生成AIを活用したプロダクトデータプラットフォーム「Lazuli PDP」の機能をアップデートし、2024年2月から随時提供開始

～新機能「ハッシュタグ生成」、「カラー推定」により、ECサイトの顧客体験改善にかかるコストの大幅な削減を実現～

Lazuli株式会社

2024年3月7日 11時00分

AIを活用して商品マスタ整備を高速・高精度に実現できるSaaS(Software As A Service)による「Lazuli PDP(Product Data Platform)」を提供しているLazuli株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：萩原静厳、以下Lazuli）は、2023年2月より、「Lazuli PDP」の機能を大幅にアップデートし、二つの機能を新たに提供開始しました。

「Lazuli PDP」は、複数のデータベースに点在していた商品情報を統合し、データの連携に必要な商品説明文やメタタグ、ハッシュタグといったプロダクトデータを生成し、各連携ツールに合わせたフォーマット変換を自動で行うSaaSです。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、メタタグの付与やカテゴリ推定などを行い、ユーザに提供しています。今回の機能アップデートにより、新たに生成AIによる「ハッシュタグ生成」と「カラー推定」が可能となりました。

今回機能として追加された「ハッシュタグ生成」は、指定されたパラメーターに即して、最適なタグを生成する機能です。実際に生成したいハッシュタグの用途をイメージしながら、所定の項目をチェックすることで、理想的なハッシュタグが生成されます。ECサイトの運営者が、手間をかけずに商品情報を増やしたり、ECサイト上の回遊率を向上させるためのキーワードとして利用できます。

また、「カラー推定」の機能が拡充したことで、カラー情報を有していない商品に対し、商品名、商品説明文、商品スペックから、該当商品のカラーカテゴリを推定することができるようになります。入力値となる自然言語（商品名、商品説明文、商品スペック）をベクトル化し、独自のAIモデルを適用することで実現しております。推定されたカラーは日本語名称とカラーコードで定義されるため、データのフィルタリングやWEB上での表現にも役立ちます。

Lazuliは、AI、中でも自然言語処理に非常に大きな強みがあります。今回の機能のアップデートにより、商品検索におけるエンドユーザの購買体験向上やサイト内の回遊性向上を実現するとともに、「Lazuli PDP」を通じて、商品情報の流通に関する社会課題の解決を目指します。

Lazuliでは、今回の機能のアップデートにより、EC事業を展開する小売業をはじめ、製造業やD2C事業者を対象に、さらなる「Lazuli PDP」の導入を目指します。

Lazuli PDP(Product Data Platform)とは

Lazuliが開発、提供する「Lazuli PDP」は、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括して管理し、またデータの活用方法に合わせ、利用しやすい形にデータの加工、生成を行うためのプロダクトデータプラットフォームです。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、効能や製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行います。これらの情報はLazuliが持つ商品情報データベースに格納され、「Lazuli PDP」として、ユーザーに提供されます。
https://lazuli.ninja/product-data-platform/

＜Lazuliについて＞

Lazuli株式会社は2020年7月に設立されたスタートアップです。高度なAI技術とクラウドを駆使し、AI商品マスタとして、世界中の商品情報をビジネスに関わる誰もが利用できるSaaSの開発と、提供を進めています。商品が製造、流通、販売される中で、企業間、あるいは企業内においても、商品に関するデータはスムーズに同期されていないのが現状です。これがDXを阻害している大きな要因の1つと考えています。Lazuliはこれを解決すべく、ビジネスに携わる人が容易に商品の情報にアクセスできるSaaS型クラウド製品マスタLazuli PDPを開発・提供しています。