府大阪市西淀川区御幣島 2-15-28
E-mail: infodesk@vstone.co.jp
https://www.vstone.co.jp/
AMD、AMD Ryzen、Radeonは、Advanced Micro Devices, Inc.の登録商標または商標です。
UbuntuはCanonical Ltd.の商標または登録商標です。
MINISFORUMロゴは、BESSTAR TECH LIMITED株式会社の登録商標です。
ROSは、Open Source Robotics Foundation, Inc.によるオープンソースのプロジェクトです。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、一般に各社の登録商標または商標です。
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